CHINTAI街歩き特集~吉祥寺編~

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「ホテル暮らし」で街をお試し。CHINTAIがおすすめする、お部屋さがしの新ステップ。ホテルステイでその街の暮らしをイメージしよう!試住もCHINTAI。
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都内の人気エリアから、ちょっとディープなスポットまで、実際に歩いてその街の魅力を伝える同連載。今回は吉祥寺周辺を探索してみよう。

吉祥寺はどんな街なのだろうか?

吉祥寺はどんな街なのだろうか?

新宿駅から中央線で約15分。吉祥寺と呼ばれるエリアは東京都武蔵野市に位置する「東京都下」で、東京23区内ではない。しかし、「住みたい街ランキング」など、たびたびメディアに取り上げられることが多い街だ。

なぜこの街は高い人気を誇っているのだろうか? 実際に歩いてその魅力を確かめてみよう。

サンロード商店街の様子

サンロード商店街の様子

吉祥寺の商業エリアは、主に駅北口側だ。吉祥寺駅のリニューアルに合わせてオープンしたアトレ、キラリナなどの駅ビルやロフト、パルコなどの商業施設が集まっている。さらに、サンロード商店街やダイヤ街など多くの商店街がつながり、飲食店や雑貨店、薬局など生活に欠かせない商店が軒を連ねる。土日ともなれば、吉祥寺在住者はもちろん近隣からも多くの人が訪れ、にぎわいをみせる。

ダイヤ街

ダイヤ街

この商店街だけで、生活必需品はそろえられそうだ。また、ボーリング場やバッティングセンター、映画館などの娯楽施設も充実しているので、デート中のカップルの姿も目立つ。

松坂牛メンチカツが有名な「サトウ」の前には、行列が絶えない

松坂牛メンチカツが有名な「サトウ」の前には、行列が絶えない

さらに魅力的なのは、幅広いジャンルの飲食店。地元の名物と言われるコロッケや焼き鳥ほか、ラーメン店の数も年々増えてきているそうだ。写真は、松坂牛を使用したメンチカツが人気の「サトウ」。小雨日和にも関わらず、この行列。

「大人の秘密基地」のような雰囲気

「大人の秘密基地」のような雰囲気

主要商店街から少し逸れた場所にある「ハーモニカ横丁」は、昭和情緒が残る飲み屋エリア。迷路のような細い路地に100件近い飲食店や商店が立ち並び、昼夜問わずたくさんの人々でにぎわっている。ここでお気に入りの飲み屋を探すのも楽しそうだ。

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少し駅から離れてみようと思い、ふらふらと歩くこと10分。周囲を見渡せば住宅街が広がっていた。駅前の喧騒とは違い、こちらには静かな時間が流れている。

歩いているだけで治安の良さを感じる街の落ち着き具合。これなら初めての一人暮らしや子育てに安心だろう。ちなみに、武蔵野市は自治体による子育て支援が充実している。中学卒業までの医療費自己負担分は全額補助、全小学校で放課後に職員を付けて教室・校庭・図書館開放するなど、学童保育でなくても安心して子どもを預けられる制度があるのだ。

駅近くにある「吉祥寺市政センター」。手続きなどはこちらへ

駅近くにある「吉祥寺市政センター」。手続きなどはこちらへ

武蔵野市の主要駅ということもあり、役所や病院などの施設が徒歩圏内にあるのも魅力的だろう。武蔵野市役所は隣駅の三鷹駅からバスに乗らないといけないが、駅近くの「吉祥寺市政センター」に行けば、住民票の登録や住民基本台帳カードの申請など、基本的な手続きを行うことができる。

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南口から歩くこと約10分の場所には、地域の基幹病院である「吉祥寺南病院」がある。24時間の救急体制も整備されていることもあり、万が一の時も安心だ。

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吉祥寺といえば、「井の頭公園」(本称・井の頭恩賜公園)の存在も外せない。園内は緑で溢れ、春になると池の周囲に桜が咲き、たくさんの花見客でにぎわう。また、近辺にはマンガ家が多く住んでいることでも知られている。やはりあの赤と白のストライプの服装が目立つからか、楳図かずおさんの目撃情報が多いそうだ。

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井の頭公園内には、「となりのトトロ」や「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などで知られる「スタジオジブリ」の世界を体験できる「三鷹の森ジブリ美術館」がある。予約制ではあるが、なかなか見られない貴重な資料の展示やオリジナル短編アニメーションの上映など、ジブリファンなら一度は訪れたい聖地だ。

今回、歩きながら改めて感じたのは、ほかの街に比べて吉祥寺は圧倒的に商店の数が多い。しかもエリアごとに店の雰囲気が一変するので、その日の気分によって訪れる場所を変えて楽しむことができる。また、井の頭公園のような自然を感じられる公園は、日常の癒しの場としてうってつけだろう。

吉祥寺在住の友人は、「一度住んだら離れられない。たとえ引越ししても、また戻ってきたい街」と語る。実際に街歩きをしてみると、その言葉の意味が少し分かったような気がする。まだ訪れたことがない人は、ぜひ一度ぶらりと吉祥寺の魅力に触れてみてはいかがだろうか?

(長橋諒+ノオト)

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