【失敗談】一人暮らしの部屋探し失敗ポイント&後悔しないアパ―ト・マンションの部屋選びのポイント

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なんとしても避けたい部屋探しの失敗

困る女性
後悔先に立たず

新生活シーズン到来。この春、初めて引越しを経験するという人も多いのでは? 慣れない部屋探しや引越しのダンドリでドタバタし、住み始めてから「こんなはずじゃなかった……」と後悔することもあるだろう。

写真や内見での印象はよくても、住んでみないと分からないことが多いのが部屋探しだ。とはいえ、失敗したからといって簡単に住み替えできるわけではない。部屋探しでの失敗はできるだけ避けたいところだ。

そこで、今回は一人暮らしでありがちな部屋探しの失敗エピソードを紹介。理想の部屋を選ぶためのポイントを解説する。

一人暮らしの部屋探し失敗談1.繁華街の近くに住んだら、騒がしくて寝不足に!

都会の夜景
都会のターミナル駅。騒音は想像以上だったりする

せっかくの一人暮らし。通勤・通学の利便性はもちろん、買い物スポットも充実しているターミナル駅や繁華街の近くに住みたい!と考える人も多いだろう。

しかしその反面、繁華街に暮らすデメリットとなるのが騒音問題。駅前を行き交う人や車の音、深夜営業の店舗の明かりなどは、暮らし始めてみて初めて「失敗した……」と気づくこともあるだろう。

このような失敗を防ぐために、繁華街の近くに暮らす場合は昼だけでなく夜にも物件周辺を下見しておくようにしよう

一人暮らしの部屋探し失敗談2.日当たりが悪く、部屋が湿気・カビだらけに!

暗い部屋
部屋が暗いと気持ちまで沈む

一人暮らしにはお金がかかる。特に「仕事や学校で日中は家にいない」という場合には、少しでも家賃を抑えるため、日当たりにこだわらず部屋を決めることもあるだろう。

しかし、日当たりは部屋の明るさや温かさだけでなく、湿度にも影響する。日当たりが悪い部屋を選んだせいで室内に湿気がたまり、お気に入りの服や本がカビだらけになってしまった……という失敗エピソードも多い。日当たりや風通しの良さは、入居前にしっかり確認しておこう。

もちろん日当たりを重視するなら、一日を通して太陽の光が射し込む南向きの物件がベスト。しかし、必ずしも希望のエリアや条件で南向きの部屋が見つからない場合もある。

そんな時におすすめなのが東向きの物件。朝の早い時間から昼にかけてたっぷり日光が差し込むため、「朝起きて、日中は家にいない」というライフスタイルの人にピッタリだ。

逆に、夜間勤務など夜型のライフスタイルの人には、午後に日光が差し込む西向きの物件もおすすめだ。ライフスタイルに合わせて部屋の方角を選ぶとよいだろう。

一人暮らしの部屋探し失敗談3.家賃が高く、生活を圧迫!

家賃と収入のバランスに注意
安易な「どうにかなる」はどうにもならない

立地条件や部屋の設備も100点満点! ただ、家賃がちょっと予算オーバー。「頑張って働くから大丈夫!!」と意気込んで契約したものの、やっぱり暮らし始めてから生活が苦しくなってまった……。こんな失敗もよくあるパターンだ。

家賃は「手取り収入額の3分の1以下」に抑えるのが家計のベストバランスと言われている。時間をかけてやっと見つけた理想の物件、手放したくない気持ちもわかるが、まずは無理なく支払える家賃の範囲内で物件を探すようにしよう。

また家賃だけでなく、管理費・共益費などの支払いが毎月発生する物件もあるのでよく確認しよう。学生や新社会人の場合には、自分だけで判断せず、家族や一人暮らしの先輩に相談しながら部屋を選ぶとよいだろう。

一人暮らしの部屋探し失敗談4.駅から遠く、夜の帰宅が怖い!

暗い道
女性は特に気をつけたい防犯面の失敗

女性に多くみられるのが、駅から遠い物件を選んでしまったため、夜遅い帰宅が怖いというケース。駅から離れた物件は家賃が抑えられ、落ち着いた住環境であるなどメリットはあるが、防犯面から考えると危険な場合もある。

特に、女性の部屋探しにおいて防犯面は優先事項だ。住みたい物件が駅から遠い場合は、最寄駅やバス停などから物件までの道のりを実際に歩いてみて、暗い道や人通りの少ない道がないかどうかチェックしよう。きちんと街灯が整備されていたり、夜間営業の飲食店やコンビニなどがあったりするようであれば、多少駅から離れていても安心して帰宅することができる。

また、オートロックや防犯カメラなど、防犯設備のしっかりした物件を選ぶことも大切だ。

一人暮らしの部屋探し失敗談5.部屋が思ったより狭く、家具が入らない!

新居に家具が置けるか確認を
家具・家電が置けるかどうか、内見時にしっかり計測しておこう

内見時、家具などが何も置かれていない部屋は広く見える。しかし、実際に荷物を搬入してみると、思ったより狭いことに気付くだろう。「これくらいのサイズなら置けるだろう」とざっくり判断してしまっては危険。購入した家具が実際には部屋に入らなかった、予定していた場所に置けなかった……という失敗談も、よくあるケースだ。

こうした失敗を防ぐため、家具や家電を置く予定の場所のサイズを事前に測っておこう。特に、冷蔵庫や洗濯機など置き場が決まっている家電については、内見の際にメジャーを持参してサイズを計測しておくと安心だ。

また、見落としてしまいがちなのが、玄関や階段、共用廊下などの幅や高さ。部屋には置けるサイズでも、搬入経路を通ることができなければ意味がない。合わせて確認しておくようにしよう。

失敗しやすいポイントを知っておけば、一人暮らしの部屋探しはうまくいく!

笑う女性
ポイントを抑えて後悔のない部屋探しを

特に初めての一人暮らしでは、わからないことだらけで不安も多いものだ。今回紹介した先人たちの失敗エピソードに学び、立地や周辺環境、設備などの希望条件を絞っていこう。

また、予算内で全てにおいて理想的な物件を見つけるのは難しいもの。希望条件には優先順位をつけ、ある程度の妥協点を見つけることも大切だ。不安な点は不動産会社の担当者にしっかり聞くなどして、満足のいく部屋を見つけてほしい。

文= izumiM

九州在住、男の子2人の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代

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CHINTAI編集部
CHINTAI編集部

1992年創業、お部屋探しや生活の情報を発信してきた株式会社CHINTAIが運営するWebメディア。引越しに関する情報はもちろん、家事や家計、季節の楽しみなど日々を豊かにする知識を調査・ご紹介。
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