一人暮らしの日用品・消耗品の費用は1ヶ月でどれくらい?節約するコツとは?
意外と多い?一人暮らしの日用品・消耗品にかかっている費用は?

一人暮らしの出費の中でも見えづらいのが日用品・消耗品にかかる費用。細々とした出費が多いため、合計で一体いくらかかっているのか気になる人も多いのではないだろうか。
そこで今回は、政府の統計データから日用品費を計算したうえで、それらをどう減らしていくかについて考えてみた。
この記事でわかること
日用品費の平均は、男性は約2,400円、女性は約8,000円
消耗品の代わりに耐久品を使って節約を!
コンビニを使わないことで節約に!
このページの目次
男女差がかなり大きい!?一人暮らしの日用品費
総務省統計局による家計調査年報(家計収支編)平成28年(2016年)によると、35歳未満の男女はそれぞれ月間で、男性は約2,400円、女性は約8,000円を日用品費にかけていることがわかる。
つまり、男性は年間約28,800円、女性は年間96,000円程度日用品にかけていることになる。
内訳は、下記の通りだ。

月の出費はそこまで多くないとはいえ、塵も積もれば山となると言うように1,000円節約できれば年間12,000円節約できることを考えれば、節約に挑戦する価値はあるといえるだろう。
※参照:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)平成28年(2016年)」
一人暮らしの日用品費を節約するコツ
意外と年間を通して家計を圧迫している日用品費。ちょっとした意識で節約することができるので、ぜひ今回紹介するコツを取り入れてみて!
日用品費節約のコツ① 消耗品の使いすぎを控える

日用品のうちの30%~40%を占めるのは、ラップや洗剤、シャンプー、トイレットペーパーなどの消耗品である。これらの出費を抑えるには、まず意味もなくたくさん使ってしまわないようにすることが大切である。
例えば、油汚れは先にティッシュで拭けば洗剤の消費を抑えることができる。また、ラップなどもサイズの違うものを用意することで、食器の大きさに合わせて使おう。
また、消耗品の代わりに耐久品を使うことでもかなり消費を抑えることができる。紙皿、割りばしなども毎食使うと出費が大きくなりやすい。また、何かを拭くときにはティッシュなどではなく布巾を使うことがおすすめだ。布巾の汚れや臭いが気になる場合は、煮沸消毒などで解消できる。
日用品費節約のコツ② セールを利用する&まとめ買いをする

スーパーなどで日用品のセールをやっている場合、見逃さないようにしよう。一人一個までのようなルールがない場合はセール時にできるだけまとめ買いをしてしまうのがおすすめだ。
また、インターネットを利用することでお得に買いものができる場合もある。特にまとめ買いをすることで、定価よりもかなり安く買える場合が多い。さらに、ネットならトイレットペーパーやティッシュ、洗剤など、一気にたくさん持って帰るのが大変なものも自宅まで届けてもらえる。
これらのような生活必需品に関しては収納場所があるならネットでまとめ買いしておくのがいいだろう。
日用品費節約のコツ③ コンビニは使わない

今では多くの日用品もコンビニで手軽に買うことができる。非常に便利なのは確かだが、薬局やスーパーなどで買うよりも割高である。そのため、買い忘れていて今すぐ必要、といった場合でなければ使わないのが吉だ。
まとめ買いをしてストックしておくことで、切らしてしまったものを近くのコンビニに買いに走る、といった事態も防ぐことができる。
日用品費節約のコツ④ お金をかけるべきものとそうでないものを考える
日用品は、必要最低限を安価なものでそろえれば、かなり出費を抑えられる。そうはいっても、生活に密着する日用品にはこだわりをもちたい人も多いだろう。その場合、無理して切り詰める必要はない。大切なのは、こだわりたい部分にお金をかけ、そうでない部分は節約する、という意識をもつことだ。
例えば、料理が趣味の人は食器や調理器具にはこだわりたいと感じるだろう。しかし、洗剤やシャンプー、リンスなどにはそこまでお金をかける必要がないかもしれない。自分の生活を豊かにするために何が必須で、何が不要なものかを見極めることで、節約しつつも楽しく毎日を送ることができる。
意外と高い一人暮らしの日用品費。がんばって節約してみよう!

1つ1つの単価はそこまで高額ではないため、必要以上に購入してしまいがちな日用品。一人暮らしは家賃やインターネット代などなにかと出費がつきもの。上手に節約をして、充実した一人暮らしを送ろう!