おしゃれな北欧風の部屋作りのコツとは? インテリアや雑貨の選び方
お部屋を北欧風インテリアにするにはどうしたらいいの?

部屋のインテリアがマンネリ化してしまい、面白みのない空間になってはいないだろうか。そんな時には、インテリアスタイルを変更してみよう。今回、おすすめしたいスタイルは「北欧風インテリア」。シンプルでナチュラル、しかも明るく元気な印象もある。
では、実際に北欧インテリアを自宅に取り入れるためにはどうしたらいいのか。北欧の人々と日本人は確かに似ているところがあるが、全く同じではない。例えば、北欧の人々は窓にカーテンをしない場合が多い。窓辺に美しい照明や小物などを飾って、外から見ても楽しめるよう考慮している。
しかし日本人の性格を考えると、外から家の中が丸見えになることに抵抗感がある人は多いだろう。そのため、北欧インテリアをそのまま取り込むことは得策ではない。そのため、北欧のデザインを取り入れつつ、日本人の生活に適したインテリアにすることが大切である。
今回は、北欧風インテリアを部屋に取り入れるためのポイントをご紹介する。
手軽に北欧風インテリアを実現するために効果的なポイントとは

世界的にも有名な建築家がデザインした北欧の家具は、何十年も前にデザインされた家具であるにもかかわらず、今見てもスタイリッシュで飽きにくいデザインが多い。椅子であれば座り心地は当たり前のこと、素材や作り方にもこだわっている良質な家具だ。
そんな北欧デザインの家具。素敵ではあるが高価であるため、なかなか手を出しにくいといった人も多いのではないだろうか。
そこで今回は、もっと手軽に誰でもリーズナブルに取り入れられる北欧風インテリアを紹介しよう。ポイントを押さえればグッと北欧らしくなる!
北欧風の雰囲気にしたいなら、“脚”がポイント!?
家具選択のポイントは、脚付きをチョイスすること。それだけでも北欧風インテリアの雰囲気に近付くだろう。

UNE BONNE(ウネボネ)ソファ 座椅子 1人掛 チェア 背もたれ7段階・ヘッドレスト14段階リクライニング 北欧風 木製脚 脚部脱着可 脚のみ取付 ディープブルー
ポイントは、ソファの脚部分だ。出来る限り細めのものを選択すると北欧らしくなる。もちろん、ソファだけではなくローテーブルやキャビネットなどの脚も細い方が良いだろう。
北欧風インテリアの決め手はカラーコーディネート

部屋の中と言うのは、白い壁や天井、ベージュの床というのが一般的。そのような普通の部屋でも、北欧風インテリアを実現することは不可能ではない。具体的な方法としては、ベースとなる壁や床の色に合わせて北欧の国旗をイメージする青や黄色、赤などを選択しよう。
おすすめアイテムは、カーテンやソファカバー、クッションカバーなどのファブリック類。簡単な方法として、好きな色を「1色」か「2色」程度を取り入れてファブリックに反映させよう。この方法であれば、賃貸物件の人でも取り入れやすい。
特に、北欧デザインはカラフルで大胆な柄のテキスタイルが豊富にある。部屋のアクセントとして有効活用できるだろう。北欧デザインの一例として、2008年フィンランド・ヘルシンキで若手クリエイターによって誕生したカウニステ。この「シュガー」という名のクッションカバーは、優しいブルーを基調としており、インテリアとしても採用しやすいアイテムだ。

KAUNISTE (カウニステ) SOKERI CUSHION COVER (ブルー) クッションカバー 北欧 雑貨
なお、ナチュラルな雰囲気にしたい場合には、グリーンとブルーをチョイスするのがおすすめ。
北欧風インテリアは灯りにこだわりを持とう!

IKEA KNAPPAペンダントランプ (200.767.96)
よくある部屋のパターンとしては、天井に直付けされた1灯のみで部屋全体を均一に照らす方法だろう。部屋全体では明るく見やすいが、反面のっぺりとした印象になり味気なく北欧風インテリアとは言い難い。
暗くて寒い冬の日々が続く北欧では、照明を巧みに取り入れてホッとする空間づくりに長けている。そのため、照明器具自体がスタイリッシュでデザイン性の高いものが多い。北欧風インテリア作りにおいて、照明器具はキーポイントとなるアイテムと言えるだろう。
おしゃれで目を引くデザインのペンダントライトを、チョイスするだけでも雰囲気は変化。ECサイトで探すと北欧風のリーズナブルな照明が豊富にある。
他には、フロアスタンドを組み合わせて多灯づかいもおすすめ。持ち運びもできて、使い勝手も良いといったメリットがある。
北欧雑貨類で北欧気分を盛り上げよう!

スカンジナビア マグ フリーカップ 白樺 8.1cmx6.5cm ms-fc-sh
北欧は、雑貨にも力を入れている。皿一枚にしても、思わず飾って置く価値のあるおしゃれなデザインが数多く存在する。鍋や花器などの日用品は、機能的かつデザインにも配慮していることが多い。
そこで、コップや皿といった食器類を北欧デザインで取り揃えてみてはいかがだろう。いっぺんにたくさん揃えなくても問題はない。少しずつ揃えて収集していく楽しみもあるだろう。
北欧風食器の例として、画像のような白樺をモチーフに取り入れたカップはおすすめだ。淡い優しいカラーリングは、北欧テイストらしい印象を与える。
そんなデザイン性の高い食器を、食器棚の中に見えないようにしまっておくのは勿体無い。できれば、ディスプレイ兼収納として見せる収納を選択しよう。その際には、ぎゅうぎゅうに詰め込んで収納するのではなく、多少ゆとりを持って収納するとスッキリ見える。
手軽に北欧風インテリアを生活に取り入れよう

北欧風インテリアは、けして難しいものではない。基本的にはシンプルかつ機能的、そして温かみのあるインテリアと思って問題はないだろう。
北欧風インテリアビギナーは、小さい雑貨から集めてみることをおすすめしたい。
文=megumi