【シューズボックス収納術】玄関収納アイデア!賃貸物件でもできるコツをご紹介
玄関収納は意外と活用できていない

玄関は、普段の暮らしの中で常に目につく場所ではないため、収納がおろそかになりがちな場所。使いにくいと思いつつも、放っている方も多いのではないだろうか?
しかし、玄関収納をもっと活用し、使いやすさを追求すれば、出発前や帰宅後のバタバタも減らせるはず。でも、うちの玄関収納は狭いし……と諦めるのはまだ早い!
今回は、玄関収納を見た目以上にアップさせる方法と、上手に収納を活用するコツについて解説しよう。
玄関収納を活用する前に、不用品を片付けよう

どれだけ効果的な収納方法でも、不用品が多ければ、いつまでも片付くことはない。まずは、いらない物を処分することから始めよう。
また、玄関で使わない物なのに、なぜか玄関にしまわれていることも少なくない。物は使う場所の近くにしまう、という収納の鉄則に従い、正しい場所へ移動させよう。
「今、玄関付近で使う物」だけを残したら準備はOK。さっそく、収納にとりかかろう!
賃貸でも大丈夫! 120%玄関収納活用術

それでは、玄関収納の活用術を紹介したい。もちろん釘を打ったり、壁紙がはがれたりすることもないので、賃貸でも安心。自分に合わせた収納方法を選んでほしい。
1.便利アイテムで靴の収納力アップ

しまいきれない靴に悩んでいるなら、便利なアイテムを使って収納を活用しよう。
シューズラックやシューズホルダーなどと呼ばれる、一足分の靴を重ねて収納できるグッズを使えば、収納力は2倍にアップ! 100円ショップやホームセンターなどで揃えられる。空いたスペースを使えば、もっと多くの物をしまえるようになるはずだ。
2.靴箱の扉の裏に小物を収納
靴箱の扉の裏を活用すれば、さらに収納力をアップできる。
粘着式のフックを取り付ければ、靴ベラや小さめのほうきなどを吊り下げた収納が可能だ。賃貸の場合には、きれいにはがせるタイプのものを選べば、原状回復もできる。
また、タオルハンガーを取り付けて、スリッパをさしこんで収納できるラックとして活用しよう。吸盤タイプを選べば、賃貸でも安心だ。
3.玄関ドアには忘れたくない物をサッと収納
マグネットや粘着テープ、吸盤などがついた収納アイテムを使えば、玄関ドアの裏にも収納が可能だ。
本来は何かを収納する場所ではないものの、小物や傘の収納に活躍してくれる。
マグネットや吸盤のついた小物入れには、印鑑やボールペンなどを入れておこう。また、粘着式フックを貼り付けて鍵をかけておいたり、マグネットタイプの傘立てを取り付けたり、と活用できる。
4.突っ張り棒や突っ張り棚でデッドスペース撲滅

どうしても今ある収納だけでは足りないなら、突っ張り棒や突っ張り棚でデッドスペースを活用しよう。
突っ張り棒を取り付ければ、傘を吊り下げて収納するのにぴったり。S字フックを使えば、他にもさまざまなアイテムを収納できる。また、目線より高い位置に取り付けた突っ張り棚には、使用頻度の低いアイテムやシーズンオフの靴などを収納するのにぴったり。
突っ張ることができる二面の壁があれば取り付けられるので、これまで収納力不足を嘆いていた方も、もう一度玄関を見直してみよう。
すっきり玄関収納を長続きさせるコツ

せっかく使いやすくてすっきりした玄関収納を実現できても、続かなければ意味のないものになってしまう。長続きさせるためのコツを紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
物を増やさない
収納力が低下するのは、物が増えることが大きな原因。どんな収納にも、しまえる量には限界があることを意識し、必要以上に物は増やさないように心がけよう。
何か一つ増やす場合には、今ある分から一つ減らすといった具合に、絶対量を変えないと決めておくと、物が増えにくくなる。
「ちょい置き」しない
ポストに入っていたチラシやちょっとした荷物など、玄関にはつい「ちょい置き」してしまうことが少なくない。その結果、ごちゃついた印象となり、片付かない収納になってしまう。
できるだけちょい置きしないことも大切だが、どうしても置いてしまうのであれば、そこが収納場所として適しているとも考えられる。ちょい置き専用の収納スペースを確保してみてもよいだろう。
玄関は家の顔でもあり、すっきりさせておきたい場所。便利なアイテムやちょっとしたコツを取り入れれば、狭い収納スペースもフル活用できる。「どうせ狭いから……」などと諦める前に、玄関収納を見直してみてはどうだろうか?
文= izumiM
九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代