服が多い人必見!引越し前の服の手放し方や梱包方法を確認しよう
引越し準備でネックになる服の量! あなたは持ちすぎていないだろうか?
新居の契約を終え、入居日が決まったらいよいよ引越しの準備。食器や日用品など梱包しなければならないものがたくさんあるが、中でも数が多く手間取るのが洋服の梱包だ。
今回は、引越しの際の服の効率的な梱包方法や服の量の見極め方、服を処分する場合の断捨離のコツなどを紹介する。引越しを予定している人はぜひ参考にしてほしい。

この記事でわかること
服を簡単に梱包する方法「衣装ケースはそのまま運ぶ」「ハンガーボックスをレンタル」など
引っ越しは断捨離の機会!料金がかさまないよう、フリマアプリやリサイクルショップで売るのがおすすめ
服の処分に困ったら「1年以上着ていない」「サイズが合わない」などを基準に判断しよう
このページの目次
引越しのときの洋服の梱包方法
まずは洋服類の梱包方法について。たくさんの洋服を持っている場合、1枚1枚畳んで段ボールに詰めるのは非常に大変だ。そこで、効率的な洋服の梱包方法を3つご紹介しよう。
引越し時の洋服の梱包方法➀:衣装ケースに入っているものはそのまま運ぶ
元々衣装ケースに収納している洋服は、衣装ケースに入れたまま運んでもらうことができる場合もあるので業者に問い合わせてみよう。特に下着類であれば衣装ケースが満杯でも重くなりにくく、気軽に運び出すことができる。
この場合、収納ケースが開かないようにガムテープなどで封をしておく必要がある。また、キャスターの付いているものは運搬中に転がらないように事前にキャスターを外しておこう。また、ケース同士を重ねる場合は段ボールよりも滑りやすいため、紐でくくるなどの工夫をすると良い。
引越し時の洋服の梱包方法②:ハンガーボックスを利用する
引越し業者でレンタルできる「ハンガーボックス」を利用する方法も有効だ。クローゼットから出した洋服を、ハンガーにかけたままの状態で梱包できるので便利。しわが付きやすいスーツやドレス類を運ぶのにも向いている。引越し業者にもよるが、ハンガーボックスのレンタル料金は1,000円~2,000円程度、分厚いコート類などであれば1箱に7~8着、Yシャツなどであれば10~13着程度収納できる場合が多い。
引越し時の洋服の梱包方法③:段ボールに詰める
ハンガーボックスにも衣装ケースにも収まらない分の服は、段ボールに入れることになる。しわになりやすいYシャツやスラックスなどはなるべくハンガーボックスで運び、Tシャツや靴下、下着類など多少詰め込んでも問題ないものを段ボールに入れると良いだろう。洋服はとても軽くかさばるので、小さな箱に分けず、なるべく大きめの段ボールに詰めると良い。

引越し業者の予約を取る際、服の量を業者に伝える必要がある
引越し業者の予約を取る際には、トラックの積載量やスタッフの人数を算出するために、運ぶ荷物の量を伝える必要がある。手持ちの家電製品や家具の数は把握していても、自分が服を何着持っているのかというのは意識したことがない人がほとんどだろう。
服の量がわからずにアバウトに伝えてしまうと、後から梱包資材が足りなくなったり、追加料金を取られたりしてしまうともったいない。「ハンガーに掛けた状態で何メートル分」「衣装ケース何箱分」という形でもかまわないので、あらかじめ新居へ運ぶ服の量を把握しておくようにしよう。

服が多すぎると引越し料金がかさむ! 引越し前に断捨離を
引越し荷物の中でも、洋服類は特にかさばるもの。手持ちの服があまりにも多いと、その分トラックの積載量やスタッフの人数を多くしなければならず、引越し料金がかさむことになる。
引越しはタンスに眠っている不要な洋服を断捨離する良い機会。自分の洋服が多いと思うなら、このタイミングでクローゼットの中身を洗い出し、服の量を減らしてみてはどうだろうか。引越しの前にクローゼットが片付くと気持ちも整理され、落ち着いて荷造りを行えるはずだ。
その一方で、価値のある洋服を捨てるのはもったいないと考え、断捨離ができずに困っている人も少なくはないはず。恋人からのプレゼントや両親からもらった着物など、思い出が詰まったものも多いだろう。ここからは、捨てる以外の服の処分方法を3つご紹介するので、処分に困っている方は参考にしてほしい。
引越し前に服を処分する方法①:フリマアプリで売る
大量の洋服を処分したい場合や、高価な洋服を少しでも高く売りたい場合はフリマアプリを利用しよう。自分自身で梱包して発送する手間はかかるが、中間業者を挟まないため、売値が高くなりやすい。特にブランド品は素早く売れる可能性も高いので、高級な洋服を多く持っている人におすすめだ。
引越し前に服を処分する方法②:リサイクルショップで売る
出品や梱包、発送、購入者と連絡を取るのが面倒という場合は、近所のリサイクルショップに服を売却すると良いだろう。大量に売却したい場合は、自宅まで出張で査定・買取に来てくれる業者もあるため、引越しの準備と並行しながら洋服を処分できることもメリットになる。
ただし、洋服の状態や内容によっては、買取を断られてしまう可能性がある。ブランド品に対しても価値が付きにくく、売却価格はフリマアプリやオークションと比べると低くなりがちだ。仮に買取不可能な場合も、無料で回収に応じてくれる場合はあるため、値段よりも処分を優先したい人に向いている。
引越し前に服を処分する方法③:親戚や友人にゆずる
身近な人にゆずりたいという場合は、親戚や友人にプレゼントすることがおすすめだ。特にコンディションの良い洋服であれば、喜んでもらえる可能性が高い。状況によ
っては、洋服を引き取りに来たついでに、荷造りなどの手伝いをしてくれるかもしれない。
LINEなどで画像を送ったり、ビデオ通話をしながら好きな洋服がないか聞いてみたりするなど、あらかじめ洋服の好みについて聞いておくと良いだろう。また、洋服を丁寧に畳み、紙袋などに入れて渡すと印象が良くなる。より広範囲にゆずり先を探したいのであれば、SNSに不要になった洋服の写真を載せて、ほしい人がいないかメッセージを送ってみよう。

引越し前に処分すべき服の基準
一般的に、1人で管理ができる洋服の量の上限は100枚程度といわれている。まずはこの100枚を目安に、必要な洋服と不要な洋服を仕分けしていこう。処分すべきかどうか悩む場合は、下記の基準を目安にしてみよう。
引越し前に処分すべき服の基準①:1年以上着ていないもの
思い入れのある洋服は捨てることを躊躇してしまいがちだが、春夏秋冬を経て使用しなかった服は今後も着ない可能性が高い。引越しを機に思い切って処分しよう。
引越し前に処分すべき服の基準②:サイズが合わないもの
断捨離のコツは、「痩せたら着られる」、「とっておけばいつかまた着るかも」といった予想や希望で判断しないこと。「今着ているか」、「今必要な服かどうか」とを念頭に仕分けをすると断捨離がうまくいく。
引越し前に処分すべき服の基準③:年齢にふさわしくないもの、流行が過ぎたもの
年齢を重ねていくうちに、体型や洋服の趣味が変わっていくのは当然のこと。今の自分にふさわしくないと感じるものは処分するようにしよう。
引越し前に処分すべき服の基準④:似たデザインが複数あるもの
また春先だけ、秋だけといったデザインのものはオールシーズン対応のもので着回すことができるので、処分しても問題ないと言えるだろう。

引越しは洋服の量を見直す絶好の機会。ぜひ引越し前に断捨離を!
引越し準備は持ち物を見直すよい機会。特にかさばる洋服は、事前に量を減らしておくことで荷造りをスムーズに行うことができるだけでなく、引越し代を安く抑えるられる。洋服の量が多くて困っている人は、引越しのタイミングで思い切って断捨離を!
2021年6月加筆=CHINTAI情報局編集部
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