一人暮らしにおすすめの洗濯機は? 最新洗濯機の機能や購入時の注意点

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一人暮らし用の必需品・洗濯機の上手な選び方を解説!

一人暮らしの洗濯機の選び方を解説!
一人暮らしの洗濯機の選び方を解説!

一人暮らしの生活に欠かせない洗濯機。洗濯容量やサイズ、機能など、どんな洗濯機をを選べばよいのか悩む場合もあるだろう。

ここでは、一人暮らしにおすすめの洗濯機メーカーや最新機種の特徴、そして購入時の注意点について説明する。洗浄機能が充実しているのはもちろん、家事を楽にする最新機能がついている機種も紹介するので、ぜひチェックしてみよう。

一人暮らし用の洗濯機に適した洗濯容量はどれくらい?

洗濯物の量はライフスタイルによって人それぞれ
洗濯物の量はライフスタイルによって人それぞれ

まずは一人暮らしの洗濯機に必要な容量について知っておこう。

家電メーカーの日立によると、一人暮らしの場合、1日分の洗濯物の量は約1.5kg。一人暮らしの洗濯物はそこまで量が多くないため、毎日洗うのは効率が悪い。3~4日に1回程度の頻度で洗濯を行うと考えると、一人暮らしの洗濯機の容量は6kgあれば最低限まかなえるといえそうだ。

ただし、帰宅が遅く頻繁に洗濯ができない場合、スポーツやジム通いなどで多くの洗濯物が出る場合などはこの限りではない。自分の生活スタイルに合った容量を見極めるようにしよう。

出典:日立ウェブサイト

洗濯機を購入する際の注意点

洗濯機の気になる機種が見つかっても、即購入するのは避けたい。洗濯機を購入する前には、設置箇所の寸法など、あらかじめチェックしておきたいポイントがある。見落とすと物件に搬入できないなど思わぬトラブルに発展しかねないため、以下の点をきちんと確認しておこう。

注意点①:洗濯機置き場の寸法を確認しよう

洗濯機を設置するには排水設備などが必要なため、住居のなかで洗濯機を設置できる場所は決まっている。このため、洗濯機置き場の事前の採寸は必ず行おう。

(1)防水パンの縦横サイズ

アパートでは脱衣所や玄関脇に設置されている場合が多い。防水パンの幅・奥行のサイズを測り、収まるサイズを選ぼう。

洗濯機を設置する防水パン
洗濯機を設置する防水パン
(2)洗濯機置き場上部の高さ

上部に作り付けの棚などがある場合は高さもチェック。フタを開けた際にぶつかってしまわないか確認しよう。

(3)ドラム型の場合は、付近のドアの開く向きや生活動線もチェック

ドラム型の場合は、扉が手前に開くため、付近のドアや通路の妨げにならないかを調べる必要がある。左右どちらに開くかもあわせて確認しよう。

注意点②:洗濯機の運搬経路もチェックしておこう

洗濯機は大型家電なので、搬入経路が狭すぎて運搬できないという場合もある。洗濯機置き場のサイズが問題ない場合も、部屋まで運んでくることができなければ設置することはできない。

(1)エントランス~玄関までの搬入経路

エントランスから共用廊下、エレベーターや階段、玄関先までの経路をチェック。運搬を妨げるものや、幅が足りない場所はないか点検しよう。

(2)居室内の搬入経路

配送業者の方が商品を持った状態で、玄関扉~廊下~設置場所を通ることができるか、各所のドアを開口したうえで採寸しておこう。

これから部屋探しをするなら、内見の際に洗濯機置き場の採寸を!

洗濯機の設置場所、搬入経路を確認せず購入してしまうと、置き場にうまく設置できないなどのトラブルが発生する可能性がある。洗濯機の購入はできれば物件選びが済んでから行いたい。

これから一人暮らしを始めるのであれば、部屋の内見に行った際に洗濯機置き場の採寸を済ませておけば、新生活を始める前にスムーズに洗濯機を購入することができるだろう。

なお、洗濯機を部屋へ搬入する際には通路を空けておくなど準備が必要だ。引越し前後は何かとバタつく時期だが、荷造り・荷ほどきに夢中になって事前準備を怠らないように。古い洗濯機がまだ使える人は、引越し作業が終了してからじっくり選ぶのもいいだろう。

一人暮らしにピッタリな洗濯機の選び方
内見の時点で洗濯機置き場を採寸しておけばスムーズ

一人暮らし用の洗濯機!おすすめメーカー3選

汚れた衣服を清潔にしてくれる洗濯機。生活必需品ともいえる家電だが、高価な買い物だけに、買い替える際は慎重に選びたいもの。実際の商品を見ていく前に、まずはメーカー選びから始めてみよう。おすすめの3社をピックアップし、それぞれの特徴をまとめてみた。

一人暮らしにおすすめ!洗濯機メーカー ①東芝:静音性とコンパクト設計が魅力

一人暮らしの洗濯機選びで気を付けなければならないポイントが、騒音とスペースの問題。隣人に騒音で迷惑をかけないためにも、静音性が高い商品を選びたい。東芝の洗濯機は静音性に定評があり、「音が静か」「うるさくなくて快適」といった声が多い。帰宅が遅い人、早朝や夜に洗濯をしたい人には、東芝がおすすめだ。

また、省スペースな製品が充実しているのも東芝の特徴。容量6kgの製品は、幅565mm、奥行き536mmと業界最低水準のコンパクトサイズ。場所をとりにくいため、一人暮らしをするならぜひチェックしておきたい。

一人暮らしにおすすめ!洗濯機メーカー ②パナソニック:洗浄力・デザインに特徴アリ

洗濯機といえば、肝心なのが洗浄力だ。パナソニックは独自の「泡洗浄」が特徴。洗濯洗剤を槽内でしっかり泡立て、汚れに密着させる。さらに温水で汚れを浮かせて落とすから、通常のおまかせコースでも、衣類の汚れがしっかり落ちる。

食べこぼしなど、ガンコなシミがある場合は、事前に自分で手洗いをした方が確実だ。しかし、一人暮らしの場合、洗濯にあまり手間をかけたくない人が多いだろう。新たに開発された「パワフル滝洗浄」では”洗い”にかける時間を延長。食品の油シミなども、しっかりすすぎ落とすから、「とにもかくにも汚れものは洗濯機に丸投げしたい」人はパナソニックを選択しよう。

また、デザイン性を重視する人にもパナソニック製品はおすすめだ。縦型洗濯機は天面の凹凸を少なくしたフラットフェイスが特徴的。ドラム式ならステンレス素材がシックな印象の「Cubleシリーズ」も人気だ。住居のインテリアを損なわない、スタイリッシュな製品が豊富である。

一人暮らしにおすすめ!洗濯機メーカー ③日立:ドラムに強み!まとめ洗い派ならこちら

一人暮らしはファミリー世帯と比べて、洗濯物の量が少なめだ。仕事で忙しく、洗濯物は休日にまとめてする、という人もいるだろう。まとめ洗い派の人には、大容量機種が充実した日立がおすすめだ。縦型・ドラム型ともに容量12kgの製品を開発。業界最大級のサイズが売りである。

また、日立はドラム型洗濯乾燥機に強みがある。特に注目したいのが乾燥機能。大きめサイズのドラムで高速風を吹き付けて乾かすため、ワイシャツもパリッとした仕上がりだ。「スチームアイロンコース」を選択すればシワが伸び、自分でアイロンをかける手間いらず。忙しい単身者の強い味方である。

最新洗濯機の嬉しい機能にご注目

洗濯機の機能は日々進化している。ここでは忙しい一人暮らしの人にもおすすめな最新洗濯機の機種と、その機能を解説しよう。

一人暮らしにおすすめの機種①:東芝 DDインバーター洗濯機 ZABOON 6kg

東芝 DDインバーター洗濯機 全自動 ZABOON 6kg ブラウン AW-6D6 T
DDインバーター洗濯機 全自動 ZABOON 6kg ブラウン AW-6D6 T
¥61,700 東芝
【東芝 ZABOON 6kg】商品の特徴
  • 幅565×奥行き536×高さ910mmのコンパクト設計
  • パワフルな水流で洗濯物をほぐし、衣類同士の絡みを予防!
【東芝 ZABOON 6kg】イチ押し機能「低振動・低騒音設計」

洗い約29db、脱水約38dblと、静かさを追求したモデル。一般的な話し声はおよそ50dbl~60dblであるから、驚くべき静音性だ。夜しか洗濯できず、音に気を使う一人暮らしの人には特におすすめの機種だ。

一人暮らしにおすすめの機種②:パナソニック 7.0kg 全自動洗濯機 泡洗浄

パナソニック 7.0kg 全自動洗濯機 泡洗浄 ホワイト NA-FA70H6-W
パナソニック 7.0kg 全自動洗濯機 泡洗浄
¥66,068  パナソニック
【パナソニック 7.0kg 全自動洗濯機 泡洗浄】商品の特徴
  • たっぷりの泡でスッキリ洗う「泡洗浄 」濃密泡で、繊維の奥の汚れにアタック。皮脂汚れをしっかり洗浄。
  • 操作パネルが奥にあるので洗濯物が出し入れしやすい
【パナソニック 7.0kg 全自動洗濯機 泡洗浄】イチ押し機能「自動樽洗浄」

埃やカビがつきやすい洗濯槽。汚れ予防に役立つのが自動樽洗浄機能だ。衣類を洗濯する際に洗濯槽へも水をかけ、汚れが溜まりやすい底部分などを洗浄。日ごろの洗濯と同時に洗濯槽のメンテナンスもでき、一石二鳥の機能である。

一人暮らしにおすすめの機種③:日立 ビッグドラム 10kg

日立 ドラム式洗濯乾燥機 ビッグドラム 左開き 10kg ホワイト BD-SG100BL W
日立 ドラム式洗濯乾燥機 ビッグドラム 左開き 10kg ホワイト BD-SG100BL W
¥140,580 日立
【日立 ビッグドラム 10kg】商品特徴
  • 洗濯容量11kg、乾燥容量6kgと大容量ながら、本体幅60cmのスリムサイズ。1日分の洗濯物の量を約1.5kgとすると、まとめ洗い派で乾燥機能も使いたい場合も、洗濯頻度は週に1、2回程度で済みそうだ。値段もそれなりに張るが、将来的に家族構成が変わっても使い続けることができるだろう。
  • 「風アイロン」が衣類のシワを伸ばす!洗濯物の洗い、干し、取り込み、アイロン…これらの作業が洗濯機にお任せで済むとあって、忙しい一人暮らしの家事を時短できる。
【日立 ビッグドラム 10kg】イチ押し機能「ダニ対策コース」

一人暮らしの生活で、厄介なのがシーツや毛布の洗濯だ。干す場所をとり、手間もかかる。そんなお悩みを解消してくれるのがダニ対策機能。温風加熱でダニを死滅させ、しっかりすすいで洗い落とす。ダブルサイズの毛布や羽毛布団を1枚まるごと入れられる。大容量・乾燥機能付きならではの機能である。

最新洗濯機で家事の負担を軽減!快適な一人暮らしを

洗濯機選びは、一人暮らし生活の快適度を大きく左右する。仕事などで忙しく、家事に時間をかけられない人は、ぜひこちらでご紹介した最新機種を検討してみよう。乾燥機能が備わったドラム型で干す手間を省けば時短につながる。また、静音性の高い機種を選べば、騒音対策にも役立つだろう。

また、そもそも設置ができるのかは、見落とせないポイントだ。お部屋探しの時点で、洗濯機の設置場所と搬入経路を忘れずに確認しておくとスムーズだ。

文=横山涼子

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