賃貸アパートの騒音の対処法とは?トラブルを防ぐ部屋探しのポイントも解説
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賃貸アパートでの騒音トラブル、入居後に気をつけるべきポイント

下見した部屋への入居が無事に決まったら、いよいよ引越し! 新居での生活がスタートする。騒音や生活音のトラブルにあわないために、入居後には次のことに気を付けると良いだろう。
自分の発する生活音にも注意する
まずは自分が出す生活音に気を配ろう。深夜に洗濯機を回したり、電話中に声が大きくなってしまったりすると、「あちらも音がうるさいのだからこちらも多少はいいだろう」と思われてしまうかもしれない。知らず知らずのうちに隣人に不快な思いをさせない配慮が必要だ。
もし自身の発する騒音で隣人に迷惑を掛けてしまった場合、騒音が解消されなければ契約解除・強制退去となってしまう可能性もあるため、甘く見ずにきちんと対応しなければならない。防音シートや音を遮断するカーテンやカーペットなどの防音グッズを活用し、騒音を抑える工夫をしよう。
管理会社への報告は具体的に
一方、もし隣人の騒音について管理会社に相談をする場合は、報告は具体的かつ詳細に報告しよう。「なんとなくうるさい」というのでは事実確認が取れず、管理会社も対応ができないので、事前に騒音が出た日付や時間帯、騒音の内容などを記録しておこう。
騒音が一過性のものなのか、それとも継続的な迷惑行為なのかを判断する材料になるだろう。
賃貸アパートで騒音トラブルに悩まされた場合の対処法
もし賃貸アパートで騒音トラブルに悩まされた場合、どのようにして対処すればいいのだろうか。騒音のトラブルを抱えていると安心して暮らすことができなくなるので、困ったときは以下に挙げる対処法を実践してみてほしい。
大家さん・管理会社に相談する
賃貸アパートで騒音トラブルに悩んだときは、ひとりで抱え込まずに大家さんや管理会社に相談しよう。入居者同士のトラブルであれば、管理会社に対処してもらう方がスムーズに解決する。騒音の内容や程度を伝え、なるべく早めに対処してもらおう。
弁護士や行政に相談する
大家さんや管理会社に相談しても騒音トラブルが解決されなかった場合、問題が悪化する前に弁護士に相談することも検討してほしい。自分の力で解決したいと思うかもしれないが、お互いがどのような基準で騒音と判断するのかが不明確であるからこそ、騒音問題は第三者を介して話し合う方が賢明だ。プロの力を借りて解決を図るという方法があることも覚えておこう。
大家さんや管理会社に相談しても解決しない場合は、市町村の役所にある生活相談センターを利用するほか、あまりにもひどい騒音問題である場合は警察へ通報することも検討しよう。
賃貸アパートのトラブル対策は物件選びから!防音物件は必見
今回は賃貸アパートで頻発する騒音問題と、生活音を気にせず暮らせる物件選びのコツを紹介した。部屋探しの段階から生活音が響きにくい間取り・設備の物件をチェックしておくことで、アパートでも騒音問題を未然に防げる。
また、どのような原因が騒音問題に発展するのかを知っておけば、自分が騒音問題の当事者になることを回避できるだろう。契約の前後を問わず、気になる点や騒音問題に関するトラブルなどがあれば不動産会社に相談することをおすすめする。
文=横山涼子
2022年3月加筆=CHINTAI情報局編集部
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