【再現レシピ・レトロ喫茶編】ふわふわ!「カヤバ珈琲」風のたまごサンドを自宅で簡単に再現!
有名店のあの味が自宅で再現できる!
有名店のあの味を自宅で再現できたら……。そんな夢のような話を実現すべく、CHINTAI編集部がお店に通って徹底研究! おいしさはそのままで、自宅でも手軽に再現できるようにアレンジしたレシピを大公開。
今回は東京・谷中の古民家カフェ「カヤバ珈琲」の名物・たまごサンドを再現。ふわふわ食パンにオムレツが挟まれた、シンプルで食べ飽きない老舗のサンド。簡単に作れるので、マスターすれば朝ごはんやピクニックにも大活躍だ。

行列のできるカヤバ珈琲のたまごサンドを自宅で作ってみよう!
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材料(1人分)
食パン(6枚切り)=2枚
卵=2個
塩=ふたつまみ
こしょう=少々
バター=10g
マヨネーズ=大さじ1
からし=小さじ1/2

カヤバ珈琲のたまごサンドを再現するために必要な材料は食パン、卵、塩、こしょう、バター、マヨネーズ、からし
作り方
①.マヨネーズ、からしを混ぜ、食パンの片面に塗り広げる。

カヤバ珈琲のたまごサンドはピリッと香るからしがアクセント!
②.ボウルに卵を割り入れ、塩・こしょうを加えて溶きほぐす。混ぜすぎるとコシがなくなりふんわりと膨らまなくなるので、空気を入れるように大きく手早く混ぜる。

卵を混ぜすぎるとコシがなくなるので、白身の塊がなくなればOK
③.フライパンにバターを入れて強めの中火にかけ、バターが溶けきったら卵液を注ぐ。

フライパンにバターを入れて強めの中火にかけ……

バターが溶け切ったら卵液を一気にフライパンにそそぐ
④.すぐにさいばしで全体を混ぜる。ゆるく固まったら中央に寄せ、食パンの大きさくらいにまとめる。フライ返しで裏返し、すぐに火から外す。(予熱で熱が入る)

卵液を注いだらすぐさまさいばしで混ぜる

さいばしで手早く寄せ、卵を食パンの大きさくらいにまとめる

裏返したら、予熱で熱が入るのですぐに火から外す
⑤.④をパンにのせ、もう一方のパンで挟む。耳を切り落とし、3等分にカットしてできあがり。

できあがった卵焼きは焼き立てのまま食パンに挟む

食パンの耳はついたままでもOKだが、カヤバ珈琲の味を目指すなら切り落として

食べやすいよう、サンドイッチは横に3等分する

ふわふわ&プルプル!カヤバ珈琲みたいなたまごサンドができた!
お店みたいなたまごサンドを作るコツ!
カヤバ珈琲のたまごサンドの魅力のひとつは、ふわふわ&プルプルの食感。ふんわりとした厚めの食パンを選び、卵は手早くふんわり焼き上げて。
とはいえ、オムレツのように半熟すぎるのもNG。卵の味わいが引き出されるよう熱を通しながらも、パサつかない絶妙な火加減が要だ。そのため、火が通り切る一歩手前で裏返して火から外し、予熱で仕上げる方法がおすすめ。ぷるんとした卵の食感が楽しめる。
また、卵の味つけは塩・こしょうでごくごくシンプルに。からしマヨネーズが卵の濃厚な味わいを引き立て、優しく懐かしいサンドイッチに仕上げてくれるのだ。
カヤバ珈琲風のたまごサンドをマスターして、リッチな朝ごはんを!
火の通し方さえマスターすれば、手早く簡単に作れるので、一人暮らしの忙しい朝ごはんにもおすすめ!おいしいコーヒーと一緒に食べれば、大満足の朝ごはんになるはず。あこがれの「あの味」を、自宅でもご堪能あれ!
※このレシピは編集部が独自の見解で再現したものであり、実際のお店のレシピとは異なります。正しい味は、お店に行って確認を!
文・写真・レシピ=よしもとこゆき
フードコーディネーター、ライター。世界にもっと、「美味しい」魔法を広めるため、レシピ開発やスタイリング、飲食店プロデュースなど食に携わる仕事を中心に、デザインやイラスト、コラムの執筆など幅広く活動中。web:http://table411.net/