【インテリアコーディネート術】賃貸物件をDIY! 男前インテリアで部屋づくりをするコツ
原状回復できるDIYをフル活用した男前インテリアな部屋づくり
こだわりの部屋づくりを学ぶため、今回は神奈川県川崎市にある2DKの賃貸物件に住むM.Iさんの部屋を訪問してみた。
アクセサリーやDIY家具のネット販売を行っているM.Iさん。元々趣味だったハンドメイドから本格的なDIYに惚れ込み、ついには自宅にある家具のほとんどを自作してしまうほどに。
原状回復のことを考えたインテリアコーディネートはアメリカンヴィンテージがテーマ。カラーは黒と茶色に統一し、アクセントで緑を加えることが雰囲気づくりのポイントだ。
おしゃれなだけでなく、普段の暮らしをいかに快適にするかを意識し部屋づくりを楽しんでいる。住まいのアイデアはSNSやコミュニティサイトで発信中だ。

プロフィール
名前:M.Iさん(Instagram:@mofull.cats)
職業:ネットショップ経営
居住地:神奈川県川崎市 宮前平駅より徒歩20分
居住年数:4年
物件データ
間取り:2DK
築年数:20年

①.画用紙でお手軽イメージチェンジ
雰囲気づくりに欠かせない壁紙の一部に、一般的な黒い画用紙を使用。マスキングテープや跡の目立たないホッチキスで固定すれば、低コストで雰囲気を変えることができる。

②.はがせる壁紙シートと新聞紙で作る「こなれ感」
無機質な扉はレンガ柄のはがせる壁紙シートを接着。その上から、一度くしゃくしゃにした英字新聞紙や包装紙をランダムに貼り付けることで、味わいのあるレトロさを作り出す。

③.取り出しやすく機能的なオープンシェルフ
場所を取る調味料類はおそろいの容器に詰め替えて自作のオープンシェルフに収納。使いやすく見た目もおしゃれに。耐震マットで固定しているので穴を開けなくても強度は◎。

④.パーティションを使ってスッキリした室内に
DIYで溜まってしまう端材は、可動式の自作パーティションで目隠し。レイアウト自由で使わない時はたたんでコンパクトに収納。

⑤.ペットにうれしい手作りキャットウォーク
ディアウォールを使ってリビングにキャットウォークを自作。一部に透明なアクリル板を使うことで、下からも元気な猫の姿を眺めることができる造りだ。

⑥.雰囲気を合わせてカフェ風コーディネートに
寝室のふすまは黒板シートを貼ってカフェの壁面メニュー風に。インテリアもカフェ風に統一し、一部は汚し加工でヴィンテージな見た目に。テーマに即した演出が◎。

男前インテリアな部屋づくりのコツとは?
細部にこだわり、欲しいものは自作して部屋の雰囲気を統一させる。妥協しないM.Iさんの部屋づくりはぜひ見習いたい。コツは色や雰囲気を統一させること。黒と木目調を基調に、かっこいい部屋を作り上げよう!
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文=大橋由季(エヌプラス)
写真=まつたに桜
※「CHINTAI2018年4月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています
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