【賃貸DIY】服も小物もすっきり収納! 人気のラブリコでオープンシェルフを作ろう
収納の少ない部屋はオープンシェルフで収納力UP
収納がない(少ない)一人暮らしの部屋。DIYパーツ「ラブリコ」を使えば、天井や床、壁を傷つけずに狭い空間も有効活用して収納棚を設置できる。
今回はラブリコの収納棚に棚の位置が自由に変えられる「棚柱」をプラスした、機能的なオープンシェルフの作り方をご紹介。収納力も気分もアップすること間違いなし!

■ 制作時間 30分
■ 制作費 15,665円
■ らくちん度 ★☆☆
材料
LABRICO 2×4アジャスター|ホームセンター、Webショップなど
価格:1個1,080円(オープン価格)×2個
2×4(ツーバイフォー)材に取り付けてアジャスターで突っ張るだけで、天井や床、壁を傷つけずに柱が立てられる。女性でも簡単に設置でき、そのうえ工具も不要。

【A】2×4(ツーバイフォー)材|ホームセンター、Webショップなど
価格:1本650円~ ×2本
ラブリコを柱に使用する「ツーバイ」という規格サイズの木材。ほぼすべてのホームセンターで扱っている。幅や厚みは規格で決まっているが、長さは何種類かあるので、設置場所の天高に合ったサイズを購入しよう。
※購入店で「部屋の天高-9.5cm」のサイズに切ってもらおう!
【B】1×12(ワンバイフォー)材|ホームセンター、Webショップなど
価格:1枚2,580円~
棚板に使う「ワンバイ」という規格サイズの木材。ほぼ全てのホームセンターで扱っている。ツーバイ同様、幅や厚みは規格で決まっているが、長さは何種類かある。短いサイズもあるが、複数枚棚板が必要な場合は、長いサイズを購入して切った方がお得。
※購入店で必要な長さ、枚数に切ってもらおう!
【C】ロイヤル棚柱 ASF-1W 900mm|ホームセンター、Webショップなど
価格:1本620円 ×4本
棚の高さを自由自在に変えられるパーツで「ガチャ柱」とも呼ばれる。今回は2×4の柱に取り付けて使用する。さまざまな長さがあるので、事前に「柱のどこに棚をつけるか」を考えて、長さや本数を選ぼう。
【D】ロイヤルハンガーブラケット用スチールパイプ(太さ25mm×長さ894mm)
|ホームセンター、Webショップなど
価格:1,188円
衣類などをかけるハンガーパイプとして使う。長さは何種類かあるので、設置場所に合わせたサイズを購入しよう。


【E】ロイヤル棚柱 A-32/33棚柱用ブラケット 木棚用ホワイト300(左右セット)
|ホームセンター、Webショップなど
価格:1セット1,015円 ×3セット
ブラケットとはいわゆる棚板の「受け」。棚柱の好きな位置にはめ込むだけなので、完成後も使い方に合わせて棚の位置を自由に変えられる。
【F】ロイヤルハンガーブラケット(25mm外々用) Aホワイト250|ホームセンター、Webショップなど
価格:1本844円 ×2本
ハンガーパイプ用のブラケット。穴部分にパイプを通して使う。棚板用ブラケットと同様に可動できるので、完成後も衣類の長さなどに合わせて位置を自由に変えられる。
【G】ロイヤルエンドキャップ(25m丸パイプ用)フラットロコキャップデコAホワイト|ホームセンター、Webショップなど
価格:1個273円 ×2個
ハンガーパイプ用のブラケット。穴部分にパイプを通して使う。棚板用ブラケットと同様に可動できるので、完成後も衣類の長さなどに合わせて位置を自由に変えられる。

その他の材料
【H】棚柱固定用木用ネジ(長さ30〜35mm×ネジ径約3.3mm×頭部径約6mm)24個|ホームセンターなど
価格:8本入り154円 ×3パック(入り数・価格は参考)
今回使用するネジは上記サイズを目安に購入しよう。ネジはサイズがわかっていても迷うことが多いので、ホームセンターや工具店、金物店など、専門スタッフのいるところで購入するのがベター。また、棚柱の販売店や販売サイトでは、取り付けネジが販売されていることがほとんどなので、そちらを活用するのもおすすめ。
【I】耐震マット|ダイソー
価格:4枚入り108円 ×2パック
耐震マットは家具などの転倒防止のための素材なので、粘着力がある。「棚板をネジ留めしたくないけど、ズレや転落は防ぎたい」という場合の裏技素材として使える。

道具
電動ドリルドライバー
パイプカッター
紙やすり
Before
この場所に服やバッグ、小物が収納できるスペースを作る。ラブリコを使えば天井や床、壁を傷つけずに、何もない場所に収納スペースを設置できる!

作り方
①.2×4材にラブリコを取り付ける
まずは、ラブリコと棚柱を使って、収納スペースの軸となる柱を立てよう。2×4材の両端に軽く紙やすりをかけてバリを取り除き、パッケージの説明書に従ってラブリコをしっかり取り付ける。


②.柱を立てる
棚板の幅に合わせて2本の柱を置き、位置が決まったらまっすぐに立て、ラブリコのアジャスターを回して固定する。

③.棚柱を取り付ける準備をする
柱の中心に棚柱を当て、取り付け位置を決める(左右の柱とも同じ位置にすること)。さらに、棚柱のネジ留め箇所を鉛筆で印をつけ、柱にドリルで下穴を開ける。

④.棚柱を設置する
③でつけた印に合わせてロイヤル棚柱をネジで固定していく。左右の柱の棚柱の位置が同じになるよう、注意しながらつけること。

⑤.ブラケットを取り付ける
柱ができたら、棚柱の好みの位置に、左右の高さが同じになるよう、棚用ブラケットとハンガーブラケットを取り付ける。

⑥.スチールパイプを切る
⑤と同様にハンガーブラケットを棚柱に取り付け、ブラケットの穴にスチールパイプを通して長さをチェックする。長すぎる場合はパイプカッターで切り、切り口に紙やすりをかけてバリを取り除く。


⑦.スチールパイプを設置する
ハンガーブラケットの穴にスチールパイプを通し、パイプの両端にエンドキャップをはめる。

⑧.棚板を設置する
棚板は切り口に軽く紙やすりをかけてバリを取り除く。本来はネジで棚用ブラケットに固定するが、今回は、ネジ留めの手間を省く裏技として、耐震マットを使って固定する(完全にブラケットに固定したい人は、通常どおりネジ留めしよう)。

⑨.完成
全ての棚を取り付けたら完成! 木材は、部屋の雰囲気に合わせて塗装したりワックスを塗ってもGood。

ホームセンターのサービスを活用しよう!
木材はホームセンターで切ってもらう方が断然楽だ。単純にカットするだけなら1カット30円程度(店舗によって異なる)で切ってもらえる。木材以外の素材でもカットサービスをおこなっている店舗があるのでチェックしてみよう。
ほとんどのホームセンターでは、電動ドライバーなどの工具の貸し出しもおこなっている(有料)。たまにしか使わない工具はレンタルした方がお得かも。
一人暮らし向けの賃貸物件はこちら!
監修=安川美樹
文=プー・新井
写真=古本麻由未
※雑誌「CHINTAI」2018年3月24日発売号の特集は「家賃・食費・光熱費 まるっと節約ガイド」。こちらから購入できます(奇数月24日発売)
https://www.chintai.net/magazine/