【インテリアコーディネート術】雑貨や古着を飾っておしゃれな男子部屋をつくるコツ
雑貨や古着で気軽にアレンジ! 見せるアイテムで空間の雰囲気を決める部屋づくり
こだわりの部屋づくりを学ぶため、今回は千葉県松戸市にある1LDKの賃貸物件に住むS.Uさんの部屋を訪問してみた。
働きながらインテリアコーディネーター資格を勉強中のS.Uさん。中学生で模様替えに目覚め、進学を機に本格的に部屋づくりをスタート。好みの雑貨やDIYを織り交ぜたコーディネートをしている。
インテリアのポイントはアンティークな空間にすること。
取り替えやすいレトロ雑貨や古着を使い、雑多にならない配置バランスを見極めているとのこと。部屋には木目を基調としたシックな家具を中心に、柄物や青の差し色を加えてメリハリをつけている。さまざまなアレンジを日々SNSで発信中だ。

好きなものに囲まれた部屋づくりをしているS.Uさんに部屋づくりのポイントを教えてもらった
プロフィール
名前:S.Uさん(Instagram:peishun02)
職業:会社員
居住地:千葉県松戸市 新八柱駅 徒歩5分
居住年数:1年
物件データ
間取り:1LDK
築年数:15年

一人暮らしにちょうどいい1LDKに住むS.Uさん
①.カーテンではなくお気に入りの柄の布を採用
窓にはカーテンの代わりにお気に入りの柄の布を使用。市販のカーテンクリップで留めればどんな布でも対応でき、取り外しもラクラク。

空間に馴染むよう、カーテンではなくお気に入りの布を選ぶのが、統一感のあるおしゃれ部屋にするコツ
②.アイテムを掛けてオシャレな空間を演出
雑貨や古着をカーテンレールに掛けてインテリアの一部に。視界に入りやすく、気軽に交換できるので部屋のカラーアレンジにも良い。

季節ものの服や小物、雑貨をあえて吊るしてオシャレなインテリア風にアレンジ
③.フレキシブルに組み合わせる収納棚
シェルフは時計や靴を分けて収められるようにDIY。それぞれのボックスを細かく独立させることで、設置場所やスペースに応じて自由に組み合わせることが可能だ。

自作のシェルフは入れたいものに合わせて構造を変えられるので便利。ここでもやっぱりオシャレアイテムを飾り、見せる収納で雰囲気を演出している
④.ボタニカル素材で照明を手作り
温かみのあるリビング照明は数種類の植物を飾り付けて作製。発熱しないLEDランプを使うことで、安全にアンティークな雰囲気を作り出せる。

インテリアを考えるにあたり、照明にはこだわりたいところ。安全性を意識してLED電球を取り入れるなど、しっかり考えられている
⑤.木箱を組み合わせて“魅せる”収納に
雑誌や小物は市販のワイン箱を使って収納。あえて整列させずランダムに組み合わせることで、雑貨ショップのような雰囲気に。

ワイン箱を使った収納。収納箱にはあえて全部を収納せず、隙間を残しておくのがオシャレに見せるコツだ
⑥.細針ピンを活用して壁を自在にコーディネート
ポスターや雑貨を飾り、白い壁に彩りを与えている。差し穴が目立たない極細のピンを使用することで、賃貸でも気軽にアイテムを飾ることができる。

賃貸だと壁に大きな傷を付けられないが、虫ピンなどの極細のピンを使えば壁に飾るインテリアも楽しむことができる

透明な極細ピンなら目立ちにくいのでインテリアを邪魔することはない
たくさん飾っているのにごちゃっと見えない飾り方とは
色味やテイストを統一して、好きなものに囲まれながらもスッキリした部屋をつくりあげているS.Uさん。居心地の空間をつくりあげるには、とにかく好きなものしか部屋に置かないこと。気分によって変えられるインテリアづくりもぜひ参考にしたい。
文=大橋由季(エヌプラス)
写真=まつたに桜
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※「CHINTAI2018年4月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています
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