台風が接近する前に「窓ガラス」の対策を!補強方法やおすすめ商品を紹介

公開日:2021年7月8日

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台風で窓ガラスが割れることも!強風対策してる?

台風 窓 対策1
台風による被害が増える季節。窓ガラスへの対策は万全?

夏から秋にかけて頻繁に発生する台風。台風はさまざまな被害をもたらすが、なかでも気をつけたいのが強風で窓が割れることだ。

窓ガラスは風の力で割れるのではなく、飛来物が原因で割れてしまうことがほとんどである。シャッターや雨戸があれば防ぐこともできるが、賃貸物件ではシャッターがない場合も多い。窓にシャッターがついていない賃貸物件では、どのような台風対策を取ればいいのだろうか。

そこで今回は、窓ガラスの対策方法について紹介する。また、賃貸物件の窓ガラスが割れてしまった場合の修理代負担についても併せて解説していくので、事前の対策で台風被害を防ごう。

日本における台風の接近・上陸数

気象庁が発表している台風の接近・上陸数を見てみよう。

【台風の接近数】

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
2021   1 22312 112
2020       431  7
2019     123541 15
2018     247221 16
2017      4222  8
2016      1541  11
2015    2 344 1 14
合計   125162821123183
参考:国土交通省 気象庁|台風の接近数

【台風の上陸数】

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
2021      111   3
2020            0
2019      1211  5
2018      122   5
2017      1111  4
2016       42   6
2015      211   4
合計      611820027
参考:国土交通省 気象庁|台風の上陸数

上記の表から、台風は7〜9月に発生しやすいのがわかる。台風が接近・上陸する時期に向けて、窓ガラスへの対策が必要だ。

賃貸物件で台風の被害を受けた場合。窓ガラスの修理代負担はどうなる?

賃貸物件やマンションに住んでいる場合、窓にシャッターや雨戸がないことも多い。もし台風による被害で窓ガラスが割れてしまった場合、修繕費用は大家さんと入居者のどちらが負担をしなければいけないのだろうか。

窓ガラスの修理代は基本的に大家さん負担になる

台風で窓が割れてしまった場合、基本的には修理代は大家さんが負担する。

しかし、民法では次のように定められており、台風による破損であっても賃貸物件の入居者側に落ち度・過失がある場合、修繕費が入居者側の負担となる可能性がある

民法第606条 – 賃貸人による修繕等
賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う。ただし、賃借人の責めに帰すべき事由によってその修繕が必要となったときは、この限りでない。

たとえば下記のような事例では、修繕費が入居者の負担になる可能性がある。

  • 台風が来ると知っていながらベランダに物干し竿を置いたままにしていた
  • 窓が閉まっていない状態で外出をした
  • シャッターの閉め忘れ

さまざまなケースがあるため一概にはいえないが、台風が接近していると知った時点で準備しておこう。

家財に被害がある場合、火災保険が使えることが多い

賃貸物件であれば、入居の際に火災保険への加入が求められる。台風で窓が割れ、家財道具に被害が生じた場合はこの火災保険が使えることが多い。

「火災保険」という名称から火事だけが補償対象と思っている方も多いのだが、台風による被害も火災保険の対象になる。たとえば、台風でガラスが割れて雨風が部屋に吹き込み、家財が破損した場合は火災保険の補償対象だ。

ただし、保険会社や契約により補償対象や内容が異なっているため確認をしておこう。

台風の際に窓ガラスが割れてしまう原因

台風により窓ガラスが割れてしまうという被害は、テレビのニュースなどで見かけることがあるだろう。窓ガラスが割れる原因は、強風による飛来物と風圧である。

台風で窓ガラスが割れる原因①:飛来物

台風で窓ガラスが割れる主な原因は飛来物であり、強風で飛ばされた物が窓ガラスに当たって割れることが多い。ベランダや庭先に置いてあったプランターや物干し竿のほか、屋根の瓦やゴミ、木片や屋外看板など、飛来物の種類はさまざまだ。重量のある飛来物は、窓ガラスを簡単に割ってしまうほどの破壊力を持っているため注意が必要だ。

台風で窓ガラスが割れる原因②:風圧

窓ガラスが風圧で割れることはほとんどないが、稀に被害が出る場合がある。うっかり窓を閉め忘れてしまうと気圧差で窓ガラスが割れることもあるため、台風が接近したら鍵が閉まっているかどうかを確認するのが大切だ。

台風が接近する前に、窓ガラスに施しておくべき3つの対策

台風が接近した場合、窓ガラスへの対策を忘れずに行わなければならない。前述のとおり、窓ガラスは風圧で割れるのではなく、飛来物が原因のことがほとんどである。窓ガラスが割れてしまった際の飛び散りを防ぐ対策として、以下の3つの方法がある。

  • ガムテープを貼る
  • 段ボールで窓をふさぐ
  • 飛散防止フィルムを貼る

どれも簡単にできる対策だが、その効果は比較的高いといえる。自分の住まいに合わせて取り入れていこう。

台風における窓ガラス対策①:窓に養生テープやガムテープを貼る

代表的な対策といえばガムテープだ。やり方は、窓に対しテープを「米」の字に貼り、さらに「米」を囲むように窓枠に沿って貼る。

用意が可能であれば、ガムテープよりも「養生テープ」がおすすめだ。紙製のガムテープは剥がし跡が残ってしまうが、養生テープは剥がしやすいうえに粘着の跡も残りにくい。

覚えておきたいのは、ガムテープの役割は窓ガラスが割れた際の飛散を抑えるものだということ。仮に窓ガラスが割れても、飛び散ったガラスで怪我をしないよう補強するのだ。

ガムテープを貼ったからといって、窓ガラス自体の強度が高まるわけではない。また、ガラスが割れないようになるものでもないので注意しよう。

台風における窓ガラス対策②:段ボールで窓をふさぐ

2つ目の対策は、段ボールで窓をふさぐことだ。窓の内側からガムテープを使って段ボールを貼り付けるだけで、ガラスの飛散を防ぐことができる。

こちらも窓ガラスが割れないようにするためではなく、割れたガラスの飛散をなるべく抑えるための対策だ。段ボールを貼り付ける際には、段ボールが重なる部分もガムテープを使ってつないでおこう。

台風における窓ガラス対策③:飛散防止フィルムを貼る

3つ目は、飛散防止フィルムを使用する対策だ。飛散防止フィルムは、ガラスが割れても破片が飛び散らず、フィルムにくっついて被害を最小限に抑える効果がある。フィルムはホームセンターやインターネットで購入でき、DIYで貼り付けることも可能だ。

飛散防止フィルムを自分で貼り付ける場合の手順は以下のとおり。

  1. ガラスをきれいに拭く
  2. 洗剤水を作る(水1リットルに対し洗剤5、6滴程度)
  3. 洗剤水を霧吹きで窓にたっぷりかける
  4. フィルムを貼り付ける
  5. フィルムの真ん中からヘラやスキージーで上下左右に水を抜く
  6. フィルムをカットする
  7. キッチンペーパーで周りの水気を吸い取る

飛散防止フィルムはガムテープよりも効果が高い一方で、フィルム自体の値段も比較的高く、すぐに用意ができない点がデメリットだ。また、窓の種類によっては熱割れ現象が起きることもある。熱割れ現象とは、直射日光を受けたガラスと、サッシに隠れたガラスに温度差が生じひびが入ることだ。

色が濃く、不透明のフィルムは熱割れ現象が生じる可能性がある。しかし、UVカットで透明な飛散防止フィルムであれば熱割れが起こる可能性は低い。

ガムテープや段ボール同様、飛散防止フィルムを貼ったとしても、台風の強さによっては窓ガラスが割れてしまうこともある。飛散を最小限に抑え、怪我などの二次被害を出さないようにするための対策であるということは覚えておこう。

台風が接近する前に、窓ガラスの周りで注意すべき2つのこと

台風 窓 対策2
台風が近づいてきたらベランダ周りは片づけよう

同じ自然災害でも地震と違い、台風の場合は事前に被害の範囲や度合いをある程度予測できる。そのため、台風対策は前もって行うことができるのだ。

それでは、台風が来る前にできる対策にはどのようなものがあるのだろうか。まずやるべき対策は以下の2つだ。

  • 窓の外にあるものを室内に入れる
  • 網戸がガタついている場合は取り外す

1つずつ見ていこう。

台風における窓周辺の対策①:外にあるものを室内に入れる

まずは、ベランダや庭、玄関周りなどに置いてあるものを室内に入れておこう。たとえば以下のようなものが挙げられる。

  • 物干し竿
  • 植木鉢
  • 自転車
  • スリッパ
  • 掃除道具
  • 子どものおもちゃ

風で飛んでいきそうなものはすべて室内へ入れておこう。自身の家の窓ガラスを割るだけでなく、近所の家に被害を与える可能性があるからだ。飛来物で人に怪我を負わせてしまわないように、事前にきちんと片づけておこう。

台風における窓周辺の対策②:網戸がガタついている場合は取り外す

普段から網戸がガタついている場合、台風の際には取り外して室内へ入れておこう。ガタついた網戸を放置してしまうと、窓ガラスが割れてしまうだけでなく網戸自体が飛んでいってしまうことも考えられる。近所の方や、通行人に被害を与える可能性があるため注意しよう。

台風の際に窓ガラスが割れると、屋根が吹き上がる可能性もある

窓ガラスが割れると強い風が吹き込み、屋根が吹き上がることも珍しくない。そうなると、窓ガラスだけではなく家全体が損傷する可能性がある。たとえ窓が割れなくても、窓を開けていると同様の被害が生じやすい。

大事な住まいを守るためにも、早めに窓ガラスを強化して危険な事故を防ごう。

台風で賃貸の窓ガラスが割れるのを防ごう!おすすめ商品を紹介

台風のシーズンになると養生テープなどが品薄になることもあるため、台風が発生する前にあらかじめ購入しておこう。

ここからは、窓ガラスが飛散するのを防ぐ商品を紹介していく。

台風対策おすすめ商品①:窓ガラスの飛び散りを防ぐ「ガラス飛散防止フィルム」

【飛散防止フィルム】防災 ガラス飛散防止フィルム 窓ガラスフィルム UVカット GS50 透明 ガラス 飛散防止 紫外線対策 オーダーカット 窓ガラス 地震対策 安全対策 台風対策 窓 フィルム 保護 DIY
¥ 24(税込)/DIY Helper

オーダーカットで頼める「ガラス飛散防止フィルム」。窓ガラスが割れても飛び散らないフィルム。飛散防止だけでなく、遮熱・断熱、目隠し、防犯などさまざまな用途で使用できる。

自分でカットしなくてもぴったりのサイズにカッティングされているため、貼り付けもしやすい。またオーダーカット注文ができるため、貼り付けが難しい特殊なサイズの窓にも貼り付けられるのが便利。

台風対策おすすめ商品②:窓ガラスの飛び散りを防ぐ「飛び散り抑止テープ」

ガラスの飛散防止台風対策暴風対策飛来物対策ガラスの飛び散り抑止テープ5cm×10m巻無色透明×4個セット【同梱不可】【日本製】
¥1,760/プチ・リフォーム商店街

広範囲に飛び散る破片を抑えてくれるのが「飛び散り抑止テープ」だ。透明度が高いテープで、貼っていることがわかりにくい。1mの高さからレンガを落として飛散具合を検証しており、養生テープよりも抑止テープを施工した方がガラスが飛散しにくいという結果となっている。

また、複層ガラスや網入りガラスにも貼ることができるのもおすすめポイント。

台風が接近する前に、賃貸の窓ガラスが割れないよう対策しよう!

今回は、台風が来る前に行う窓ガラスの対策について解説した。窓ガラスは、強風ではなく飛来物によって割れることがほとんどだ。シャッターがない賃貸物件では防ぐことは難しいが、ガムテープや段ボールで室内への飛散を抑えることはできる。

また、飛散防止フィルムを貼っていれば、台風接近前に慌てる必要がない。台風は自然災害とはいえ、強さや進路などはある程度把握することができる。自分を守るため、そして被害を拡大させないためにもきちんと準備しておこう。

※記載の金額は2022年5月18日時点の楽天市場での掲載価格です

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