【美容ライターが解説】自宅でできる脱毛方法とアフターケア
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脇、腕、VIO……自宅でセルフケアをする方法とは??脱毛後のアフターケアはどうすればいい?

サロンでの脱毛がベストなのはわかっているけど、お金がかかるし、恥ずかしいし、ハードルがすごく高い!と考える人が多いのでは? コロナ禍でサロン通いを控えている人も増えているそう。
できれば自宅で脱毛を済ませたいけれど、どうやっていいのかわからない……。
そもそも自宅で脱毛ってできるの? と疑問に思ったことはないだろうか。
そこで、本記事では美容ライターが「自宅での脱毛方法」と「アフターケア」について徹底解説する。
そもそも自宅で脱毛ってできるの?

一般的に「ムダ毛処理」のことをざっくり「脱毛」という人が多いが、正確には自宅でできる処理は「除毛」や「減毛」のことで「脱毛」ではない。本来「脱毛」とは毛根を破壊し2度とムダ毛が生えてこないように処理することである。
これは医療行為レベルの施術であるため自宅で皮膚科やクリニック、あるいは脱毛サロンと同等の脱毛処理を行うことは基本的にはできない。
「1本たりともムダ毛が許せず、もう2度と生えてほしくない!」という強い気持ちがあるのであれば、やはり皮膚科やサロンに行って「脱毛(永久脱毛)」をお願いするのがベター。
でも「そこまで体毛が気になるわけではない」、「露出の多い春夏シーズンだけ綺麗にしておきたい」、というレベルなら自宅で対応することは十分可能。自宅でできる除毛や減毛方法にも色々な種類があるので、ぜひ自分に合った「セルフ脱毛」を見つけて欲しい。
自宅での脱毛または除毛が可能なパーツ

例えば、顔、脇、腕、脚、VIOは比較的セルフケアしやすいパーツ。自分で目視することができるからだ。男性で胸毛が気になる人も、同様にセルフケアが可能。
「手が届く範囲」ならセルフケアできるのではないか? と考える人もいるかもしれないがそれは大間違い! 目視できないパーツのセルフ脱毛は、合わせ鏡を使ってもうまくいかないことがほとんど。セルフ脱毛をするのは、あくまで目視して、なおかつ触ることができる範囲に留めておこう。
これは余談だが、高齢になるほど眉毛の脱毛や眉のアートメイクのニーズが高まるという。これは視力の低下により細かい部分が見えにくくなり、アイラインがうまく引けなかったり、眉下の毛が目視しにくくなったりするからだそう。
セルフ脱毛は「目視できる範囲」のパーツに留めるということがとっても重要なのだ。
セルフ脱毛がNGなパーツ
自分の目でよく見えない場所、手が届きにくい場所はセルフケアをやめておいた方がいい。
例えば背中、うなじ、Oラインのセルフ脱毛はよく見えないのでトラブルが起こりやすい。
また、脇もセルフケアでのトラブルが起こりやすいパーツ。目視しながらケアをするには、肘を天井に上げ続け、鏡を見ていなければならない。そのためせっかくケアしてもムダ毛が残ってしまいがちな処理が難しいパーツだ。
セルフ脱毛はNGだけれど、誰かにお願いするのはありなパーツ
セルフケアと言えるかわからないが、お友達同士で脱毛や除毛を手伝うケースも少なくないそう。例えば背中全体をシェービングしてあげたり、うなじに除毛ワックスを塗ってあげたり……。ヘアカラーもお友達同士で行う場合が増えているようだが、その流れなのかもしれない。
目視できないパーツや手が届かないパーツの場合、もし姉妹やパートナー、ご家族にお願いできるであれば、セルフ脱毛よりは間違いなく綺麗に仕上がり、安全性も高いのでぜひそうしよう。
脇や腕・脚の場合でも、セルフ脱毛だとどうしても処理の最中に動きたくなったり、行動が制限されたりしてしまうが、もし家族や友人にお願いできるなら、自分は寝っ転がってじっとしていればOKなので、脱毛サロンで脱毛するのと近い状況を作ることができてより効果的だ。
サロンで脱毛する場合も、事前の自己処理が必要になる
ちなみに、エステサロンや皮膚科で脱毛をお願いするときも、事前に自己処理しておくことを求められる場合が多い。
エステサロンや皮膚科での脱毛は「減毛」や「除毛」ではなく、毛根をレーザーで破壊し、2度と毛が生えないようにする施術。そのため、毛が生えた状態では毛根にレーザーが届きにくくなり効果が弱くなってしまう。また、毛が残っているとその部分にレーザーの熱が伝わり焦げたり、皮膚トラブルを起こしたりする危険もある。このため事前の自己処理をお願いしているサロンやクリニックが多いのだ。
さすがに背中やうなじの自己処理は難しいため求められないケースがほとんどだが、サロンやクリニックによってはシェービング代を別に請求されるところもある。
エステや皮膚科での脱毛の場合、最も安全性の高い「電気シェーバー」での自己処理を推奨されるため、サロン派の人も電気シェーバーに慣れておくと良いかもしれない。
美容ライターおすすめ!セルフケアによる6つの脱毛&除毛方法

セルフケアの方法としては以下の6つの方法がある。パーツごとに向き不向きがあり、使用する脱毛商品によっても使用部位が限られているので、下記はあくまで参考程度に、基本的には商品の説明通りに使って欲しい。
セルフケアでおすすめの脱毛&除毛方法①:家庭用脱毛器
セルフで脱毛を行う場合、家庭用脱毛器が最も効果が高い。商品にもよるが、エステなどで使用しているものと同じレベルとされる「光」や「フラッシュ」と呼ばれる特殊なライトで毛根にアプローチしてくれる。
最新のものは、VIOを含む全身に対応しているものもあるが7~8万円と安くはない。Vまでに対応している商品で大体5万円くらいが相場である。サロンに行くか、自宅用の脱毛器を購入するかは、サロンで見積もりをとって価格を比較するのも一つだ。
家庭用の脱毛器は悪くはないが、照射の力、スピード、1回で当てられる面積などは、やはりプロフェッショナルが使うものとは大きな差がある。また、家庭用脱毛器は安いものではないので、自分が使っていて面倒にならないか、機械が扱いやすいかなどもよく確認してから購入しよう。
最近は、家電のレンタルサービスなどもあるので、商品を実際に利用して一度試してみるのも良いだろう。
美容ライターおすすめの家庭用脱毛器:レイボーテ Rフラッシュ シルキー/ヤーマン
¥49,500/ヤーマン
セルフケアでおすすめの脱毛&除毛方法②:カミソリ
カミソリによるシェービングは、IOはやや危険だが、他の部分での使用は基本的にはOK。顔には顔剃り用、手足にはボディ用など使い分けた方がより安全で効果的。
なお、お父さんやパートナーの髭剃りをこっそり使うことはやめよう。
美容ライターおすすめのカミソリ:ハイドロシルク ホルダー 敏感肌用/Schick
¥798/シック
セルフケアでおすすめの脱毛&除毛方法③:電気シェーバー
電気シェーバーによるシェービングは、基本的にどの部位でも比較的安全に使えるが、毛量が少ないパーツのほうが使いやすい。顔・VIO・指・鼻の下など細かいパーツに特におすすめだ。
美容ライターおすすめの電気シェーバー:フェイスシェーバー フェリエ/パナソニック
¥3,718/パナソニック
セルフケアでおすすめの脱毛&除毛方法④:除毛テープ
毛量が長く多いパーツ(腕やすね)や、毛が伸びてくるのをできるだけ長く抑止させたい場合には、除毛テープを使うと良い。使い方は除毛したいパーツにテープを密着させ、毛の流れに逆らって一気にはがすだけ。
剃毛だと数日で生えてくるが、脱毛テープを使えば毛根から毛を抜くので、個人差はあるものの毛のない状態を1週間~10日程度、長く保つことができる。
ただし痛みがあるのがデメリット。
美容ライターおすすめの除毛テープ:脱毛テープ/エピラット
¥731/エピラット
セルフケアでおすすめの脱毛&除毛方法⑤:除毛ワックス
除毛ワックスの使い方は除毛テープと同様、接着力のあるワックスを除毛したいパーツに塗り、一気に引きはがして使うというもの。
使うべきパーツや目的も除毛テープとほぼ同じ。毛量が長く多いパーツ(腕やすね)や、毛が伸びてくるのをできるだけ長く抑止させたい場合におすすめだ。
ただし、除毛ワックスの方が除毛テープよりも痛みが少ないという声が多い。最近は角質ケアなどスキンケア効果のある除毛ワックスも多く出ている。ただし、事前にワックスを温める必要があるなど、除毛テープより準備にやや時間がかかる場合も。
一般的な除毛ワックスは、ワックスとペーパーをそれぞれ別で使用する必要があるが、近年はペーパーにワックスがセットされた一体型も少しずつ販売されている。
美容ライターおすすめの除毛ワックス:脱毛エステ ハニーワックス脱毛/エピラット
¥1,181/エピラット
セルフケアでおすすめの脱毛&除毛方法⑥:除毛クリーム
毛のタンパク質を溶かす成分を含むクリームを塗布し、指定時間が経ったら拭き取ったり洗い流したりするというもの。カーブの多い部分への使用や、カミソリに抵抗がある人におすすめ。
泡タイプ、クリームタイプ、スプレータイプなどさまざまな種類がある。基本的には除毛したい部位ごとに専用のクリームがあるのでそれを選ぼう。
除毛クリームの効果は基本、タンパク質を溶かす成分を含む薬剤によるもの。敏感肌の人は特に肌に優しいタイプのものだと安心だ。
美容ライターおすすめの除毛クリーム:バスタイム除毛クリーム 敏感肌用/ヴィート
¥755 /ヴィート
美容ライターおすすめ!脱毛&除毛以外でおすすめの2つのセルフケア
脱毛&除毛以外でおすすめのセルフケア①:抑毛ローションなど減毛効果が期待できるコスメ
ムダ毛が全く生えてこなくなるなどの大きな効果は期待できないが、減毛・抑毛効果があるとされる化粧水やクリームタイプのスキンケア商品もある。
除毛や脱毛をした後のスキンケアに使うことで効果があるとされる。まだ脱毛ができない小さい子どもに使う人も増えているようだ。
※子供への使用については商品・成分情報をよく確認のうえ行ってください
美容ライターおすすめの抑毛ローション:パイナップル豆乳ローション/鈴木ハーブ研究所
¥3,520/鈴木ハーブ研究所
脱毛&除毛以外でおすすめのセルフケア②:脱色クリーム
こちらは脱毛でも減毛でもなく、生えている毛の色をヘアカラーのように脱色することで目立たせなくするという方法。そもそも毛量の多くない女性や、男性の場合はすね毛・胸毛などのケアに使う人が多いようだ。
美容ライターおすすめの脱色クリーム:脱色クリーム スピーディ/エピラット
¥1,227/エピラット
自宅での脱毛後はアフターケアを忘れずに!
どの方法であっても自宅で脱毛などのセルフケアをしたあとは、しっかり冷やし、保湿を怠らないようにしよう。
ここでは具体的なアフターケアの方法を紹介する。

脱毛後のアフターケアの方法
※セルフケア行う前に、小さい保冷剤を冷やし準備しておく。保冷材は、できれば取り扱いしやすいジェルタイプのものがおすすめ。
①セルフケアをした部分に保冷剤を3~5分当てる。
冷却することで毛穴が引き締まり、雑菌などが入り込むのを防ぐことで炎症を抑制してくれる。
②保湿を念入りに行う。
いつも使っている化粧水で良いので、それを手のひらで優しくパッティングして肌に馴染ませよう。
自宅での脱毛・除毛後の注意点
サロンでの脱毛の後は、当日の入浴・サウナや岩盤浴、激しい運動や飲酒など血行を促進する行動はすべて禁止される。これは血行が良くなることで肌に赤みが出たり、かゆみが出たりするのを防ぐためだ。
セルフケアであっても同様に、これらの行動は避けるのが無難。入浴するとしても、シャワーのみにするなど手短にしておいた方が安心だ。
正しい知識を持って自宅でセルフケアしよう!
ムダ毛のセルフケアにおいて最も大切なのは正しい知識を持っておくこと。
ツルツルすべすべの肌を手に入れるために行うムダ毛の処理。しかし、自己流の処理によって毛穴のがブツブツが目立ったり、赤く炎症を起こしたりしてしまう人は多い。
ツルツルすべすべの肌を手に入れたいなら、パーツごとに使える道具を使うことや、アフターケアを行うことはマストだ。
また、基本的に毛抜はあらゆるパーツで使わない方がいい。眉毛を毛抜きで抜いただけでも、そこから雑菌が入ると毛包炎という皮膚トラブルが起こり、運が悪いと目が腫れることもある。髭剃りで同様の症状が起きている男性もよく見かける。
毛穴と肌に極力負担をかけない正しい脱毛の方法を確認して、自分に合ったセルフケアをしよう!
※この記事は2021年6月29日時点の情報をもとに制作しております
※記事内で紹介する内容は効果を保証するものではありません
※状況に応じて医師の指示に従ってください
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