初めての一人暮らしには、ベッドよりも布団がおすすめ 編集部が厳選したおすすめ商品2つを紹介
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一人暮らしの寝具、何を基準に選ぶ?

一人暮らしで準備する大型家具の一つとなるのが寝具だ。寝具は布団とベッドの2種類があるが、部屋の間取りのことも考えると、自分の好みだけで選ぶわけにはいかない。
布団は上げ下げが面倒だが部屋を広く使える、ベッドはいつでも寝転べるので便利だが場所を取る。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分にとってメリットが多い方を選ぼう。
一人暮らしで部屋を広く使いたいなら布団がおすすめ
一人暮らしで部屋を広く使いたいのであれば布団がおすすめだ。一般的に、一人暮らしの居室の広さは20㎡ほどになるため、ベッドを置いてしまうとスペースのほとんどが取られてしまう。
ロフト付きの物件であればシングルベッドを置く余裕があるかもしれないが、平米数が少ないのであれば、布団の方が部屋を広く使える。布団であれば、寝るとき以外は仕舞っておけるので、部屋を広く使えるのはもちろん来客があっても寝具を気にする必要がない。
最近ではベッドを置く人も多く、一人暮らしで必要な家具としてベッドがよくリストアップされているが、部屋が狭いのであれば無理に置かなくてもいいだろう。
ただし、布団を収納するスペースがないのであれば、ベッドを検討した方がよいかもしれない。特に床がフローリングの場合、布団を敷いたままにするとカビが発生することもあるので要注意だ。
部屋の状態を考慮し、自分にとって快適に感じる布団を選ぶのがおすすめといえるだろう。
ベッドと比較したときの布団のメリット・デメリット
布団といって最初に思い浮かぶのは、毎朝収納して寝るときに敷かなくてはいけないという面倒な部分ではないだろうか。ベッドであればいつでも横になれるし、収納の手間がないのでメリットが多いように感じるかもしれない。
しかし、ベッドを置くと部屋が狭くなったり、処分をするとお金がかかったりするなどさまざまなデメリットがある。布団も同様にメリットとデメリットがあるので、どちらを選ぶか迷っているのであれば布団のメリット・デメリットも知っておこう。
布団のメリット
布団のメリットは5つ挙げられる。
布団のメリット①:スペースを有効活用できる
布団は片付けることができるので、限られたスペースを有効活用できる。ベッドを設置してしまうと部屋の一部分が寝床スペースになってしまうので、部屋が狭いと寝室としての使い方しかできなくなってしまう。
最近は、折りたたんでソファとして使えるものもあるので、収納スペースがない場合はこちらを検討してみるのもよいだろう。
布団のメリット②:初期費用が安い
ベッドでも安いものはあるが、極端にリーズナブルなものだと寝心地が悪かったり体が痛くなったりすることもある。しっかりとしたものを選ぶ必要があり、その分費用もかかってしまう。
布団であれば、掛け布団や枕がセットになっていても10,000円以下で購入できるものがある。初期費用が安いので、ほかの家具を購入したり、一人暮らしの費用を節約できたりするのもメリットだ。
布団のメリット③:引越しが楽にできる
ベッドを使っている場合、それを新居に持っていくとなると引越し業者に依頼しなくてはいけないため、その分費用がかさんでしまう。しかし布団であれば圧縮袋で小さくできるので、引越しを楽にすることができるようになる。もちろん引越し費用も安くなるので、経済的な負担も抑えることができる。
布団のメリット④:寝る場所を選ばない
ベッドは決まった場所にしか設置できないが、布団であれば部屋のどこでも敷けるので、寝る場所を気分によって変えることができる。すっきり目覚めたいのであれば朝日の差し込む窓辺、時間を気にせず眠りたいのであれば壁側というように変えられる。
体調や気分に合わせて変えることができるため、マンネリ化しないのもメリットといえるだろう。
布団のメリット⑤:部屋でだらだらしなくなる
ベッドがあるとつい横になってしまって、やらなくてはいけないことを後回しにしてしまうこともあるだろう。しかし、布団であれば寝るときにしか敷かないので、部屋でだらだらと過ごすことも少なくなるはずだ。
布団のメリット
布団のデメリットは3つ挙げられる。
布団のメリット①:布団の上げ下ろしが手間
布団は仕舞わなくてはいけないし、寝るときには敷かなくてはいけない。ちょっとした手間だが、朝の忙しいときや疲れているときなどは面倒に感じることも多いだろう。
布団のメリット②:片付けるときにハウスダストが舞いやすい
布団は敷き布団から掛け布団、枕まで片付けるためどうしてもハウスダストが舞ってしまう。そのため、人によっては健康被害を受けやすいのがデメリットだ。
布団のメリット③:冬は冷える
布団は床に直接敷くため、冷気がダイレクトに入ってくる。厚みのある布団だと上げ下げがより大変になるため、冷え対策を考えることがデメリットになるだろう。
▼マットレス&ベッド派の方はこちらの記事がおすすめ!
布団の選び方のコツ

布団はデメリットよりメリットの方が多いので、これから一人暮らしをするのであれば購入を検討する人もいるだろう。そこで、ここでは布団の選び方のコツを紹介していくので参考にしてほしい。
布団の選び方のコツ①:素材
布団選びで重要なのは素材だ。布団には羽毛や羊毛、綿、麻などの素材があるが、吸湿性と放湿性、保温性を重視しなくてはいけない。
吸湿性が悪いと頻繁に洗わなくてはいけないし、放湿性がないとカビが繁殖してしまう。また、保温性がないと冬場は寒くなるので、これらの3つを踏まえて布団を選ぶことが重要だ。
布団の選び方のコツ②:サイズ
手軽に上げ下げするにはシングルサイズがベストだ。広々としたスペースで寝たいという人もいるかもしれないが、布団は床続きになっているので、多少はみ出してもベッドのように落ちることはない。
ダブルサイズだと重くて大変なので、シングルサイズだと不安な方はセミシングルサイズを選んでみるのもよいだろう。
布団の選び方のコツ③:手入れの手軽さ
布団はこまめな手入れが必要になる。洗濯機で洗えるか、抗菌・防ダニ加工がされているかなど手入れの手軽さもチェックしなければならない。手入れを怠ってしまうと不衛生な状態で寝なくてはいけなくなってしまうので、清潔な状態を保ちやすい加工になっているものを選ぼう。
一人暮らしにおすすめの布団セット
敷き布団や掛け布団をばらばらに購入すると比較的高額になってしまう。一人暮らしの場合は、お得な価格で購入できる布団セットで揃えるといいだろう。ここでは、おすすめの布団セットを紹介していこう。
手入れもしやすく抗菌仕様なコスパ抜群の布団7点セット

¥4,999/タンスのゲン
タンスのゲンの布団7点セットは、手入れがしやすい抗菌仕様になっており、さらにコスパもよいのがおすすめポイントだ。
枕と掛け布団は洗濯機で丸洗い可能なので、いつでも清潔な状態で使用できる。付属のカバーはピーチスキン加工となっているため、柔らかな風合いで心地よい眠りをサポートしてくれる。
セット内容
・枕
・掛け布団
・敷き布団
・カバー3種(枕/掛け布団/敷き布団)
・専用収納ケース
素材
中空ポリエステル綿
メーカー
タンスのゲン
手入れ方法
・風通しのよい日に天日干しする
・干す場合は、白いカバーで覆う
・できるだけ裏表を返す
・収納時は湿気の少ないところに干してから防虫剤を入れる
ふわふわな寝心地が最高な東京西川の布団セット

¥13,938/西川(Nishikawa)
とにかく寝心地重視!という人は東京西川 SEVENDAYSがおすすめだ。
東京西川 SEVENDAYSの布団は、繊維の中に空気を含み、ふわふわながらも弾力のある特殊可能となっていて、さらに軽さもあるというのがおすすめポイント。
敷き布団の中心にはプロファイルウレタンが使用されているため、体をしっかりと支えてくれる。そのため、布団にありがちな体の痛みもほとんど感じることはない。寝心地もよく、おすすめの布団セットといえるだろう。
セット内容
・枕
・掛け布団
・敷き布団
・カバー3種(枕/掛け布団/敷き布団)
・専用収納ケース
素材
東レFT綿
メーカー
東京西川
手入れ方法
・風通しのよい日に天日干しする
・干す場合は、白いカバーで覆う
・できるだけ裏表を返す
・収納時は湿気の少ないところに干してから防虫剤を入れる
布団なら部屋を広く使える
布団にもベッドにもメリットとデメリットがあり、部屋の環境やライフスタイルも人によって違うため、一概にどちらがよいとは決められない。しかし、ベッドは部屋のスペースを取ってしまうし、簡単に捨てられるものでもないので、安易にベッドを購入してしまうと後悔することになるかもしれない。
毎日収納するのが面倒になっても、布団であれば部屋を広く使えるようになるので、どちらにしようか迷っているのであれば布団を選ぶことをおすすめする。
※記載の価格は2021年12月16日時点のものです
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