二人暮らしの食費を抑えるポイント8つ!ストレスなくお金を貯めるコツは?
このページの目次
食費を抑えれば大きな節約につながる!
二人暮らしで「あれ?なんだかお金の減りが早いぞ……」と思ったら、食費に注目してみよう。
家賃や光熱費などの固定費と違い、食費は生活スタイルによってかかる金額の差が大きい「気づかないうちに予算を大幅にオーバーしていた」といったことが起こりがちなのだ。
そこで今回は、二人暮らしでかかる食費について、平均額や食費がかさむ原因、食費を抑えるコツをご紹介! 無駄な食費を削って貯金や楽しみに使えるお金が増えれば、二人暮らしはもっと楽しくなる。この記事が食費削減のヒントとなれば幸いだ。
二人暮らしでかかる食費の平均額と食費が占める割合
総務省が公表する家計調査では、2018年の食費平均は単身者で44,606円。2人以上の世帯では76,090円が平均値だ。
■参照元
家計調査 家計収支編 単身世帯(勤労者世帯)
家計調査 家計収支編 2人以上の世帯(勤労者世帯)
「2人以上」では4人家族も含まれるため食費の平均値だけではあまり参考にならないが、収入における食費の割合を見ると「みんながどれくらい食費をかけているのか」が見えてくる。
2人以上の世帯ではボーナスや臨時収入を除いた「定期収入」の額が348,402円なので、76,090÷348,402×100で食費の割合はおよそ20%と推測できる。
20%がどれくらいかと言うと、月々の収入が25万円の人なら5万円、二人暮らしで収入の合計が40万円なら8万円となる。おおよその目安として覚えておこう。
二人暮らしで食費がかさんでしまう原因
食費がかさんでしまう原因として、最も大きいのが外食。「二人とも働いているため作る時間がない」、「作るのが面倒」といった理由で外食が重なると、途端に食費はアップしてしまう。
自炊すれば1,000円で豪華な食事ができるが、外食の場合はランチでも二人合わせて2,000円はかかる。外食が多い人は、家で食事をする習慣をつけるだけでも大幅に食費を抑えられるだろう。
二人暮らしの食費を抑える8つのポイント!無理なく節約上手になろう
ここで、食費を抑えるコツとして簡単にできる方法を8つ紹介する。「節約」と考えて追い込まず、期間をかけて習慣を変えていくようにしよう。
ポイントその1.中食(なかしょく)を活用して外食を控える
食費を抑えるには外食の回数を減らすことが最も効果的だが、毎日の食事をすべて自炊するのは負担が大きい。さらに二人暮らしでは料理を作る人が固定されがちなため、不満が溜まることもあるだろう。
そこでおすすめなのが「中食」の活用。中食とは、惣菜や弁当など家に持ち帰ってすぐに食べられる食事のことだ。すべて自炊するよりコストはかかるが、外食の回数を抑えるために中食を活用するなら結果的に大きな節約効果が期待できる。
ポイントその2.安売りに釣られない
安い食材を買ったのに、使わずに冷蔵庫の中で腐らせてしまったことはないだろうか。
「セール」や「半額」といった言葉につられ、不要な食材をどんどん購入していると腐らせてしまい、結果的に高く就いてしまうことも。二人暮らしで食べきれる量はさほど多くない。安さに釣られて無駄買いをしないように意識しよう。
ポイントその3.調味料と薬味を使ってバリエーション豊かに
調味料の持つ力は偉大。たとえば同じ豆腐でも、ネギと生姜、かつおぶしを乗せれば冷奴ができ、にんにく・生姜・豆板醤・甜麺醤・中華だしを加えれば麻婆豆腐ができる。
調味料をたくさん揃えておけば、同じ食材でもまったく違うメニューとなるのだ。
調味料の多くは日持ちするので、冷蔵庫に揃えておけば食材が少ないときにも大活躍!「この食材にはどんな調味料が合うかな?」と、食材からメニューを考えられると料理の幅も広がる。
ポイントその4.冷凍庫をフル活用する
二人暮らしでも食べる量によっては食材に無駄が出ることも多い。
余った食事は捨てずに冷凍し、お弁当のおかずや別の日のメニューとして活用しよう。食材が余ったとき、「冷凍できるか?」と検索するクセをつけるのがおすすめだ。
ポイントその5.ポイントをうまく活用する
雑貨店や書店などではポイントカード制度をおこなっていることが多い。同様に、食材を購入するスーパーでもポイントカードがあるかどうか確認してみよう。その日によって使えるクーポンなどを発行している店舗も多いので、ぜひ利用したいところだ。
食材の購入時にクレジットカードを使う場合は、クレジットカード独自のポイント還元もゲットできる。ポイ活という言葉が普及してきているが、各クレジットカードによって還元率は大きく異なる。いつも利用するスーパーと相性の良い種類のクレジットカードにしておくと、還元率が高い場合が多いのでおすすめだ。
ポイントその6.ふるさと納税を活用する
「ふるさと納税」とは、応援したい自治体に寄付金を援助することで、地元のグルメや電化製品などの返礼品をもらえるほか、所得税還付や住民税控除も受けられるというお得な制度である。
寄付金の額は各自治体によってさまざま設定されているが、還付金や控除額を考えると、実質の負担額はたった2,000円。返礼品がもらえるふるさと納税を選択すれば、楽しみも増える。これは利用しない手はない!
ポイントその7.飲み物は購入せずにマイボトルを持参する
仕事に行くときや外出先で、ついコンビニや自動販売機、ときにはカフェなどで飲み物を買ってしまう習慣はないだろうか? 1回分はたいした金額ではないかもしれないが、年間で考えてみるとかなりの出費になることを自覚しよう。
お水やお茶、コーヒーなどもマイボトルに入れて持ち歩くことができる。飲み物は自宅でマイボトルに入れて持参するというちょっとした手間で、大きな節約につなげよう。
ポイントその8.たまの「ご褒美デー」でメリハリを
いつも食費を気にしてばかりではストレスが溜まってしまう。
無理なダイエットのストレスを食べることで発散したくなるように、節約によるストレスはお金を使うことで発散したくなるもの。そのため、誕生日やクリスマスなどのイベントとは別に、定期的に外食や豪華な食事をとるというご褒美デーを設定し、ストレスが溜まりすぎないようにしよう。
食費だけでなく生活費全体も見直そう
生活費の中で、家賃の次に大きな割合を占める食費だが、そのほかにも節約できそうな出費で、気にしてほしいのが以下の2つの出費である。
光熱費を抑える
電気・ガス・水道料金については、基本料金は必ず支払わなければならないものだが、残りは使用した分となるため、節約を念頭に置いた場合に自分で努力できる部分でもあるといえる。
使用していない家電はコンセントを抜いておく、寒い時期は一枚余計に羽織る、シャワーは短時間に抑えるなど、毎日の積み重ねで光熱費を節約することが可能だ。ただし、暑さや寒さを我慢しすぎると体調を崩してしまうので、やりすぎない程度にがんばろう。
固定費を抑える
二人暮らしにおける固定費といえば、家賃・通信費などではないだろうか。毎月の固定費が安ければ、その分を貯金に回すことができる。そのためには、できるだけ安い家賃の物件にする、スマホを大手キャリアから格安Simに変更するといった方法があるので、ぜひチェックしてみてほしい。
食費を抑えて、二人暮らしでしかできないことを楽しもう!
二人暮らしを楽しむうえで食費を抑えることは重要。日頃の食費を抑えられれば、より良い暮らしのために家具を購入したり、旅行を計画したり、将来への資金にしたりと行動の選択肢を広げられるからだ。
今回ご紹介した食費を抑えるポイントを意識して、無理なく食費をコントロールしよう。
※2020年2月加筆・修正=CHINTAI情報局編集部
関東の人気市区町村から賃貸物件を探す
草加市 豊島区 成田市 浦安市 市川市 荒川区 武蔵野市 戸田市 市原市 日野市
関東の人気沿線から賃貸物件を探す
西武池袋線 南武線 東急目黒線 横浜線 東急田園都市線 武蔵野線 青梅線 みなとみらい線 横須賀線 小田急小田原線