1Kの部屋をおしゃれに!インスタグラマーのんさんに聞く、プチプラ×ガーリーな一人暮らしの部屋作りのコツ
インスタグラムで大人気!のんさんの一人暮らし部屋作りのこだわりとは?
都内で一人暮らしをスタートして、8月でちょうど1年を迎えるというのんさん。
初めての一人暮らしの部屋の写真をインスタグラムに投稿したところ、「素敵なお部屋!」「お手本にしたい!」とたちまち大反響。フォロワーは2万人を超え、一人暮らし女子の憧れの的に。
そんな女性が憧れるのんさんのお部屋なのだが、実はお部屋にあるモノのほとんどがプチプラアイテムなのだとか。そんなインスタグラマーのんさんに、1Kでも可愛く、おしゃれなお部屋を作るコツを聞いてきた。
「お金がないけど、可愛いお部屋を作りたい」という方は、のんさんのアイデアをぜひ参考にしてみて。

この記事でわかること
「せっかく一人暮らしをするなら好きな空間にしたいと思ったんです」(のんさん)
家具は全部白でそろえれば可愛い雰囲気になるし、失敗しない
頻繁に自炊をするからこそ、キッチンは「実用重視です。使いやすいのが一番!」
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プロフィール
名前:のんさん
職業:会社員
年齢:20代
instagram:@nonnoroom
ルームデータ
居住地:東京都
居住人数:1人
間取り:1K(26㎡)
家賃:7万(管理費、wi-fi込み)
築年数:1年
オフシーズンのお部屋探しで理想のお部屋を発見
もともと実家暮らしをしていたのんさん。就職して自由になるお金が多少増えたこともあり、ついに念願の一人暮らしを決意したそう。
引越しのタイミングに選んだのは、閑散期の8月。会社まで1時間以内で通える街を選び、水まわりがきれいでバストイレ別、二口コンロ付き、家賃7万円までという条件で部屋を探したところ、すぐにイメージ通りの部屋が見つかったそう。
「実家では自分の部屋がなくて、インテリアとかも特にこだわっていませんでした。でも、せっかく一人暮らしをするなら好きな空間にしたいと思ったんです」(のんさん)
実家から運んできた家具はなく、新居に合わせてすべて買いそろえたそう。これは、初めての一人暮らしならではの楽しみだ。
では、いよいよ本題。限られた予算でどうやって理想のお部屋を作ったのか、のんさんに詳しく教えてもらった。

家具は白で統一すれば、失敗しない!
ベッド、棚などすべての家具を、お部屋に合わせて新しく買いそろえたというのんさん。床が明るい色だったこともあり、家具をすべて白で統一したという。

「何色と何色が合うかなと考えるのが面倒で(笑)。とりあえず全部白でそろえれば可愛い雰囲気になるし、失敗しないはずと思ったんです。小物類に取り入れるサブカラーも茶色だけと決めて、それ以外の色は基本的に選ばないようにしました」(のんさん)
その言葉通り、白の家具とうすい茶系のアイテムが絶妙なバランスで共存し、ナチュラルな雰囲気に。唯一迷ったのは、ソファの色だそう。
「アクセントとして赤や緑のソファを置いてもいいかなと思ったのですが、迷ってしまって。家族にアンケートを取ってみたんです。そしたら、みんな口を揃えて『あいぼりーがいいよ』と。飽きずに長く使えるから、との理由でした」(のんさん)
大きな家具は基本的に楽天で購入。同じショッピングサイトを使うことでポイントが溜まり、出費の削減にもつながったそう。
ここからは、のんさんがメルカリ&100均アイテムで可愛いお部屋作りをするコツを紹介!
メルカリ&100均アイテムでお部屋をディスプレイ
細かなアイテムは100円ショップで購入した茶色のバスケットを使って種類ごとに整理。同じバスケットでそろえることで、見た目がすっきりして取り出しやすさも◎。

それぞれのバスケットをよく見てみると、可愛らしい布製のタグが。これは一体?
「中身がわかりやすいように、フェルトを使って自分でタグを作ったんです。キャンディのタグはお菓子、リップのタグはコスメ。ほかにも、カメラ、薬、ビニール袋のタグなどがあります」(のんさん)

のんさんのお部屋は、ドライフワーのガーランドがたくさんディスプレイされているのも特徴。
これらは、メルカリで購入した手作りのミニドライフラワーを麻紐にクリップ留めして作ったものだそう。真っ白な壁のアクセントになって、ナチュラルな雰囲気を作り出している。

まさかのアレが、こんなに可愛くなっちゃう!
他にも、のんさんの手作りアイテムをお部屋のあちこちで発見。
例えば、このアクセサリーケースも手作りだそう。

「お店で売っているアクセサリーケースを見て、作れそうだなと思ったんです。材料は、100円ショップの透明な3段引き出しケース、厚紙、フェルトだけ。ケースの底と側面に接着剤でフェルトを貼り、厚紙にフェルトを貼って仕切りにしています。手持ちのアクセサリーの数や形に合わせられるのが、手作りのいいところです」(のんさん)
テレビの周りにもたくさんのドライフラワーが。こちらは自分で作ったものだそう。中には花瓶の代わりにトイレットペーパーの芯を利用しているものも。

「何かちょうどいい高さの入れ物はないかなと探してたときに『トイレットペーパーの芯がちょうどいいかも』と思って。包装紙を巻いて麻ひもを結んだだけですが、それなりに可愛くなったかなと」(のんさん)
身の回りにあるものを有効活用して、お部屋のディスプレイにアレンジしているのんさん。背伸びしすぎず、自分らしいお部屋づくりを楽しんでいるようだ。
毎日自炊するから、すっきり&使いやすいキッチンがいい
頻繁に自炊をするというのんさん。そのため、キッチンは「実用重視です。使いやすいのが一番!」とのこと。
使うアイテムだけがすっきりと並べられたキッチンは、小さいながらも確かに料理がはかどりそう。

キッチンの戸棚は100円ショップの取っ手付きのカゴを使って、アイテムごとに整理。カゴをそろえるだけでも見た目がすっきりする。
調味料類は油はねを防ぐためにシンク下に収納。そのほか、乾物やレトルト食品などもカゴに入れてシンク下に入れているという。

可愛い一人暮らしのお部屋は、プチプラでも作れる!
憧れのお部屋のイメージがあっても、「お金がなくて……」と諦めてしまう人も多いはず。
のんさんは、「お部屋にこだわるようになってから、毎日家で過ごす時間が楽しくなりました。プチプラでも自分の理想のお部屋は実現できるはず。自分に無理のない範囲の手頃な価格でいいので、好きなものを少しずつ取り入れてみて」と話す。
一人暮らしのインテリアに悩んでいる人は、のんさんのお部屋作りアイデアを参考に、理想のお部屋作りを目指してみては。
文=村上佳代
写真=北原千恵美