今日から始められる!一人暮らし向け“持たない暮らし”の基本的なコツまとめ

公開日:2019年5月16日

一人暮らしの部屋をスッキリさせたい!断捨離の基本のコツとは?

断捨離

余計な物を思い切って捨てる「断捨離」

お気に入りの物に囲まれスッキリ片付いた部屋で充実した一人暮らしを送ることが理想だが、なかなか現実はそうはいかない。

  • 6畳のワンルームに所狭しと物が置かれ、何から片付けてよいのか分からない
  • 少ない荷物で始めた一人暮らしだが、年々物が増え居住スペースを圧迫し生活しづらい
  • たくさんの洋服があるのに毎朝手に取るのは同じ服

といった悩みはないだろうか。

分かっているけど片付けられない、捨てたいけど捨てられない、そして心機一転!一人暮らしの質を高めたい人に向けて、今回は断捨離の基本となる「物の取捨選択を円滑に行うためのコツ」について紹介する。

断捨離とは?どういう意味がある?

いつも探し物をしていたり、散らかった部屋に溜め息をつき片付けに四苦八苦しているなら、物の量に影響を受けているのかもしれない。

やましたひでこさんの著書において発表された「断捨離」とは不要な物を断ち捨てることで物への執着から離れることである。

いらない物を捨てることでモヤモヤした気持ちや不安が消え、今の自分にとって本当に必要な物・コトがクリアになり、なりたい自分の道しるべにもなるのだから、断捨離の効果は目に見える物の減少よりはるかに気持ちの効果が大きい。

新しい一歩を踏み出すスタート地点に立つ時こそ、断捨離をして身の回りを整えることをおすすめする。

自由な一人暮らしでも途中で終わらせない!断捨離のコツ

断捨離のコツ1.なりたい自分を紙に書き出し、「断捨離表明」を作る

紙に書く

「紙に書くこと」で自分自身の気持ちを見直すことができる

まず、断捨離を始める前に「自分の理想の一人暮らし」をもう一度深く掘り下げることが重要である

例えば「一人暮らしをしている理由」「一人暮らしで大切にしたいこと」など念頭にぼんやりしている心の中の思いや考えをマインドマップのように全部紙に書き出して「断捨離決意表明」を作ってみよう。なぜなら断捨離中はいる・いらないの取捨選択に迷いが付き物なのだ。

“なぜ自分は今断捨離が必要なのか”を事前に明確にしておくことで作業の軸がブレず、取捨選択の判断を後押ししてくれることになるだろう。断捨離には変わりたいという決意が大切である。

断捨離のコツ2.全部出して物の量を把握する

ソファに出した大量の服

「自分が今どれくらいのモノを持っているのか」を把握

断捨離をする時は片付けたい場所の物を全部出して「見える化すること」が基本である。そうすることでごちゃ混ぜになっている“必要な物”と“不要な物”が全部見えて、必要な物だけを取り出すことができる。

特に洋服は、手に取るだけでは判断が鈍るため必ず着てみること。これでもう毎朝溢れた洋服を目の前に「着る服がない」と悩まずに済むだろう。次に買い足す一枚も失敗しないはず。

断捨離のコツ3.捨てるかどうか見極める期限・基準を決めておく

物を捨てる基準を決めよう

物を捨てる基準を決めよう

断捨離中は前述した「断捨離決意表明」に何度も目を通して“変わりたい”という決意を確かめよう。それでも「もしかしたらこの先使うかも」「高かったから捨てられない」「頂き物だから捨てるのは罪悪感を感じる」「状態が良いからもったいない」など、どうしてもその場で捨てることに躊躇することもあるだろう。

即判断できない物は一時保管箱を設け、一定期間使わなければ手放すといったルールを決めるといい。もちろん一時保管箱は1つと決めて、限られたスペースを圧迫しないように心がけよう。

断捨離のコツ4.慌てず自身のペースに合わせて行う

リラックスしている女性

無理に減らすよりも、満足度を優先して

「今日こそクローゼットに入りきらない洋服と向き合ってみよう」と断捨離スイッチが入ったものの、取捨選択は予想以上に頭を使うことになる。例えば“今日は春夏用だけ”と無理のないゴールを決め、衣装ケースの中やハンガー掛けの洋服を一か所に集め、いる・いらない物を左右に分けていき、いる物だけ戻す。

また、自分が不要になった洋服はリサイクルや寄付をして必要な人の手元に届けよう。

小さく始めて気持ちがすっきりする体験を重ねていくことが大切。このように断捨離の効果は心が軽くなることが醍醐味である。

断捨離のコツをつかんで、一人暮らしをスッキリ快適に

断捨離コツまとめ

紙に書き出して気持ちの整理をする
どんな一人暮らしをしたいのか目標を設定し、自分と向き合うことから断捨離は始まる。いらない物は小さな暮らしを圧迫し、前向きな気持ちや行動の妨げになっていることに気付くことが大切。

全ての持ち物を出して見える化する
“手に入れた過去の自分”と“もう必要としなくなった現在の自分”を受け入れ、手放す事実を未来に生かすこと。

捨てる基準のマイルールを決める
一年間使わなかった物は捨てるが基本。迷った物は一時保管箱を用いて簡単な仕組みをルール化する。

小さく始めて心が軽くなる体験を積み重ねる
一日で部屋全体を一気に断捨離するというのは中途半端に手を止める結果となったり、リバウンドしやすい。ダイエットと同じだと言える。

捨てることに戸惑い、もったいない気持ちが働くのは「捨てることは悪いこと」という気持ちが根底にあるからかもしれない。

しかし本来、物は人が使ってはじめて生きるものであり、物の価値を十分に生かしきれていないことが勿体ない。

洋服が好きなら洋服の数を求めるのではなく、1枚の洋服から自分らしいスタイル磨きを大切にしたい。それこそが一人暮らしの満足度を高める量より質の暮らしに繋がるのではないだろうか。

断捨離をきっかけに必要な物・大切なコトを見極め自分の軸が整った先には身軽で晴れやかな新しい自分に出会えるだろう。変化を求めるときはまずは目の前の景色から。

文=渡辺ひさの
整理収納サポートNeedsTokyoの代表を務めるワーキングマザー。家事時間を減らしライフスタイルに合った個人向けの整理収納サポート、オフィス環境改善のための整理収納サポート、時短家事や片付けに関する講座を展開。
Web:https://needstokyo.amebaownd.com/

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