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【防災アイデア】災害時に役立つアイテムを日用品で自作してみよう

知っておきたい! 非常事態を乗り切るための手作りテクニック

逃げる人のイメージ

いざという時に慌てなくて済むように、防災グッズは用意しておきたいもの

内閣府統計によれば、世界の地震の約10%が日本で発生しており、マグニチュード6以上の地震においては約20%に及ぶという。

9年目の3.11を迎える今、私たちは〝地震大国ニッポン〟に住んでいることをあらためて自覚し、いざという時に慌てず行動できる一人ひとりでありたい。

今回は、地震をはじめとした災害時に役立つアイテムを自分で作るテクニックをご紹介。身の周りにある物を使って簡単にできるので、ぜひ覚えておこう。

【災害時に役立つアイテム】ペットボトルで濾過器を作ろう

災害時は断水が起こる可能性が高い。備蓄していたミネラルウォーターが尽きてしまったら、雨水などで急場をしのぐ必要も出てくるだろう。

復旧してからも、しばらくは水が濁った状態が続く。それらを飲用に近い状態にする〝濾過器〟があれば、命をつなぐことができる。

ペットボトル濾過器の材料と道具

【材料】
・ペットボトル=2本
・小石(園芸用の鉢底石、観賞魚用の水槽石など)=適量
・木炭(バーベキュー用の炭など)=適量
・カット綿=適量

【道具】
・はさみ(またはカッター)

ペットボトル濾過器の作り方

①. ペットボトルを切る

防災アイテム・ペットボトル濾過器の作り方の工程:ペットボトルを切った様子

Aは底の部分を、Bは上部をはさみで切り取る

②. Aの飲み口にカット綿を詰める

防災アイテム・ペットボトル濾過器の作り方の工程:ペットボトルの飲み口に綿を詰めた様子

カット綿は水で湿らせてからきつく絞り、飲み口から外れないくらいギュウギュウの量を詰める

③. Aに材料を入れる

防災アイテム・ペットボトル濾過器の作り方の工程:カットした2本のペットボトルに小石とカット綿を順番に詰めた様子

下から、小石⇒カット綿⇒木炭⇒カット綿⇒小石の順に隙間なく重ねる。Bにセットしたら完成

ペットボトルの切り口は鋭いので注意しよう(ビニールテープなどで保護すると◎)。濾過した水はそのままでは飲用できないので、必ず煮沸してから利用しよう。

【災害時に役立つアイテム】アルミ缶でコンロを作ろう

電気や都市ガスが復旧するまで、煮炊きは直火で行うことになる。キャンプ用のバーナーがあれば重宝するが、誰もが常備しているものではないはず。

そんな時はアルミ缶を使った即席コンロが活躍する。コンパクト&軽量だから緊急事態に備えて作り置きしておくといいだろう。

アルミ缶コンロの材料と道具

【材料】
・アルミ缶=1個

【道具】
・定規
・油性ペン
・はさみ(またはカッター)
・ラジオペンチ

アルミ缶コンロの作り方

①. アルミ缶を切る

防災アイテム・アルミ缶コンロの作り方の工程:アルミ缶をカットした様子

飲み口から4㎝、底から3㎝の位置に油性ペンでガイドラインを引き、はさみで切断する

②. Aの切り口にくぼみを付ける

防災アイテム・アルミ缶コンロの作り方の工程:ラジオペンチでアルミ缶にくぼみをつけている様子

ラジオペンチなどを使って、指1本分くらいの間隔でくぼみを付ける

防災アイテム・アルミ缶コンロの作り方の工程:ラジオペンチでアルミ缶にくぼみをつけた様子

このくぼみがガスの通り道になるので、できるだけ均等にナミナミさせる

③. BにAをセットする

防災アイテム・アルミ缶コンロの作り方の工程:アルミ缶BにくぼみをつけたAを重ねた様子

使用する時は燃料用アルコール(薬局で400円くらい)を入れて、飲み口にライターを近づけて点火する

アルミ缶の切り口は鋭いのでカットする際は十分に注意が必要。また使用する際は必ず屋外で風除けをしながら。異常な燃え方や音がする際は使用を取りやめよう。

【災害時に役立つアイテム】新聞紙で食器を作ろう

とっさの避難では持ち出せる物に限りがあるため、お皿やコップなどは後回しになることが多い。折り紙の要領を覚えておけば、新聞紙やチラシで即席の食器を作ることができる。

折り方にはハコ型、フネ型などいくつかあるが、今回は最も簡単に折れるコップ型を紹介しよう。

新聞紙で作る食器の材料と道具

《材料》
・新聞紙=1枚
・ポリ袋=1枚

《道具》
・はさみ(またはカッター)

新聞紙で作る食器の作り方

①. 新聞紙を正方形にする

防災アイテム・新聞紙で作る食器の作り方の工程:新聞を正方形にカットする様子

短辺の長さに合わせて、長辺を切り取る(中に折り込んでもOK)

②. 三角形に折る

防災アイテム・新聞紙で作る食器の作り方の工程:正方形にカットした新聞紙を正方形に折る様子

斜めに折って三角形を作る

③. 五角形にする

防災アイテム・新聞紙で作る食器の作り方の工程:三角形にした新聞紙をさらに折って五角形にしている様子

長辺の角を短辺の真ん中あたりに合わせて折る

④. 上の三角形部分を折る

防災アイテム・新聞紙で作る食器の作り方の工程:上部を折っている様子

三角部分は2枚重ねになっているので、前と後ろに1枚ずつ倒す

⑤. ポリ袋をかぶせる

防災アイテム・新聞紙で作る食器の作り方の工程:上部を広げてポリ袋をかぶせた様子

上部を広げて開口部を作り、底部分を平らにして安定させたら完成

【災害時に役立つアイテム】牛乳パックでスプーンを作ろう

耐水性と強度がある牛乳パックは災害時に大活躍する素材。横に切ればコップに、縦に切れば器に、切り開けばまな板になるほか、ワックスコーティングされているのでロウソクや燃料の代わりに使うことができる。スプーンや箸がなくて困った時も、牛乳パックがあれば即解決!

牛乳パックで作るスプーンの材料と道具

【材料】
・牛乳パック(または1ℓの紙製パック)=1本

【道具】
・はさみ(またはカッター)

牛乳パックで作るスプーンの作り方

①. タテ半分に切る

防災アイテム・牛乳パックで作るスプーンの作り方の工程:牛乳パックを半分にカットする様子

この状態は長方形の器としても利用できる

②. さらにタテ半分に切る

防災アイテム・牛乳パックで作るスプーンの作り方の工程:カットした牛乳パックをさらに縦にカットする様子

パック上部(三角部分)は切り離してもOKだが、底部分は最後まで残しておく

③. 斜めに切る

防災アイテム・牛乳パックで作るスプーンの作り方の工程:カットした牛乳パックをさらに斜めにカットする様子

底部分の角に向かって斜めに切り落とし、スプーンの持ち手を作る

④. スプーンの完成

完成した牛乳パックで作るスプーン

牛乳パック1本からレンゲのようなスプーンが4本作れる

【災害時に役立つアイテム】段ボール箱で簡易トイレを作ろう

災害時に困難を極めるのがトイレ。水や食料は辛抱できても生理現象は待ってくれない。

トイレが自由に使えない状況は心身に苦痛をもたらす。災害関連死にもトイレ問題は大きく関わっているという。避難後、まず最初に行うべきは〝トイレの確保〟ということを肝に命じよう。

簡易トイレの材料と道具

《材料》
・段ボール箱=1個
・ポリ袋(大)=2枚
・新聞紙=適量

《道具》
・カッター
・ガムテープ

簡易トイレの作り方

①. 穴を開ける

防災アイテム・段ボール簡易トイレの作り方の工程:段ボールに穴をあける

ガムテープで補強した段ボール箱の上面に便座型の穴を開ける

②. ポリ袋をセットする

防災アイテム・段ボール簡易トイレの作り方の工程:段ボールにあけた穴にポリ袋をセットする

大きめのポリ袋を2枚重ねにして段ボール箱の穴にセットする

③. 新聞紙を入れる

防災アイテム・段ボール簡易トイレの完成

細かくちぎって丸めた新聞紙をポリ袋の中に入れて完成

※使用後は1枚目のポリ袋だけ取り除き、新たなポリ袋と新聞紙を補充しよう

災害時に自分の身は自分で守る〝自助〟の意識を持とう

これから30年以内に70〜80%の確率で起こると想定されている「南海トラフ巨大地震」。発生すれば、まさしく〝国難〟レベルの災害になることは間違いない。

災害時は、まず一人ひとりが『自分の身は自分で守る』という〝自助〟の意識を持つ必要があるだろう。そのためにも、非常事態を乗り切る知識を一つでも多く身に付けておこう。

文・写真=野中かおり

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