子供だけで初めてのお留守番! 事前に考えておきたい留守番対策まとめ

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子供の留守番デビュー前にやっておくべきこととは?

留守番する子供
子供の留守番デビュー、心配が尽きない

子供が小学校に通うようになると、気になるのが子供のお留守番事情。いつもは家にいるママが急に家を出なければいけなくなったり、仕事の都合で帰る時間が遅くなってしまったり……という状況が発生する場合もあれば、「子供が留守番できるようになったら、パートやアルバイトを始めたい」と考えている人もいるだろう。

「留守番ができるようになる年齢」というのはもちろん個人差があるが、学童保育を卒業する年齢、つまり10歳前後が標準的と言われている。“初めてのお留守番”には、どんな対策が必要なのだろうか?

安全面も防犯面も気になる!留守番の「約束」を決めておこう

家の鍵を閉める
鍵閉めは防犯の第一歩!

「急に留守番を頼むことになった」という状況を避けるためにも、まずは留守番の“リハーサル”を重ねておくことが望ましい。鍵の取り扱いや電話の使い方、留守中にどういうことに気をつけるかなど、家族でしっかり話し合っておきたい。

例えば以下のようなルールを決めてリハーサルを行い、必要に応じて内容を追加・変更していく。

帰宅時の留守番ルール

  • 家の鍵は他人から見られないようにする
  • エントランスや玄関の開閉時に周囲を確認する
  • 家に入ったら、すぐに鍵を締める

他にも、「鍵をなくした時」「玄関先で知らない人から声をかけられた時」などのイレギュラーな事態を想定して、どういう対応をするべきかも決めておくと安心だ。

在宅時の留守番ルール

  • インターホンや電話には出ない
  • 窓やドアを開けっ放しにしない
  • 火やお湯を使わない

キッチンは刃物などもあるので、基本的には立ち入り禁止。おやつや軽食は子供の手の届く場所に置いておこう。マンションの場合はベランダや共用廊下、階段で遊ぶのも危険。

緊急時の留守番ルール

  • パパかママに電話をかける
  • 第三、第四の連絡先を用意しておく
  • 事前に決めておいた避難場所に向かう

災害が起きたら避難するかしないか、する場合は誰を頼るか、という点についても話し合っておきたい。自分で安全を判断できる年齢になるまで、単独避難は避けたほうがいいだろう。

また、実際に留守番をする前に、近くに住む家族や親戚、頼れるママ友に「○月から留守番を始める」あるいは「○日は留守番をする」ということを伝えて、いざという時に協力してもらえるようにしておこう。

あると便利!子供の留守番に役立つアイテムとは

キッズ携帯
防犯面からキッズ携帯を持たせている親も多い

留守番を始める際に導入したいのは「連絡手段」と「安全グッズ」。特に留守番を始めたばかりの頃は、家で過ごす子供の様子が気になるもの。「帰ってきたらメールで連絡する」「緊急時は電話する」などの運用ルールを決めておいて、お互いにいつでも連絡が取れるようにしておこう。

子供用携帯電話

通話やショートメッセージなど必要最低限の機能を持ち、GPS機能などを搭載した子供用の携帯電話。防犯ブザー付きで、緊急時には登録先の電話番号に自動発信する機能も。

ネットワークカメラ

携帯電話や家の一般電話の利用が難しい場合でも、ネットワークカメラを設置しておけばスマホで家の様子を確認することができる。マイクとスピーカー付きなので、話しかけることも可能。

ランドセル用のリール付きキーホルダー

鍵が目立たず収納でき、かつ解錠する際にもランドセルから取り外さずに使えるリール付きのキーホルダー。ベルトに巻きつけるタイプなので、落としにくい。

子供用の簡易避難セット

留守番をしている間に災害が発生し避難することになった場合、子供用の避難セットがあると安心。子供自身の防災意識を高めるためにも用意しておきたい。

子供だけの留守番、事前に不安を解消しておこう!

インターホン
子供の留守番が心配なら、セキュリティの高い物件に引越すことも検討してみては

子供だけでの留守番は、防犯面や安全面からも不安が大きいもの。どうしても子供だけでは心配という場合は、市区町村のファミリーサポートセンターを利用するという手もある。共働き家庭が利用するものと思われがちだが、専業主婦でも利用できるので、依頼会員(サポートを受ける側の会員)として登録しておくのもおすすめだ。

文=根本暖子

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