素敵な二人暮らしを始めるために! 同棲前に物を手放す手順と成功させるためのポイント
二人が納得のいく断捨離の方法は……?

同棲をはじめるにあたって必要になってくるのがお互いの荷物の整理。
特に互いが一人暮らしの場合、荷物を減らしたり、家電をひとつにまとめたりと、新生活に向けての断捨離が必要になる。一人で断捨離する分には簡単であるが、これから生活を共にする二人が互いに納得のいく物を選別するとなると大変だ。
そこで今回は、同棲するにあたって効率よく断捨離するための方法を紹介する。
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“捨てる”だけじゃない!上手な断捨離方法を考える

断捨離と言えば、「不要なものを廃棄する」という印象があるが、一概に廃棄すればいいというわけではない。例えば、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電の場合、廃棄するだけでも金額が発生してしまう。
同棲をする場合、新しい家具が欲しくなるのも本音だ。そのため、断捨離にはできるだけ費用をかけないようにしたい。
最近では不要なものを他人へ譲ることができるフリマアプリや地元掲示板が流行している。そのようなサイトを上手に利用して同棲資金を浮かせていくといいだろう。
断捨離後にフリマアプリや地元掲示板を上手に利用するためのポイント

フリマアプリや地元掲示板を使って不要な家具や家電を他人へ譲ると言っても、買い手と売り手の双方が納得のいく条件でなければなかなか譲渡は成立しない。
フリマアプリなどに出品したはいいものの、なかなか譲り先が決まらなければ引越しに間に合わない可能性もある。
そのため、できるだけ低価格帯で出品をしたり、出品期間に期限を設定したりしてみよう。また、出品価格は送料込みの値段に設定しておき、送料はこちらで負担するなどの心遣いも必要になる。
また、フリマアプリや地元掲示板の場合、出品者と購入者は直接やりとりをする必要がある。このやりとりには運営者などは基本的に関与しないため、トラブルが発生しないよう、取引終了まで迅速かつ丁寧なやりとりを心掛けよう。
家電や家具など大きな荷物の場合は受取も大変になるため、あらかじめ配達希望日を聞いておくなどの気遣いも必要だ。
家具や家電は粗大ゴミ! 正しい捨て方で気持ちよく断捨離を

家具や家電など、大きなものは不要になったからと言って勝手にゴミ置き場に捨ててはいけない。地域によって粗大ゴミの受付センターがあるので、必ず電話で粗大ゴミの収集を依頼しよう。自治体によってはインターネットで粗大ゴミの収集依頼を申込むことができる場合もある。
電話やインターネットで収集依頼をしたら収集日や金額を指定される。市役所やコンビニなどで指定された「粗大ごみ処理手数料納付券」を購入し、粗大ゴミに貼り付けて指定収集日の朝、指定場所に出そう。
朝は忙しいからと言って、前日の夜に出すのはNG。粗大ゴミは大きく場所を取るため近隣の迷惑になる。十分に気をつけよう。
家具や家電は粗大ゴミ! 正しい捨て方で気持ちよく断捨離を

同棲前の段階であれば自宅の断捨離は個人個人で行うかもしれない。しかし、これから待ち受けるのは“二人の生活”だ。
それぞれが所持している家電や家具はどちらのものを使うのか、今自宅にあるものはこれからの同棲生活に必要なものなのか…できれば細かいところまで二人でしっかり話し合ってから断捨離を開始しよう。
互いの意見を尊重しあい、荷物を確認しながら納得のいく話合いを。同棲する部屋の間取りや寸法なども確認しながら必要・不要なものを決定していくのも効率的だろう。
元恋人との思い出の品は早めに処分を!

同棲前の断捨離での失敗で多いのが、“元恋人との思い出の品”を捨て忘れ、引越し時に現在の恋人に見つかり喧嘩に発展するというもの。
実際に筆者も同棲前の断捨離時に、彼の元恋人の名前が記入されたスーパーのポイントカードを発見してしまい「なんで残しているんだ!」と喧嘩に発展した経験がある。
気持ちの良い同棲生活をはじめられるよう、互いの気持ちを考え、元恋人との思い出の品や元恋人が所持していたアイテムなどは、同棲前に自身でしっかり断捨離するべきだ。
同棲前の断捨離は、工夫と話合いが重要!
引越しまでの間、何かと大変な断捨離。早い段階から二人で話し合い、ストレスなく同棲をはじめたいところだ。二人が納得のいく物件探しと断捨離で、素敵な同棲生活の幕を開けよう。
文=ちょび花
交際歴6年(うち同棲期間4年)の後、人妻にレベルアップしたばかりの23歳フリーライター