【季節のしつらえ】ドライにしてもかわいい! 部屋に春を呼び込むミモザリースの作り方
ミモザの花と100均の土台と麻ひもで、ミモザのリースを手作り
今回紹介するのは、ミモザの花だけで作る春のリース。ミモザとはアカシア系の植物で、ふわふわと咲いた黄色い姿が可憐で、近年人気の春の植物のこと。花ぶりが小さくバランスがとりやすいので、はじめてのリース作りにもってこい。しかも、ミモザはドライフラワーにしやすいので、そのまま飾っておくだけできれいなドライリースに変身してくれる。
ミモザの花と、100均の土台と麻ひもでリースを作って、部屋に春の空気を呼び込もう!

黄色いミモザの花がパッと部屋を明るくしてくれる。部屋に春の空気を呼び込むために、ミモザリースを手作りしてみよう
ミモザのリースの主な材料
リース台|100円ショップ
価格:100円
今回使用するのは直径20cmほどのリース台。100円ショップで入手可能。

直径20cm程度のリース台は100円ショップで購入できる
お好きな花(今回はミモザ)|フラワーショップ
主役となるミモザの花。直径20cmのリースに対して、5本のミモザを用意した。あとでカットするので、枝ぶりの短いものでも大丈夫。

ミモザの花。あとでカットするので、枝ぶりの短いものでもOK
麻ひも|100円ショップ
価格:100円
ミモザをリースに固定するのに、今回は麻ひもを使用。他にもワイヤー、針金などでもOK。

固定用の麻ひもは細めの目立たないものを選ぶとよい
ミモザのリースの作り方
①.ミモザを10~20cmにカットする
まずはミモザを10~20cmにカットする。ここはざっくり、長さはおおよそで大丈夫。

剪定ばさみがあると力を入れずにミモザをカットできる

カットしたミモザ。長さはそろっていなくても大丈夫
②.カットしたミモザを土台に固定する
ミモザを土台の上に置き、麻ひもでぐるぐると巻きつける。しっかりと固定できたら麻ひもを土台ごとギュッときつめに結び、余ったひもを切り取る。

麻ひもを使ってミモザをリース土台に固定する

ぐるぐると麻ひもを4周ほど縛って

しっかり結んで、余った麻ひもをカット
③.②を繰り返す
あとはひたすら②の繰り返し。バランスは最後に調整するので、ここは大ざっぱでもOK。ドライになるとひと回り小さくなるので、「ちょっと大きいかな?」と思うくらいのボリュームに仕上げるのがオススメ。

ミモザのリースは大きいかな?と思うくらいのボリュームが丁度よい

麻ひもでしっかり固定されているので簡単には落ちてこない
④.余った花材を差し込んで全体のバランスを調整する
最後に、余った花材で全体のバランスを調整。ボリュームが足りない箇所があったら、土台と麻ひもの間に差し込むようにして花材を足していく。

ボリュームの足りないところに、余った花材を足していく
⑤.ミモザのリースのできあがり!
まるで童話の世界のような、かわいいミモザのリースが完成!
大きい花でリースを作ると花の位置ひとつで印象が大きく変わってしまうが、ミモザのような小さな花だとおおざっぱに作っても大丈夫。バランスが取りやすく、初心者でも上手に作ることができる。

麻ひもでミモザをぐるぐる巻きつけるだけですてきなリースの完成!
ミモザのリースをアレンジしてみよう
もう少し大人っぽい仕上がりがお好み、という人にオススメなのが、グリーンをあしらったミモザのリース。グリーンを入れることで全体のトーンがグレイッシュに落ち着く。シンプルな部屋はもちろん、男前インテリアに合わせても◎
ミモザの花とグリーンを1:1の割合で用意。基本の作り方と同様に20cm程度にカットし、麻ひもを使って土台に固定していく。

ミモザのリースを大人っぽくアレンジするなら、ユーカリやポポラスベリーなど、ドライになってもしなびないものがオススメ

ミモザの花とグリーンを交互に配置

ミモザの黄色にグリーンが入って、グッと大人の雰囲気に
リース作りで余った花材も、捨てずにインテリアに取り入れて。素朴な風合いのミモザの花は、どんな部屋でもどんなシーンでも馴染んでくれる。

ガラスのコップにミモザをラフに生けるだけでもかわいい

プレゼントにミモザをそっと添えれば、春らしいよそおいに

中央にキャンドルを置いて、テーブルリースとして使ってもおしゃれ!
あなたに元気をくれる、ミモザで作る春のリース。春らしいイエローのリースを飾るだけで、部屋が途端に明るくなる。
簡単に作れるので、自分用に1台作ったら、ぜひもう1台チャレンジしてみて。大切な誰かに、春色のリースをプレゼントしよう。毎年の習慣にしたい、ミモザのリース作りをぜひお試しあれ。
監修・写真=木村遥、編集部
文=吉本小雪
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