仮面女子・月野もあがDIYに挑戦! 賃貸物件の玄関にぴったりなアンブレラスタンドを作ってみた
人気地下アイドルグループ「仮面女子」の月野もあがDIYに挑戦!
人気地下アイドルグループ「仮面女子」のメンバーが毎回登場し、賃貸物件でも楽しめるDIYにガチンコで挑戦する本企画。無事完成させることができるのか!? 今回は月野もあさんがDIYに挑戦!

今回のDIYの挑戦者 月野もあさん

月野もあさんが所属する仮面女子
ホッケーマスクをかぶったアイドル集団。インディーズ女性アイドルとして日本初のオリコン1位、さいたまスーパーアリーナ単独ライブ15,000人動員を達成。名実ともに「最強の地下アイドル」として注目を集めている。
HP:http://www.alice-project.biz/kamenjoshi/jp
月野もあが賃貸物件の玄関にぴったりなアンブレラスタンド作りにチャレンジ!
悪天候が多くなりがちなこの時期。傘は必要不可欠なアイテムだけど、賃貸物件の狭い玄関では傘置き場も作れず、気づけば足の踏み場がない……なんて方も多いのでは?
そんな時は、スリムなアンブレラスタンドを作って傘をすっきり収納しよう!「木ダボ」を使えば、ねじ山が隠れてオシャレな仕上がりになる! ちなみに所要時間は約150分だ。

「ドキドキするけどがんばります!」と気合い十分の月野もあさん
材料
・SPF材(幅:89mm×厚さ:38mm×長さ:1,820mm)=2枚
・SPF材(幅:89mm×厚さ:19mm×長さ:1,820mm)=1枚
・SPF材(幅:140mm×厚さ:38mm×長さ:1,820mm)=1枚
・丸棒 (長さ:910mm)=1本
道具
・のこぎり
・とんかち
・電動ドライバー
・ドリルガイド
・電動やすり
・紙やすり(240番台)
・アンティークワックス
・タオル
・スリムねじ(50mm)
・木ダボ(30mm)
・アクリル絵の具
・絵筆
・木工用ボンド
・軍手
・ブルーシート(養生用)
・ペン
・定規
【道具選びのポイント】
SPF材は柔らかい材質のため、先端がカットされた「スリムねじ」を使うと木割れを防ぐことができる。木ダボは直径6mm、長さ30mmのタイプが使いやすい。

SPF材、丸棒、のこぎり、とんかち、電動ドライバー、やすり、木ダボなどを使ってアンブレラスタンドを作ろう
アンブレラスタンドの作り方
STEP.1 木材の切り出し
側板、幕板、天板、柄掛け棒用に木材を切り出していく。まず、下の【切り出しサイズ】を参考に、SPF材と丸棒に印を付ける。印の上からのこぎりの先を使ってあとを付けたら、一気に切っていこう。のこぎりの刃全体を使って切ると、切り口がまっすぐになる。
【SPF材の切り出しサイズ】
側板用:SPF材(幅:89mm×厚さ:38mm×長さ:1,820mm)2枚を1,000mm×2枚
幕板用:SPF材(幅:89mm×厚さ:19mm×長さ:1,820mm)1枚を500mm×2枚
天板用:SPF材(幅:140mm×厚さ:38mm×長さ:1,820mm)1枚を500mm×1枚

SPF材の切り出し図面
【丸棒の切り出しサイズ】
柄掛け棒用:丸棒(長さ:910mm)1本を424mm×1本

丸棒の切り出し図面

「木を切るなんて技術の授業以来!面白い!」と月野もあさん

側板用を2枚、幕板用を2枚、天板用を1枚、柄掛け棒用を1本を切り出した
STEP.2 電動ドリルで木材に下穴を開ける
下穴を開けておくと木割れを防ぐことができる。穴を開ける箇所は上図参照。穴をまっすぐ開けるのは至難の技だが、ドリルガイドを使うと簡単きれい!
ドリルガイドを使ってもっと作りやすく!
ドリルガイドとは垂直に穴を開ける時に役立つアイテム。今回のようにドリルを使う場面が多いDIYは、一つひとつがしっかり固定されていないと完成度が上がらない。ドリルガイドを使って、より使いやすいアンブレラスタンドを作ろう!

ドリルガイドはネットショップやホームセンターで1,000円程度で購入できるので、穴開けに苦戦している人はこれに頼るのも手だ

「なかなか華麗なドリルさばきでしょ!?」と月野もあさん
STEP.3 木ダボを埋めるための穴を開ける
下穴と同じ箇所に、直径6mmの穴を木の厚さ半分くらいまで開ける。

ドリルの先に目印を付ける

ダボ穴は浅すぎても深すぎてもいけない。失敗しないように、ドリルの先にガムテープなどで目印を付けておくと安心
木ダボを埋めるとこんなメリットが!
メリット1:ねじ山が隠れて見た目がオシャレになる!
メリット2:飛び出したねじ山でケガをする心配がない!

今回作るアンブレラスタンドに使用する木ダボ。見た目がオシャレになるだけでなく、ケガの心配もない!
STEP.4 木材に電動やすりをかける
木材の表面と角に電動やすりをかけ、滑らかにしていこう。

電動やすりを回しながら動かすのがコツ
STEP.5 アンティークワックスを塗る
天板、幕板、柄掛け棒にアンティークワックスで色付けする。乾いたタオルにワックスを取り、木目が浮かび上がってくるまで塗ろう。

アンティークワックスは好きな風合いになるよう重ね塗りをしてもよい
STEP.6 組み立てる
下の手順を参考に、電動ドライバーとねじを使って組み立てる。取り付ける木材が分厚いので、電動ドライバーを押し込むようにして、「もうこれ以上入らない」という手応えを感じるまで締めていこう。
組み立て手順
1.側版に天板を組み立てる
2.側版に1枚目(上段)の幕板を組み立てる
3.側版に2枚目(下段)の幕板を組み立てる
4.側板に柄掛け棒を組み立てる

組み立ての手順は間違えないように注意しよう

電動ドリルでしっかり釘打ちしていこう

「ぐぬぬ……神経使う~」と言いながら作業を進める月野もあさん
STEP.7 木ダボを埋める
ねじを締めた箇所に、木ダボを埋めていく。木工用ボンドで仮留め→とんかちを使って埋め込み→飛び出した部分をカットという流れだ。

穴に木工用ボンドを付け、木ダボを入れる

とんかちで叩いて木だぼを奥まで埋め込む

木ダボが固定された

木ダボが飛び出した部分をのこぎりでカット

木ダボのカット跡を紙やすりでなめらかにする

木ダボが埋まって、表面がなめらかになった!
STEP.8 お好みでペイントする
仕上げに、お好みでアクリル絵の具を使ってペイントしてみよう!

「ペイントには結構自信あります!」と月野もあさん

好みのペイントを施していく月野もあさん
アンブレラスタンドの完成!

「無事できたよ~!可愛くないですか!?こんな風に使ってみてくださいね!」と月野もあさん
挑戦してみた月野もあさんの感想
家具をガチンコで作るのは初めての経験で、すごく楽しかったです! 今回作ったアンブレラスタンドは賃貸物件の玄関にもぴったり収まるし取り外しも簡単なので、ぜひみなさんも挑戦してみてください!
文=編集部
写真=阿部昌也
監修=みさとぴシイノキ
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