「バス(風呂)トイレ別」と「ユニットバス」、住みやすいのはどっち?
あなたの住んでいる部屋はバス・トイレ別? それともユニットバス? それぞれにメリット、デメリットがいろいろとありそうだが、実際のところどうなのだろう。リアルな意見を筆者の友人に聞いてみた。

バス・トイレ別派
「トイレのインテリアを楽しめるところがいい! 好きな本やポスター、フライヤーなんかを飾って、お気に入り空間にアレンジしています」(30代・女性)
「1K物件に二人暮らしをしているので、トイレが唯一の個室空間なんです。ケンカをして一人になりたい時、個室になるトイレは絶対必要」(20代・女性)
「水周りに関して潔癖症なので、トイレの床が濡れていたり、トイレットペーパーが湿っている状況は考えられません。 これまで三度引越したけど、毎回バス・トイレ別を最優先して物件を探しました」(30代・女性)
「毎日の疲れをとるためには、ゆっくり湯船に浸かることが欠かせない! ユニットバス物件に住んでいた頃は、狭さと億劫さでどうしてもシャワーで済ませることが多く、自分には向いていませんでしたね」 (20代・男性)
「家賃が安いという理由で、築年数が相当古い物件に住んでいますが、この物件が建った当時はユニットバス自体が存在しなかったらしい……」(20代・男性)
バス・トイレ別の賃貸物件特集ユニットバス派
「一回で掃除が済んでしまうのが楽で◎。バス、トイレ別物件に比べると家賃も安く済むので、経済的にもありがたい! ただ湯船から便器を眺めるという点が、美的にちょっと……」(30代・女性)
「基本シャワー派なので問題ないです。シャワーカーテンしちゃえば、床濡れも特に気にならないですよ」(30代・女性)
「イタリアに住んでいますが、基本的にほとんどの物件がユニットバス。日本のように下水道の整備ができていないのが理由らしいです。当たり前なので、もう慣れましたね」(30代・女性)
「家賃の兼ね合いで、やむを得ずユニットバス物件に住んでいます。洗い場がないので、体を洗った後はお湯が泡だらけになってしまい、二度浸かれないのが正直つらい……」(20代・男性)
それぞれの主張をまとめると以下のようになる。
●バストイレ別派の主張
- 2人暮らしの場合、トイレが唯一の個室空間になる
- トイレットペーパーが濡れたり、床が濡れたりしない
- ゆっくり湯船に浸かれる!
●ユニットバス派の主張
- 家賃が比較的安いうえに、掃除も一緒にできてしまう
- シャワーカーテンを使えば床濡れの心配はない
- ユニットバスでも湯船には浸かれる! しかし、体を洗った後はお湯が泡だらけになって浸かれない……
ユニットバス派からは、「可能であればバス・トイレ別物件に住みたい」という声が多く聞かれたが、家賃・掃除などの面でデメリットを感じるという意見も。また、必ず湯船に浸かりたいという人は「ユニットバスはちょっと……」と思うが、基本的にシャワーで済ませる人にとっては、それほど重要な問題でもないようだ。
そのほかにもユニットバスには、水周りが一緒になっているため、トイレ部分も防水性が高く、水漏れの心配も少ないというメリットもあるよう。
さて、あなたはバス・トイレ別、ユニットバス、どっち派?
(波多野友子+ノオト)