部屋の方角って、「南向き」がベストなの?

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部屋は南向きがいいの? 部屋の方角のメリット・デメリットをご紹介!

部屋の方位

部屋探しの際に気になる項目の1つが日照条件だ。窓の方角によっては、午前と午後とでガラリと印象が変わる物件もある。そこで、東西南北それぞれの「部屋の向き」について、メリット・デメリットをチェックしてみよう。

一般的に”南向きが一番良い”という認識があるが、気に入った物件が南向きじゃない場合は、潔く諦めてほかの物件を探し直した方が無難なのだろうか?エイブル高田馬場店の担当者の方に、日照条件について解説してもらった。

「現代人のライフスタイルは多様化していますので、必ずしも南向きがベストとは言いきれないところがあります」

と、意味ありげなコメントが。

でも、方角別にみると、南向きの物件が一番人気なのでは?

「確かに、安定して人気が高いのは、やはり南向きですね。それ以下は、東向き、西向き、北向きの順になります。北向きの部屋を基準に考えると、西、東、南の順で、月額家賃が2000円ずつプラスされていくイメージでしょうか」

エイブル高田馬場店 担当者の方の解説をもとに、それぞれの特徴をまとめてみた。

部屋の方角と日当たりで見るメリットとデメリット

月額家賃にも差が出る部屋の方角の違い。そこで、方角別の部屋でどんなメリットやデメリットがあるのかまとめてみた。

南向きのメリットとデメリット

南向きは朝から夕方まで日が当たるのが特徴だ。そのため、洗濯物がよく乾き、昼間照明が不要というメリットがある。また、秋冬の暖房費が浮くのも嬉しいポイントだ。ただし、人気の高さから家賃が高くなる傾向も。日中自宅にいる人に向いているといえる。

南向きのメリット
南向きのメリットは、何と言っても日当たりのよさ

南向きのメリット
・日中は日当たりが良い。
・洗濯物がよく乾く。
・昼間照明が不要。
・暖房費が浮くため、秋冬は日中自宅にいる人に向いている。
・ベランダ菜園が楽しめる。

南向きのデメリット
・家賃が高くなる傾向がある。
・真夏の日中は室温が上がりやすい。

東向きのメリットとデメリット

東向きは早朝から午前10時くらいまでは日当たりが良い。洗濯物は日当たりが確保できる午前中に干すと乾きが早いだろう。冬場は朝の日差しで部屋が暖まるというメリットもある。体内時計が狂いにくいため、朝型タイプの人に向いているといえる。

東向きのメリット
朝型のライフスタイルにおすすめな「東向き」

東向きのメリット
・朝方の日当たりが良い。
・洗濯物は午前中に干すと乾きが早い。
・朝の日差しで部屋が暖まりやすい。
・体内時計が狂いにくい。

東向きのデメリット
・午後は日が当たらない。
・室内が暗くなりがち。
・冬場の午後は日差しが入りにくく寒い。

西向きのメリットとデメリット

西向きは夕方以降、日当たりが良くなる方角だ。午後の日差しが強く、夕方には洗濯物がよく乾く。冬は夜まで温かさが残るため、暖房費を節約できるのが嬉しい。朝日が差し込んでこないので、夜型タイプの人に向いているといえる。

西向きのメリット
冬の夜に暖かく過ごせる「西向き」

西向きのメリット
・夕方の日当たりが良い。
・夕方によく洗濯物が乾く。
・冬は夜まで温かさが残るため、エアコンの電気代を節約できる。
・朝日が差し込んでこないので、夜型タイプの人向き。

西向きのデメリット
・夏場の午後は特に西日が強烈なため、室温が上がりやすい。
・夏はエアコンを使う頻度が上がり、電気代がかさむ。

北向きのメリットとデメリット

北向きは一日を通して日当たりが良くない方角である。そのため、洗濯物が乾きにくい。日が当たりにくい分、湿気でカビが生えやすいデメリットがある一方、壁紙や本などが日焼けしにくいという意外なメリットも。夏は涼しく冬が寒いので、暑がりな人は意外と満足度が高いかも。

北向きのメリット
敬遠されがちな「北向き」の部屋。意外なメリットも!

北向きのメリット
・壁紙や本などが日焼けしにくい。
・夏は涼しく、快適に過ごせる。

北向きのデメリット
・洗濯物が乾きにくい。
・湿気でカビが生えやすい。
・冬は寒く感じる。

ちなみに筆者の部屋は東向きだ。5時過ぎから朝日が部屋の中に入り、8時にピークを迎える。フレッシュな日の光で早起きすると、なんとなく得した気分になる。ただ、10時を過ぎると一気に部屋が暗くなり始めるので、日中自宅にいるタイプの人には少し不向きかも……。

部屋の日当たりが良くない・南向きではない場合の対処法

南向きの物件は、日当たりの良さから一般的に家賃も高めだ。家賃やほかの条件から、日当たりの良くない部屋を選ぶこともあるだろう。

暗い部屋にいると気分も沈んでしまうので、室内が明るく感じられるように部屋の内装や照明などを工夫してみよう。ここからは部屋に明るさを取り入れるおすすめの方法を4つ紹介していく。

間取りや窓の場所をチェックする

南向きに大きな窓がない物件であっても、天井が高かったり、天窓があったりすれば、部屋の中は明るく感じられるものだ。日当たりは悪くてもほかの条件が良い物件の場合は、天井の高さや天窓の存在をチェックしてみよう。

白などの明るい色を取り入れる

室内の多くの面積を占める壁が白いと、光を反射して部屋全体を明るくしてくれる。内見時に壁の色をチェックしておこう。また、家具やカーテン、カーペットなど、設置するものを白に統一するのもおすすめ。茶色や黒などシックな色のインテリアを好む人もいると思うが、日当たりが良くない物件の場合、部屋全体が暗い印象となってしまうので、なるべく避けるようにしよう。

インテリアに「白」を取り入れて部屋を明るく見せよう
インテリアに「白」を取り入れて部屋を明るく見せよう

より明るい照明に変える

外からの光が少ないなら、照明を明るいものにして快適に過ごすという方法もある。特にLEDライトは電気代も安いので、朝から晩までつけておくことができる。部屋の雰囲気に合わせて選んでみると良いだろう。

ライフスタイルに合った方角の部屋を見つけよう

日当たりは物件特有の条件で、入居者の努力ではどうにもならないもの。間取りや広さ、設備、立地など、気に入った物件と出合ったなら、時間帯を分けて何度か足を運んでみると安心だ。朝型、夜型など、自分の行動パターンに合わせて、快適な住まいを探してみてはいかがだろうか。

文=両角はるか+ノオト
イラスト=キタハラケンタ
2021年8月加筆=CHINTAI情報局編集部

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