【インテリアコーディネート術】1Kの賃貸物件をDIY! おしゃれ男子学生の部屋づくり
壁や天井に緩急をつけることで動きのある空間を演出した遊び心のある部屋づくり
こだわりの部屋づくりを学ぶべく、今回は東京都三鷹市にある1Kの賃貸物件に住むM.Oさんの部屋を訪問。
専門学校で空間デザインを学ぶM.Oさん。学校で学んだ動線設計などの知識を活かしながら、部屋のサイズに合わせほとんどの家具を自分で製作している。
DIYが上手くなるコツは、初めはシンプルなものを作り、慣れてきたらこだわったものを作ることだという。
部屋自体の色はブラウンとホワイトでまとめ、ポイントにアクセントとなる色を使うことで、落ち着きがありながらも遊び心のある部屋になるそう。間仕切り壁も空間を意識しながら設置し、部屋づくりを楽しんでいる。

1Kの賃貸物件に住む学生のM.Oさんに、遊び心ある部屋づくりについて聞いてきた!
プロフィール
名前:M.Oさん(Instagram:@okudaira.m)
職業:学生
居住地:東京都三鷹市 久我山駅より徒歩12分
居住年数:1年1ヵ月
物件データ
間取り:1K
築年数:31年

M.Oさんが住む賃貸物件の間取り。キッチンがちょっと広めの1Kに住んでいる
①.賃貸でも間仕切りを作る
釘を使うことなく2×4木材で柱を設置できるディアウォールを使って、キッチンに間仕切り壁を製作。キッチン裏に設置して調理棚&目隠しにした。

ディアウォールで作った間仕切りの前に作業台を設置。1Kのキッチンが機能的で使いやすくなっている
②.掃除要らずのシューズラックで快適!
下駄箱のない玄関はDIYでシューズラックを設置。玄関の両壁に木板を立てワイヤーロープを張ることでシューズラックにしている。壁を傷つけずに設置でき、ホコリもたまりにくい。

玄関に設置した自作のシューズラックは場所もとらない上に、見せる収納でオシャレな印象
③.さまざまな箇所を収納スペースにするDIY
窓枠を木材で囲んで釘や棚を付けて収納スペースに。木材で囲むことで釘を打てるよう工夫している。また冷蔵庫の天板に木板を敷いて、濡れた食器類の置き場として活用。

デッドスペースもDIYで使いやすくならないか考えるのが、居心地のいい部屋を作るポイントだ
④.部屋の中に自転車を“飾る”
外に置いておきたくない大切な自転車は、見せる収納として部屋に飾ろう。M.Oさんはディアウォールを使って、自転車を部屋の中に飾っている。

ディアウォールで木材を突っ張って、自転車の飾るインテリアを実現。賃貸でも壁を傷つけず汚さず自転車を飾ることができた
⑤.室内に工作室を作る
リビングに間仕切り壁を設置して工作室を製作。ごちゃごちゃした材料を隠すことができる上、独立した空間が完成。

間仕切り壁は一面木材にせず中が見えるようにし、部屋を広く見せている
⑥.既製品+DIYで、味のある家具の完成!
既製品のマットレスと自分で製作したヘッドボードを組み合わせることで、枕元をちょっとした小物置き場に。安く作れる上に自分らしくアレンジを加えられるのがうれしい。

枕元に設置したDIY家具はリモコンや携帯電話、時計などを置くのに便利
狭くても工夫次第でオシャレに使いやすくなる!
今回拝見させていただいた、M.Oさんの遊び心がつまった1Kの部屋。そこかしこに工夫が見られ、1Kという空間を自分らしく使いやすく作り上げられていた。
1Kでも使いやすい部屋にするには、デッドスペースを上手に活用するのがポイント。そのなかで自分らしいアレンジを加えていこう。
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文=塚田 峻(エヌプラス)
写真=まつたに桜
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※「CHINTAI2018年2月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています
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