【インテリアコーディネート術】古い賃貸物件をDIY! 家族で楽しく暮らせる1LDKの作り方
スペースごとにテーマを設定! 賃貸でもできるDIYを駆使したお気に入りの空間
こだわりの部屋づくりを学ぶため、今回は千葉県にある1LDKの賃貸物件に住むEHAMIさんの部屋を訪ねてみた。
1LDKに家族4人で暮らすEHAMIさん。2013年にDIYの特集番組を見て感銘を受け、同年11月から住み始めた賃貸物件でDIYをスタート。ブログやSNSで公開したところリメイクの達人として雑誌やウェブなどの取材を受けるようになり、テレビにも出演。
原状回復できるように考えたDIYを行い、トレンドや用途に合わせたインテリアで、家族みんなが心地よく暮らせるよう努めている。

プロフィール
名前:EHAMIさん (Instagram:ehami123)
年齢:32歳
居住地:千葉県
居住年数:2年
物件データ
間取り:1LDK
築年数:39年

①.キッチンも壁掛け収納&目隠しでおしゃれに見せる
場所をとる刃物類は壁に貼ったマグネットナイフラックで見せる収納に。取りやすく機能的にも◎。目立たせたくない給湯器には黒板シートを貼っておしゃれに目隠しをした。

②.テーマに合わせて壁紙をチョイス
黒板シートを貼ってイラストを添えればショップ風に、コンクリート柄に塗料を塗れば打ちっぱなしのスカンジナビア風に。はがせるのりなら壁を傷つけないので原状回復も安心。気分や季節によって、自分好みにアレンジできる。


③.カラーボックス2つをベースにキッチンカウンターを手作り
市販のカラーボックスに板を渡してカウンターに。外側に飾り板を張ることで本格的な見た目になる。

④.グレー基調の北欧風スペースに合わせた小物を手作り
流木と木製ビーズを組み合わせてハンガー掛けを、余った壁紙を折ってランプカバーを自作。折り方はYouTubeで「origami light」と検索してみて!


⑤.何でも掛けて見せるのが基本!
壁の手前に立てた柱に板を張って、どこにでもネジが打てるようにした壁面。壁掛け収納が多いのは床面を広く見せるためと、ズボラでも片付けやすいからとのこと。

⑥.見ていてワクワクするショップ風の収納棚
板と有孔ボード、市販のケースを組み合わせ、雑貨屋や本屋をイメージした見せる収納棚に。天井付近にははしごを渡して壁紙など長いものを収納。デッドスペースを有効活用できる。

賃貸でもDIYでお気に入りの空間を作り出す!
EHAMIさんのDIYテクニックが駆使されたお部屋コーディネートはいかがだっただろうか。EHAMIさんのようにこだわって作った部屋は居心地もよく、さらに愛着があるので大切に使うことができる。
賃貸だから……とあきらめず、一つひとつの空間にこだわって自分だけの部屋を完成させよう。
文=山口香織(エヌプラス)
写真=まつたに桜
※「CHINTAI2018年1月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています
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