【インテリアコーディネート術】1LDKで二人暮らし! シンプルかつ居心地のよい家具レイアウトとは?
空間と思考の整理が重要生活動線を考えぬいたライフオーガナイザーの部屋づくりとは?
こだわりの部屋づくりを学ぶため、今回は東京都墨田区の1LDKの賃貸物件に夫婦で二人暮らしをしているライフオーガナイザー、こずこずさんを訪問。
ライフオーガナイザーとして、上手に家具を配置して、シンプルかつ、夫婦二人が心地よく過ごせる空間をつくっている。今回は、その部屋づくりのポイントやコツについて聞いてきた。

プロフィール
名前:こずこずさん
職業:事務職
居住地:東京都墨田区 森下駅より徒歩3分
居住年数:6ヵ月
物件データ
間取り:1LDK
築年数:29年
「暮らしの最適化」をお手伝いするプロであるライフオーガナイザー1級の資格を持つ、こずこずさん。10代の頃からインテリアに興味を持ち、実家の自分の部屋をディスプレイすることから始まり、一人暮らし、結婚後の二人暮らしと移行するにつれシンプルに暮らす方向に変化してきたという。
部屋づくりのポイントは過剰に家具を減らさないこと。ミニマリズムにこだわりすぎない、最小限で快適な生活を心掛けているという。

①.シンメトリーな配置でホテルライクに
ベッドを真ん中に置き、ベッド脇の両側に収納と照明を置くことで、枕元に夫婦それぞれのスペースをつくった。各々お気に入りの雑貨を置いたり、寝る前に読む雑誌や本などを収納している。

②.スチール製の棚をシューズラックとして使用
事務用として使われることが多いスチール製の棚をシューズラックとして使用。
「棚の高さも自由に変更できて便利ですよ」とこずこずさん。夫婦のサイズや形が違う靴を収納することができる。マグネットフックで鍵や靴べらを掛けることもできるので、自由度が高い。

③.好みの布でソファをアレンジ
ソファカバーとして大きな布を活用。ズレ防止のために安全ピンで固定している。専用カバーを購入しなくても好みの布でアレンジができるのがいいところ。比較的安価なのもうれしい。

④.リビングはオープン棚を上手に活用
リビングの収納棚は突っ張り棒と布で目隠し。使い勝手も良いうえに、すっきりと見えて清潔感のある収納棚に変身した。上段にはアクセントを兼ねてカゴをディスプレイ。

⑤.照明の間からのぞく時計
リビングの時計はどこからでも見えるよう、視線を考慮して設置。異なるデザインの照明を2つ使うことで、動きのある空間が仕上がった。

⑥.低い家具で空間を広く見せる
リビングにはローテーブルを設置。背の低い家具で空間を広く見せる努力をしているという。またキャスター付きなので移動も楽々。

シンプルな中に自分らしさをプラスさせる
白を基調としたシンプルな部屋づくりも、家具やその配置を工夫することで個性的でオシャレな空間へ生まれ変わる。こずこずさんの部屋を参考に、ぜひ自分だけの部屋づくりを楽しんで。
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文=塚田 峻(エヌプラス)
写真=まつたに桜
※「CHINTAI2017年8月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています
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