【TO DOリスト】引越し当日の流れ・やるべきこと

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引越し当日の流れ 3:必要な物を確認しよう

引越し当日の流れがわかったところで、続いては引越し当日に必要な物をチェックしよう。

基本的に引越し当日には、荷造りは完了している状態になっているはずだ。その際、引越し当日に使うものまで段ボールに詰めてしまうと、開梱して探すことになり、引越し作業がストップしてしまう。

「旧居で必要なもの」「旧居から新居へ移動する際に必要なもの」「新居で必要なもの」の3つに分けて解説するので、しっかりチェックしておこう。

引越し当日に必要なもの【旧居編】

旧居での主な作業は、残っている荷物の梱包や荷物を運び出したあとの掃除となっている。

賃貸物件の場合、引越し当日に鍵を返却する場合も多く、基本的に「後日掃除をする」ということができない。そのため、荷物の搬出が終わったらすぐに掃除に取りかかれるようにしておく必要がある。

項目
梱包資材・ダンボール
・養生テープ
・荷造りひも
・油性ペン
・カッター
・ビニール袋 など
掃除用具・ほうき・ちりとり
・掃除機
・ぞうきん・フローリングシート
・ゴミ袋 など
旧居で必要なもの

引越し当日に必要なもの【新居への移動時編】

引越し時、業者に預けられないものがあることに注意しよう。

新居へ自分で運ばなければならないものとして、新居の鍵が挙げられる。うっかり引越し荷物の中に入れてしまうと、新居への到着時に鍵を探すところからスタートしなければならないので注意。

また、パソコンなどの精密機器は自分で運ぶのがベター。引越しの荷物には保険がかけられているが、それでも紛失や損傷などのトラブルが起こると手間がかかる。加えて、財布や貴金属など貴重品は運んでもらえないため、自分で紛失しないように管理しておく必要がある。

その他、紛失したり壊れたりすると困るものは、多少荷物になってしまうものの、リュックなどに入れてもっていくようにしよう。

項目
貴重品・新居の鍵
・財布(現金、キャッシュカード、身分証)
・その他持ち運べる資産(預金通帳など)
・貴金属類・楽器など
精密機器・パソコン
・スマートフォン(携帯電話)
旧居から新居へ移動する際に必要なもの

引越し当日に必要なもの【新居編】

新居に着いたら、すぐに荷物の搬入が始まる。作成した荷物リストを元に、引越し業者への配置の指示出しを行おう。

また先述の通り、引越し業者に運搬してもらった家電や機器類は、引越し業者がいるうちに動作確認をしておく必要がある。リモコン類もすぐに取り出せるようにしておこう。

搬入作業が落ち着いたら荷解きに入るが、ただいたずらにダンボールを開けて荷物を出していくというやり方はNG。まずは、暗くなる前に照明器具とカーテンを取り付けよう。照明器具がないと暗いなかで作業することになり、さらにカーテンがないと部屋のなかが丸見えになってしまうので、最初の作業として覚えておこう。

また、トイレットペーパーなどがないとトイレに行けないので、これも忘れずにすぐに出せるようにしておくのがポイント。荷解きではゴミが出ることも多いので、掃除用具もすぐに必要なものとしてチェックしておいてほしい。

項目例(備考)
掃除用具・ほうき・ちりとり
・掃除機
・フローリングシート・ぞうきん
・ゴミ袋 など
間取り図や作成した荷物リスト(搬入・配置の指示出しのため)
家電のリモコン類(運搬時に家電の破損がないか確認するため)
照明器具(暗くなる前に設置する)
カーテン(暗くなる前に設置する)
当日使う日用品・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・シャンプー・石鹸
・タオル
・歯ブラシ など
寝具
新居で必要なもの

もし引越し当日にトラブルが起きたらどうする?

引越しは作業時間が限られており、トラブルが起こると予定通りに引越しが終わらないなど、新生活に支障が出ることになる。ここからは、起こりやすいトラブルとその予防策・改善策について解説していくので、万が一の事態にそなえてチェックしてほしい。

梱包が引越し当日までに終わらなかったケース

仕事や家事などで忙しく、梱包が当日までに終わらないというケースもある。この場合の対応策としては、引越しの日程をずらしてもらうことしかない。引越し業者が来る時間までに、どうしても梱包が間に合わない場合はすぐに連絡をしよう。

ただし、状況によっては引越し料金の30~50%ほどのキャンセル料が発生することがある。予防策は、やはり当日までに梱包を終わらせるというものしかないので、引越し日までの荷造りのスケジュールをしっかり立てておこう。

引越し中に賃貸物件の設備や壁などを傷つけてしまったケース

引越し中に、賃貸物件の設備や壁などを傷つけてしまうケースも少なくない。搬出・搬入中のトラブルは、すぐに確認して指摘することがポイントだ。時間が経ってしまうと搬出・搬入中に傷をつけたと証明しづらくなるので、写真などに残し、今後の対応について引越し業者と話し合うようにしよう。

基本的に作業員の責任になるため、予防策を立てるのは難しい。ホームページをチェックして、信頼度の高い引越し業者を選ぶことが予防策になるといえるだろう。また、口コミや評価などを見ることで実際の作業員の様子などがわかるので、口コミサイトやSNSなどもあわせてチェックしておくとよいだろう。

引越し業者がなかなか到着しないケース

道路の混雑状況や前の引越し作業が押している場合、引越し業者が時間通りに到着しないというケースも多いようだ。これらのトラブルは依頼者側では対処できないので、到着まで待機するしかないだろう。

基本的に、遅れる場合は引越し業者から連絡があるので、到着するまで旧居の掃除やチェックリスト作成などをしておこう。ただし、まったく連絡がない場合は日程を間違えている可能性があるため、予定の時間をすぎても連絡が来ないようであれば、こちらから電話をして到着時間を確認することをおすすめする。

到着時間までに引越し業者が来ないというトラブルの予防策は、朝一番の時間帯を予約することだ。しかし、引越しは早い時間に終わらせたいという人が多いため人気が高く、特に繁忙期などは予約が難しいかもしれない。その場合は複数の引越し業者に連絡を取り、できる限り早い時間で予約が取れるところを探すとよいだろう。

引越しをスムーズに行うには準備が重要!

引越しをスムーズに行うためには、荷造りなど事前の準備ももちろん大切だが、当日の動きを頭に入れておくことも重要だ。

当日使う物についてはダンボールに梱包してしまわないように注意。わかりやすい場所にまとめておくようにしよう。

引越し当日の流れを確認しておくのはもちろん、搬出・搬入の段取りをイメージしておく、家具・家電の配置を決めておくなど、引越し業者にスムーズに指示出しができるようにしておくとよい。

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CHINTAI編集部
CHINTAI編集部

1992年創業、お部屋探しや生活の情報を発信してきた株式会社CHINTAIが運営するWebメディア。引越しに関する情報はもちろん、家事や家計、季節の楽しみなど日々を豊かにする知識を調査・ご紹介。
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