簡単なのにしっとりジューシー!「丸鶏のフライパンローストチキン」の作り方
クリスマスにピッタリ!「丸鶏のローストチキン」をフライパンで

クリスマスのごちそうと言えば、何が思い浮かぶだろうか?
ローストビーフにミートローフ……定番料理は数あれど、「丸鶏のローストチキン」と言えば、憧れの一品だ。
豪華なビジュアルは、クリスマスの主役にぴったり。でも、自分で作るには難しそうだし、そもそもオーブンがなければ作れない……と諦めてはいないだろうか?
実は丸鶏のローストチキンは、オーブンがなくても十分おいしく作れる。どの家庭にもある調理器具……そう、フライパンひとつで作れるのだ。
しかも、オーブンで作るより失敗がなく、驚くほどジューシーな仕上がりに! 調理時間も1時間以内と手軽なので、料理初心者さんにもぜひ挑戦してみてほしい。
今年のクリスマスは、簡単・豪華な「丸鶏のフライパンローストチキン」を作ってみよう!
丸鶏のフライパンローストチキンの作り方
材料(丸鶏1羽分)
- 丸鶏(中抜き)=1羽(1〜1.3kg)
- 好みの野菜=適量
- 塩=大さじ1/2
- こしょう=適量
- にんにく(すりおろし)=大さじ1
- 白ワイン=50ml
- 植物油=大さじ4

作り方
①. 丸鶏は流水で洗ってペーパーでしっかりと拭き、塩、こしょう、にんにくを手で全体(内側も)にすり込む。

②. 野菜は大きめにカットし、塩少々(分量外)をふっておく。
野菜は彩りのよいパプリカ、ブロッコリーなどを選ぶと◎。
また、じっくり火を通すとおいしくなる根菜類もおすすめだ。

③. フライパンに植物油をひき、丸鶏の胸を下にしておく。中火にかけ、こんがりと焼き色がつくまで5分ほど焼いたら、裏返して同じように焼き色がつくまで焼く。

④. フライパンの余白に野菜(まずは根菜類。火の通りやすい野菜はまだ入れない)を並べ、白ワイン、水50mlを加えフタをし、弱火で25分加熱する。


⑤. いったんフタを取ったら残りの野菜を加え、ふたたびフタをして10分加熱する。このとき、水分がなくなっていたら水を50ml追加する。

⑥. 火を止めたらフタを開け、10分ほどあら熱を冷ましてから皿に盛り付ける。フライパンに残った焼き汁を、スプーンやハケで鶏の表面に塗ったらできあがり。

オーブンよりおいしい?!フライパン「だから」、しっとり&ジューシーなローストチキンができた!

丸鶏のローストチキンのできあがり!
食欲そそる香ばしい焼き色は、オーブンを使っていないとは思えない仕上がり! 色とりどりの野菜と盛りつければ、クリスマスの主役にふさわしい豪華な一皿の完成だ。
諦めていた丸鶏のローストチキンが、フライパンひとつでこんなに簡単に作れるなんて……!
さらに、簡単なだけでなく、フライパンローストチキンの真髄はその「おいしさ」にアリ!

切り分けてみると、中からじわっと肉汁が溢れるほどしっとり&ジューシー!
肉の旨味がぎゅっと凝縮されていて、ソースも何もつけなくていいほど、格別な味わいだ。これは、オーブンで焼いた本格的なローストチキンよりおいしいかも……!
実はオーブンで丸鶏を焼くと、生焼けになってしまったり、逆に焼きすぎてパサパサになってしまうことも。一方でフライパンローストチキンは蒸し焼きにするので、肉から水分を逃すことなく、中までしっかり火を通すことができるのだ。じっくりと火を通した野菜も、驚くほど甘くておいしい!
フライパン「だけど」おいしい、ではなく……フライパン「だから」おいしい、というワケ!
ジューシーな肉のおいしさを味わうため、シンプルにマスタードでいただくのがオススメだ。

次のページでは、ローストチキンの味変にピッタリな中華ダレの作り方を紹介!