インスタグラマー・のんさんに聞く!引越しをするとき「やるべきこと」7つと注意点
インスタグラマー・のんさんに引越しの時にやるべきことを聞いた!

引越しをする際やらないといけないことが多くて、何から始めれば良いかわからない人も多いのではないだろうか?
今回はインテリアや暮らしに関する投稿で人気のインスタグラマー・のんさんに「引越しをするときにやるべき7つのこと」を教えてもらった。
このページの目次
やることが多い引越し!結局何をしたらいいの?
皆さん、こんにちは。
普段はInstagramで活動をしているのん ( @nonnoroom ) です。
私はちょうど3年前に一人暮らしを始めましたが、当時は何もわからないまま行き当たりばったりで引越し準備を進めていました。
わかってはいましたがその場その場で準備をしても、抜け漏れや「こうしてればよかった」という後悔が次々と・・・泣
そんな私の経験を踏まえて、これから引越しをされる方がスムーズに準備できれば!と一連の流れをまとめてみました!
「物件探し〜新居に住む」工程は大きく分けて7つ!
イメージしてるよりも、やらなければいけないことが多いかも?な引越しの工程・・・
① 物件を探す
② 引越し準備
③ ライフラインの手続き
④ 転送・住所変更の手続き
⑤ 部屋の下見
⑥ 転出・転入届の提出
⑦ 引越し当日のチェック・作業
一つずつ詳しくチェックしていきましょう!
引越しでやるべきこと:① 物件を探す
【物件を探す】❶ 住みたい物件の条件を決める
人によって生活スタイルが異なるように、物件に求める条件は人それぞれ異なります。
「自分はどんな物件に住みたいのか」を考えて、条件に優先順位をつけると物件探しをしやすくなります。

▽お部屋探しのコツを詳しく知りたい方はこちら!
【物件を探す】❷ 不動産サイトで条件の絞り込み検索をする
Woman.CHINTAIやchintai.netのような賃貸物件ポータルサイトで❶で決めた条件を入力し、検索してみましょう!
自分が求めている条件にぴったり当てはまる物件が見つからない可能性もあるので、その場合は優先順位が低い条件から外して再検索してみると◎。
【物件を探す】❸ いい物件を見つけたらすぐ内見に行く
物件探しをしていて、本当に気になる物件を見つけたらすぐに問い合わせをして内見予約をしましょう!

物件の流れはとても早いので、気になった時点で問い合わせても既に契約が決まっていることも・・・
内見=契約 ではないので、気に入った物件に出会ったら、なるべく早く入居申し込みをする決断力も必要です!
申し込みをしてから賃貸契約までには少し期間が空きますので、しっかりと検討したうえで契約を行いましょう。
▽内見や申し込み、賃貸契約について詳しく知りたい方はこちら
ここからは、「引越し準備」や見落としがちな「ライフラインの手続き」についてご紹介!
引越しでやるべきこと:② 引越し準備
【引越し準備】❶ 引越し業者を探して入居日に合わせて予約
入居する物件が決まり、契約が完了したらいよいよ引越し準備。できるだけ安い金額で引越しをしたい方は、一括見積もりサイト等で各社でどれくらいの金額がかかるのか確認しておくと◎。
あらかじめ引越し業者を決めておき、入居日が決まり次第、すぐに予約を取ることをおすすめします。
引越し業者を使わない場合だと・・・
・積み込み〜運搬までを自分で全てやる
・力持ちの友だちに協力してもらう
なんて方法もありますね。しかし、引越し業者を使わない引越しでは、途中で破損してしまっても保証が効かないどのデメリットもあるので、慎重に考えましょう。
【引越し準備】❷ 持っていく物の荷造り
荷造りは引越しの2週間前くらいから進めると、余裕を持ってスムーズに行うことができます。最低でも準備期間を1週間は確保するようにしましょう。
▼荷造りスケジュール
7日〜5日前 :引越しまでに絶対使わない物や服
4日〜2日前 :引越しまでに着る洋服以外の荷物全て
1日前〜当日:引越し前日から当日の朝まで使う物

引越し業者を利用して引越しをする場合は、梱包材をもらえることがほとんどです。
食器や重いものは小さい段ボールに入れ、段ボールの側面には中に何が入っているか記入しておきましょう。
▽荷造りについて詳しく知りたい方はこちら!
【引越し準備】❸ 不要な家具・家電を早めに処分
家具や家電の処分方法は、緊急度や条件によって3つあります。
すぐ処分したい→粗大ゴミで処分
誰かに使って欲しい→SNSに載せて友人に譲る
売りたい→メルカリやジモティーなどのサービスを使う

急いでない場合や破損が少ない場合は、友だちやジモティー等で無料ででも譲った方が、処分代がかからないのでおすすめです◎
引越しでやるべきこと:③ ライフラインの手続き
※ライフラインとは電気やガス・水道・通信等、生活の維持に必要不可欠なもののことです。
【ライフラインの手続き】❶ 現在住んでいる家のライフライン停止手続き
引越し日が決まったら、現在住んでいる物件のライフラインの停止手続きをしましょう。
停止する1ヶ月ほど前から手続きが可能なパターンが多いです。
電気は、最低でも物件の引き渡し日までは使えるようにしておきましょう。
【ライフラインの手続き】❷ 新居で使うライフラインの会社選び
自分のライフスタイルに合った料金形態の会社を選ぶと節約にもつながります。

解約手数料がかからない会社であれば、高いと思った時に見直しをして乗り換えをすることも可能です。
実際に住んでみないとわからない部分もあるので、そこまで視野に入れて選ぶのもいいかもしれませんね。
【ライフラインの手続き】❸ 入居日に間に合うように開始手続き
電気・ガス・水道は利用手続き後、使えるまで2〜3日かかることもあるので、なるべく早くに開始の手続きをするのが吉◎
Wi-Fiは工事に1〜2ヶ月かかる会社もあるため、工事の期間を確認した上で契約をすることをおすすめします。
▽ライフラインの手続きについて詳しく知りたい方はこちら!
ここからは、「住所変更や転送設定」、「物件の下見」で注意するポイントについてご紹介!
引越しでやるべきこと:④ 転送・住所変更の手続き
【転送・住所変更の手続き】❶ 郵便転送サービス申し込み
郵便局が提供するe転居とは、旧住所宛の郵便物等を新住所に1年間転送してくれるサービスです。
スマホから簡単に申し込みが可能です◎

【転送・住所変更の手続き】❷ ヤマト運輸の転送サービス申し込み
❶の郵便局と同じように、ヤマト運輸にも旧住所宛の荷物を新住所に1年間転送してくれるサービスがあります。
引越し前後いつでも申し込み可能ですが、申し込みをしてから転送開始するまで1〜2週間ほど時間がかかるため、引越し前にしておくのが安心です。
ちなみに佐川急便には同様のサービスがないため、何かネットで買い物する時や佐川急便経由で荷物を送ってもらう時は要注意です。
【転送・住所変更の手続き】❸ よく使うECサイトの住所変更
❶❷の申し込みをしておけば1年間は安心ですが、転送すると荷物の到着日が遅くなってしまうこともあります。
よく使うECサイトは新住所が決まり次第、変更しておきましょう◎
▽郵便の転送手続きについて詳しく知りたい方はこちら!
引越しでやるべきこと:⑤ 部屋の下見
内見時に確認ができなかった箇所など、鍵の引き渡しの日以降に部屋の下見をして確認をしましょう。
部屋の下見をするとき、1点注意しなければいけないポイントがあります。
基本的に、鍵の引き渡し日以前の新居への入室はできません。
引き渡し前に部屋の下見のため入室したい場合は、事前に不動産会社や管理会社へ相談して許可をもらいましょう!
【部屋の下見】❶ カーテンや家具を置くために採寸
引越ししてすぐ使う家具やカーテンの採寸をしておくと、引越しまでの間に買い揃えられ、スムーズに住み始められます◎

もし事前に部屋へ行けない場合は、契約した不動産屋の担当者の方へお願いしてみてもいいかもしれません。
【部屋の下見】❷ 部屋に元々傷や汚れがないか家具の搬入前に確認
新居の壁や床等に元々ついている傷が汚れがないかを確認することで、退去時の自分を守ることができます。
退去時の立ち会い確認の際に、自分がつけた傷ではなくても修繕費を請求されてしまう可能性が・・・
でも住み始める前に確認しておくことで、自分がつけた傷かどうかを判断することができます。

家具搬入時にも壁に傷がついてしまうこともあり得るので、何もない状態での確認を心がけましょう。
引越しでやるべきこと:⑥ 転出・転入届の提出
■あなたはどっち?
異なる市町村へ引越し:旧居の役所で転出届を、新居の役所で転入届を提出する必要があります
同じ市町村での引越し:住んでいる地域の役所で転出届のみ提出します。
【転出・転入届の提出】❶ 現在住んでいる町の役所で転出届を提出
転出届とは、現在住んでいる市町村から別の市町村に移動することを申請する届出です。
引越しする前後2週間以内での届出が可能となっています。
転出届を出した後にもらえる「転出証明書」は無くさずに取っておいてくださいね。
※同じ市町村での引越しの場合は、引越し日から2週間以内が転出届の手続き期限となります。
【転出・転入届の提出】❷ 引越しが完了したら新居がある市町村の役所で転入届を提出
転入届とは、別の市町村から引越し先の市町村に新しく住み始めることを申請する届出です。
引越し日から2週間以内での届出が必要で、転出届を出した際にもらった「転出証明書」をここで一緒に提出します。
【転出・転入届の提出】❸ 免許証の住所変更
免許証を持っている方は、もともと記載されている内容から変更がある場合、警察署で変更手続きをする必要があります。
具体的な変更期日は定められてませんが、なるべく早いタイミングで変更を行うことをおすすめします。
(住所が前のままだと身分証として使えないことも・・・)

所要時間は10分程度と短いので、役所に転入届を出しに行った際に住民票をもらって、そのまま警察署に行くのが楽チンです!
▽住所変更や各種手続きについて詳しく知りたい方はこちら!
ここからは、引越し当日にやっておきたい「チェックや作業」についてご紹介!
引越し直後にやっておけば日々のお掃除も簡単になるかも……!
引越しでやるべきこと⑦ 引越し当日のチェック・作業
【引越し当日のチェック・作業】❶ 荷物を入れる前に床拭き
住み始める前には清掃が入っていますが、時間が空いたり数日だけでもほこりが溜まるので、荷物を入れる前に床拭きをしましょう。

もし荷物を入れる前に拭くのが難しい場合は、⑥の部屋の下見時に行ってもいいかもしれません。
【引越し当日のチェック・作業】❷ 掃除が楽になるようなアイテムの使用・設置
掃除をめんどくさく感じる方は多いと思いますが、出来る限り楽にするために入居時に工夫をしましょう◎

掃除をめんどくさく感じる方は多いと思いますが、出来る限り楽にするために入居時に工夫をしましょう◎
【引越し当日のチェック・作業】❸ 電気・ガスが問題なく使えるか確認
荷物運び終わったら引越し終わり!って思っていませんか?
新居に移動してきたら、
・水やお湯が出るか
・電気がつくか
絶対に確認してくださいね・・・

新居に引越してきて、夜お風呂に入ろうと思ったらお湯が出なくて真冬に水シャワー浴びた人がここにいます。笑
▽引越ししたらバルサンもあわせてしておきたい!詳しい記事はこちら
引越しをするときはやることがたくさん!
いかがでしたか?
意外と「こんなこともやることあるんだ!」というような作業や申請もありましたよね。
引越し前は時間がたっぷりあると思ってのんびり準備をしてしまいがち・・・
でも時間はあっというまに過ぎて、気付いたらあと数日で引越し当日がやってきます。
やらなければならないことも多いので、自分がやるべきことを紙に書き起こしてチェックシートを作ると、抜け漏れなく一つずつこなしていくことができますよ!
できるだけスムーズにお引越しができるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。
インスタグラマー・のん
東京で一人暮らし。13.9万人を超えるフォロワーとの交流を大切にしながら、お金をかけずにできる「可愛いお部屋づくり」や、一人暮らしや同棲生活に役立つ「簡単レシピ」等、様々なお役立ち情報をInstagram ( @nonnoroom ) にて発信している。