【おもいでの部屋】”ゆうこす”が始まった街 東中野|ゆうこす(菅本裕子)

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きっと、だれにでもある思い出の部屋

住んだ部屋には人それぞれ、そして様々な思い出がある。そんな部屋の思い出を覗いてみたくはないだろうか?
 
忘れられないあの部屋で起こったこと、あの部屋で過ごした大切な時間、「おもいでの部屋」についてリレー形式で綴ってもらうこのコラム。
 
第7回は、ゆうこす(菅本裕子)@yukos_kawaii)さんのエピソードをお届け。

【おもいでの部屋】"ゆうこす"が始まった街 東中野|ゆうこす(菅本裕子)の間取り図

初めて自立した街 “ゆうこす”の原点

ゆうこす

こんにちは♡
モテクリエイター、そしてYouTuber・起業家をしています、ゆうこすこと菅本裕子です。

私は、元々HKT48に所属しており、その後実家の福岡県でニート、、でも、このままじゃいけない!と上京してきたのは約8年前になります。

最初は彼氏の家に転がりこんでいたのですが、6年前私はインフルエンサーになるぞ!と決めてInstagramやYouTubeを始め、少しずつ稼げるようになった時、思い切ってそのお金で引越した街が「東中野」でした。

初めて自分のお金で暮らし始めた街というのもあって、すごく鮮明に覚えています。

昔ながらの商店街、昼から歌声が聞こえるスナック、熱気が凄い大衆食堂・・インスタ映えを常に意識していた私が選んだ街は、全くインスタ映えではない街でした。逆に心地が良かったんだと思います。

ゆうこすが東中野に住んでいたころの部屋の写真

当時のお部屋

部屋の中は、ピンクやお花を使ったかわいい雰囲気にしていつでも写真を撮って発信できるように。毎日毎日、24時間頭の中はSNSのことでいっぱいでした。

多くの人に届けられるように、
見た人が楽しんでくれるように、
これが仕事になるように、、

昼間に流行りを調べて撮影をし、夜から朝方にかけて編集。最初は「SDカード 読み込み方」から検索していたレベルなので、写真加工も動画編集もとてつもなく時間がかかっていました。

太陽の光で朝になったことに気付き、ヨロヨロしながら部屋から窓の外を見ると、駅の近くに住んでいたので駅に向かって行く人達の姿が見えたり、駅のアナウンスの音を聞こえていました。なぜかこの風景が未だに、ずっと残っています。

ゆうこすがリップを持っている

モテメイクやコスメについての発信を続ける日々

多くの人に届ける仕事だからこそ、ひとりの時間がとても大切でした。自分自身のことが分からないと多くの人に届きませんし、インスタ映えを意識してたからこそ、全くインスタ映えしない時間がないとやり切れなかったんです。そういう意味でも東中野は良かったなあ。

最近では減ってきましたが、当時は「インフルエンサー」や「YouTuber」というと、後ろ指を刺され、遊んでるだけでお金稼げて良いね!と揶揄される事が多くありました。揶揄してくる人達に少しは怒りの感情はあるものの、そうだよねえという納得感はあります。そう見えるよねと。

SNSを一般的な使い方をして、「ランチなう」のような一般的な事を発信し、同じ量をこなすとそりゃ「遊び」と見えるだろうし、そもそもお金にもならない。応援してくれる人もつかない。

目標を持って、何のために私はSNSを使っていて、どれだけの量をこなし、どれだけの人に届けて、それはどんな人で、、、

そうですね。スラムダンクの最後の山王戦で湘北高校が入場した瞬間ブーイングを受けた時、チームメンバー全員がニヤリとしながら「悪者見参!」と言ったあのシーンのような気持ちでした。アウェー戦。みんなに否定されるけど、私の中には夢と、確信と、プライドがあったので無我夢中で続けられました。

ゆうこす

とにかく一生懸命だった

そんな日々が続き、少しずつフォロワーさんも増え、雑誌に呼んで頂けたり、TVCMを頂けたり、、ただでさえ発信が忙しかったのに、目まぐるしい生活が始まりました。帰宅すると、メイクも落とさずに寝ちゃうことも。。

おうちの中の整理整頓が出来なくなって行くと同時に、私の中で何かがポキッと折れ、SNSを続ける事が出来なくなりました。こんな事は初めてだったので、とても動揺したのを覚えています。

多くの人が待ってくれているのに、そんな思いがずっとありましたが、まずは自分と一度向き合ってみよう、ゆっくり休もうと決め、東中野の喫茶店で本を読んだり、ポレポレ東中野で映画を見たり、銭湯に行ってみたり・・

ゆうこす

東中野があったからこそ立ち直れた

そうして、少しずつ体が温かくなっていくのを感じました。冷静になって考えられるようになり、社員を増やして仕事を分担できるようになったり、自分の事を俯瞰してみられるようになりました。

私にとって東中野は、”ゆうこす”が始まった場所です。原点!

今考えると、無茶苦茶な生活で働き方でしたが、あの時間はあの時間で大切だったように思いますし、その後のゆっくりと自分と向き合った時間も大切でした。

やりたい事も増え、社員も増えてからは東中野を出ましたが、いつまで経ってもあの街に行くと、初心に戻れる気がしています。たまーにタクシーで通りかかると、その景色を見るだけでああ頑張ろう、私はやれるぞ!という気持ちにさせてくれるんです。すごーい!笑

でも最近しばらく東中野の街を歩いてはいないなあ〜・・。今度また久しぶりに、「大盛軒」や「グータン」食べにでも行こうかな!一緒に頑張ってくれてる、会社の社員のみんなと一緒に!

ゆうこす

プロフィール

著者:ゆうこす(菅本裕子)

ゆうこすプロフィール写真

1994年、福岡県生まれ。タレント、モデル、SNSアドバイザー、インフルエンサー、YouTuberとして幅広く活躍中。また、スキンケアブランドyouange(ユアンジュ)やルームウエアブランドREVEYU(レブユー)なども手掛ける。
Twitter:@yukos_kawaii
Instagram:yukos0520
youtube:ゆうこすモテちゃんねる

 
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