狭くても憧れの癒やし空間に! お風呂を完全カスタマイズ
日本人はお風呂が大好き! なのに、浴室の造りはどこも似たり寄ったり……。カスタマイズといっても、指定されたデザインのなかから選ぶのがほとんどのよう。とことん好みを追求したお風呂を作ることはできないのだろうか?
そんな夢を叶えてくれる会社が、お風呂のリフォームを手がけるフリーバス企画。どこまで自由にオーダーが可能なのか、同社専務取締役の服部梨枝子さんに話を聞いた。
「メーカーさんの場合、壁のパネルや浴槽の型、大きさなど、すべて指定のものから組み合わせて選ぶことが一般的。一方、当社は床や天井の素材、入り口のドアに至るまで、お客さまの理想をとことん追求できます。たとえば、基本的に浴室は四角いものですが、ドーム型や壁が曲線になった円柱状の浴室をつくることも可能です。素材も、木や石などお風呂で使える材質なら、どんなものでも大丈夫です」
実際に施行された事例をみてみると、壁がガラスや天然木だったり、温泉風の埋め込み浴槽があったり。しかも、これらはホテルなどの商業施設ではなく、個人宅というから驚きだ。一体どんな人がオーダーしているのか?
「昔は医師など年収の高い人がメインでしたが、今は若い人から『新婚旅行で行ったホテルみたいなお風呂にしたい』といったオーダーも増えています。ほかにも、マンション用のユニットバスサイズでこだわったお風呂を作りたいという人も。たとえ1.25坪ほどの小さい浴室でも、シャワーやバスタブといったディテールにまでこだわってオーダーされています」
今は、広さよりも限られたスペースの中でこだわり抜いたお風呂にしたい人が増えているそう。ちなみに、賃貸物件でもオーナーの許可があればリフォームは可能。理想の癒やし空間を手に入れたいお風呂好きの方、チャレンジしてみては?
(ミノシマタカコ+ノオト)