【賃貸DIY】簡単!一人暮らしのDIYアイデア「リビング・居室編」
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DIYアイデア②.スリムなアイデア収納で部屋をスッキリと見せる
部屋のクローゼットが小さくとも、DIYなら収納スペースの増設も自由自在。暮らしやすさとオシャレさを両立できる。
壁に穴を開けずに壁収納を増設!「レンガ調壁収納」
無駄なスペースになってしまっている壁面を収納として有効活用。見た目にこだわれるのもDIYならでは。壁面のサイズに合わせて作れるのもGOOD。

Before

After
材料
2×4材・2本(8フィート):1,614円
ウォリスト・2個:2,760円
すのこ・4枚:5,528円
壁紙:7,642円
のり:234円
滑り止めテープ・2個:216円
マスキングテープ:1,814円
ビス:138円
道具
電動ドリル
カッター
へら
作り方

STEP1.2×4材で柱を作る
サイズ調整した2×4材の底面に滑り止めテープを貼る。それを壁沿いに立て、上部にウォリストを付け、突っ張って固定。木材2本間の幅は、すのこに合わせる。

STEP2.すのこをビスで留める
複数枚のすのこを、2本の2×4材にビスで固定。留めるのは、すのこの板の一番上と一番下だけでOK。左右の高さがずれないよう、丁寧に留めよう。

STEP3.壁紙を貼る
のりやボンドなど接着剤で壁紙をすのこに貼る。すのこの隙間にある壁紙をカットして内側に折り込んでいく。裏地がシールの壁紙なら接着剤は不要。

STEP4.マスキングテープを貼る
すのこの両サイドにマスキングテープを貼って、壁紙と同じように隙間にあるテープをカットして完成。貼らずに、木目の風合いを活かすのも手だ。

S字フックで壁収納に!
すのこの隙間にS字フックなどを掛ければ「見せる収納」に。柱は丈夫な2×4材なので、ある程度の重さがある物も掛けられるはず。
背が低くて開放感UP!部屋が広く見える「可動式カラーボックス」
2つのカラーボックスをつないだユニークな収納。場所も形も手軽に変えられる。一直線やL字型、閉じれば収納ボックスにも。背が低いので圧迫感もカット。

Before

After
材料
カラーボックス・2個 :2,548円
プリント合板:1,274円
蝶番・1袋(2個入り):861円
キャスター・8個:1,376円
道具
電動ドリル
作り方

STEP1.カラーボックスの背板を付ける
カラーボックスに背板を設置。閉じたときの見た目も良くなるし、強度も上がる。配線がある場合は、背板に穴を開けておくと良い。

STEP2.カラーボックスにキャスターを付ける
ボックス底面の4つ角にキャスターを付ける。ボックス2個なので、計8ヵ所に設置。重いものを載せる場合はキャスターを追加しよう。

STEP3.カラーボックスを蝶番で繋げる
③.二つのカラーボックスを、上下二つの蝶番でつなぐ。カラーボックスを開いた状態だと見える箇所なので、色に配慮すると◎。
どんな部屋の角にもDIYだからフィットする!「コーナー棚」
デッドスペースになりやすい、張り出した柱周辺。そこに、ぴったりフィットするコーナー棚を作っちゃおう。シンプルなボックス形状だから、見た目もスッキリ!

Before

After
材料
シナベニヤ 91cm×182cm×1.2cm・2枚:9,676円(カット料は別途)
ビス:138円
道具
電動ドリル
作り方

STEP1.各カット済み木材をビス留めする
4枚の板をビス留め。壁を利用するから背板は無用。ベニヤ板にキリや細いドリルで下穴を開けてからビス留めすると失敗しにくい。

STEP2.箱型にして必要な数を作る
ボックスは重ねて使えるので必要な分だけ作る。ただ複数のボックスで壁をL字型に囲む場合、各ボックスの長さを変える必要があるので注意。
制作・監修=玉井香織
DIYアドバイザー。収納アドバイザー。北品川にある「ハレルヤ工房」を拠点に、さまざまなリメイク・リノベーションを手掛ける。住まいのお手入れ方法を各地で講演して回るだけでなく、テレビや雑誌などにも多数出演している。
文=田端邦彦
写真=湯浅立志
※「CHINTAI2019年11月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています
※DIYの材料費は消費税8%時点での価格です。また、各材料は販売店舗によって価格が異なります。ご了承ください