実は快適?アパートやマンションの1階に住むメリット・デメリットを紹介

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マンションやアパートのお部屋が1階のデメリットと解消法

ここでは、マンションやアパートの1階に住むデメリットと解消法を紹介します。

①通りから見えやすい

1階だと通りから見えやすくて不安…という人もいるはず。そんなときは、お部屋の中を見えなくするカーテンやブラインドで解決! 特に女性は、日中はカーテンを閉めているという人も多い。

反対に通りから見えやすいというのは、「人の目がある」点がメリットになることも! 空き巣にも狙われにくい傾向になるので、悪いことだけではないのだ。

②防犯が心配

防犯の写真

人通りが多いところであれば、人目につかない路地よりも防犯性が高いともいえる。ただし、それだけでは安心できないので、窓や玄関には防犯対策を行うようにしよう。

警視庁のHPで防犯対策を見てみる

防犯面の不安を抱えながら住み続けることがないように、心配な点は、住む前に必ず解決策を考えておこう。あとに出てくる「1階の部屋でも防犯性の高い物件の選び方」の項目では、ポイントを詳しく説明しているので、ぜひ参考にしていただきたい。

③日当たりに恵まれず、湿気がこもりやすい

1階は日が当たりづらい部屋が多く、日陰になりやすい。さらに地面に近いため、外の湿度の影響を受けやすく、部屋に湿度がこもりやすいのだ。じめっとした部屋はカビも発生しやすいので、湿気対策をしよう。

まずは空気の入れ替えを定期的に行うこと。窓を開けて部屋に風を取り込むように心がけよう。クローゼットや収納棚の扉も開けておくとカビの発生を防げる。換気扇を回したり、エアコンの除湿機能を使ったりするのも湿気対策に効果があるので活用してみよう。

⑤虫がでやすい

マンションやアパートの上層階よりは、地上から近いため、虫が出やすいと言われている1階の部屋。虫が苦手な方は、なるべく遭遇したくないもの。

でも、大丈夫!きちんと防虫対策を行えば、虫の侵入を防げるのだ。

【防虫対策の例】
・バルサンをたく
・窓を開けるときは網戸をする
・生ゴミは部屋に貯めない

また、不動産仲介会社のエイブルでは、物件を契約した際に、入居時にお部屋のキッチンと玄関をプロの技術で駆除してもらえるメニューを追加で頼める!気になる人は店舗のスタッフに聞いてみよう!

1階の部屋でも防犯性の高い物件の選び方

自然に囲まれたアパート


空き巣や下着泥棒など、防犯面での不安がある1階物件。きっと多くの人が懸念する点だろう。しかし、たとえ1階の部屋であっても防犯性の高い物件は見つかる。

ここでは、どのような項目に注意して物件を選ぶべきかを解説していく。気に入った物件が1階であった場合は、下記の項目を満たしているかをチェックしよう。

オートロックやモニター付きインターホンのある物件を選ぶ

1階の部屋に住む場合は、外部から住民以外の侵入者が簡単に入れない、オートロック付きの物件を選ぶのがおすすめだ。共用玄関のドアが施錠されていると、不審者が侵入するのを抑制するといわれている。

またモニター付きインターホンが設置されている物件であれば、うっかり玄関のドアを開けずに済む。インターホンが鳴っても対面せずに、モニターで訪問者を確認してから対応できるので安心だ。

管理人が駐在している物件を選ぶ

防犯性を重視するなら、管理人が駐在している物件だとセキュリティが強化されるのでおすすめだ。とくに常駐管理の場合は、24時間体制である。日中以外のトラブル時にも対処してもらえるため、さらに心強い。

空き巣などの不審者は、人目を避けたがるので管理人の存在が防犯の強化につながるといえる。何か異変を感じたときもすぐに伝えられるため、トラブルを回避しやすいだろう。

いつでも相談できる安心感もあるので、1階を選ぶ場合は管理人が駐在している物件を候補に入れてみよう。お部屋を決める前に、管理人の業務内容はどこまで対応してもらえるのか、管理形態を忘れずに確認しておくことも重要だ。

周辺環境にも注目する

物件選びに欠かせないのが、周辺環境の確認だ。とくに1階に住む場合は、防犯面を考えて、周りの様子は必ずチェックしておこう。住んでみて居心地が悪いと感じたり、治安に心配が出てきたりすれば安心して暮らせなくなる。

事前にインターネットで周囲の犯罪情報を検索したり、実際に訪れて街の様子を調べたりしておこう。落書きやポイ捨てが多い場所は避けるのが無難だ。反対に幼稚園や学校があるファミリー層が集まる地域は治安がよいといわれているので参考にしてみよう。

これから使う予定の最寄り駅から物件までの道を歩いてみたり、夜の人通りを確認したり、自分の目で確認しておくと、住んでからのシミュレーションもしやすい。1階を選ぶときは周辺環境チェックを念入りに行おう。

対策を行えば1階も安心して暮らせる!

木の間からのぞくマンション


デメリットもあるが、きちんとした対策を行うことでメリットが多くなる1階の部屋。「○階以上がよい!」というこだわりをもっていた人も、ぜひ、マンションやアパートの1階のお部屋も検討してみよう!

文=CHINTAI編集部

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