【100均ガラスタイルで作る】目地材を使った本格タイルコースターに挑戦しよう!
タイルを使ったDIYの入門編!コースター作りに挑戦しよう

キッチンや洗面台など、水回りのDIYで人気のタイルを使ったアレンジ。やってみたいけど、DIY不可の賃貸物件だと部屋には取り入れにくいし、なんだか難しそう……。
そんな時におすすめなのが、手軽にできるタイルを使ったコースター。基本的な手順は壁や床などのタイル貼り作業と同じで、サイズが小さいので簡単に作ることができる。今回は、100均のガラスタイルを使い、タイルDIYの第一歩としてチャレンジしてみよう!
このページの目次
ガラス素材で涼しげ!コツをつかめば簡単にできるタイルコースター
タイルコースターの作り方はカンタン。基本的には①デザインを決める、②土台にタイルを貼りつける、③目地材を作る、④目地材を塗るの4ステップで出来上がる。
ガラスタイルコースターの材料

〈材料〉
・ガラスタイル ※ダイソーで購入
・木板(10cm×10cm) ※ダイソーで購入
・タイル用接着剤
・タイル用目地材
〈道具〉
・ポリ袋
・ビニール手袋
・ウェットティッシュ
・ヘラ(目地材に付属する場合もある)
※あると便利なもの
・ピンセット……タイルの間隔調整がしやすい
・ブルーシートや新聞紙……作業するテーブル等が汚れないので便利
ガラスタイルコースターの作り方①:デザインを決める
まずはタイルの並べ方を決め、土台に仮に置いてコースターのデザインを決めよう。
目地材が入る隙間の分、タイルどうしの間隔が2~3mmほど開くように並べるのがポイントだ。


タイルを並べた状態で写真に撮っておくと作業がしやすい。

ガラスタイルコースターの作り方②:タイルを土台に貼る
端の4辺からタイルを貼っていく
デザインが決まったら、タイルを接着剤で土台に貼っていこう。
端の4辺を貼ってから、それを基準に内側を1列ずつ貼ると、縦横が揃ってきれいにできる。
ちなみに、タイル用の接着剤がチューブの口やキャップにこびりついて固まると、開かなくなってしまうことがある。チューブの口から垂れた接着剤はウェットティッシュで拭きながら作業しよう。
まず土台に接着剤を1辺分塗り、その上にタイルを置こう。接着剤は少なめに塗ったほうがきれいに仕上がる。

接着剤が乾かないうちに、間隔が均等ではない部分やずれがある部分を調整しよう。
調整ができたら、タイルを1つずつ指で土台に押し付け、圧着させる。

1辺分が貼れたら、同様の手順で他の3辺も貼り付ける。


端に貼ったタイルを基準に、内側のタイルを貼っていく
4辺を貼り終えたら、縦横を合わせるように内側の部分を1列ずつ貼る。


タイルを貼り終えたあと、すぐに目地材を入れてしまうと、タイルがずれてしまう。接着剤が完全に乾くまで3時間以上乾かしてから次の作業に移ろう。
次は、目地材の作り方と塗り方を紹介!
ガラスタイルコースターの作り方③:目地材を作る
接着剤が乾いたら、目地材を作ろう。目地材は乾きやすく、作り置きしておくことができないため、使う直前に作るのがポイントだ。
まず、目地材の粉を使う分だけポリ袋に移す。
大量に作る場合はボウルやバットなどに入れてもいいが、コースター数枚分ならポリ袋で作ったほうが洗い物が少なくて済み、手軽だ。
余った目地材の粉をまた使う時は、口をしっかり閉じ、ジップロックなどの密閉できる袋に入れておこう。

粉を袋に移したら、水を少しずつ加えて袋を揉んで混ぜ、ペースト状にする。水は一度に大量に入れず、様子を見ながらペットボトルのキャップくらいの量を入れていくと失敗しにくい。


目地材は硬すぎるとタイルの隙間に入らず、柔らかすぎると流れてしまう。
やや柔らかめの味噌くらいの固さになったら目地材の出来上がりだ。

ガラスタイルコースターの作り方④:目地材を塗る
目地材を使う分だけ手に取り、土台に貼り付けたタイルの隙間に押し付けるようにして一気に塗っていこう。
目地材は手にこびりついて汚れやすいので、ビニール手袋をするとよいだろう。


タイルの隙間に目地材が入ったら、ヘラで余分な目地材をこそげ落とす。このとき、タイルの上に目地材が乗らないようにしておくと、この後の作業がしやすくなる。

余分な目地材を取ったら、ウェットティッシュでタイル表面を拭く。その時、タイルの隙間に入れた目地材がでこぼしていたら、たたんだウェットティッシュの角を使って整えよう。

目地材を塗り終わったら乾燥させ、いよいよ仕上げ!
表面を拭き終わったら、24時間かけて完全に乾燥させよう。
乾燥後、もう一度タイルの表面に残った目地材をウェットティッシュで拭き、磨きあげたら完成だ!

涼しげなタイルコースターを夏のおもてなしに

ガラスタイルを使ったコースターは、透明感があって涼しげ。冷たいドリンクを出すときに敷けば、さらに清涼感を演出してくれ、夏のおもてなしに役立つことだろう。
壁や床のタイル貼りとほぼ同じ手順で作る、本格的なコースター作りに挑戦してみよう!
文・写真=編集部