急な単身赴任が決まった! 引越しや新生活準備でまずやるべきこと

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単身赴任の引越し準備、まずは何から始めればいい?

急な単身赴任が決まった! 引越しや新生活準備でまずやるべきこと 単身赴任が決まったらやることとは?
単身赴任に必要な準備、いくつ思いつく?

会社からの辞令や出稼ぎなど、さまざまな理由で「単身赴任」をすることになる人は少なくはない。
引越し準備のために何をすればいいのか、お金ははどのくらいかかるのか、家具家電はどれを買えばいいのか……などなど、初めての単身赴任には不安が付きものだ。

そこで、この記事では単身赴任が決まったらまずやるべき準備や、必要な費用、単身での生活に便利な家電、住民票など公的書類の手続き方法をご紹介。これを読めば、きっと不安が解消するはずだ!

単身赴任が決まったら!引越し準備 5つの手順

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単身赴任が決まったら何を準備するべき?

まずは単身赴任が決まった時点で早期にするべき準備を紹介しよう。単身赴任は引越しまでに時間がない場合も多いため、早めの準備が重要である。思い立ったらすぐ行動だ!

単身赴任が決まったら必要な準備①:新居を探す

会社の社宅や寮が用意されている場合は別だが、単身赴任は基本的には自分で新居を探さなければならない。

転勤時にはただでさえ業務の引き継ぎなどで忙しいもの。ただし、だからといって適当に選んでしまうと後に後悔することになる。家族と離れて暮らす単身赴任ならなおさらだ。転勤後の生活をイメージし、最低限の希望条件は洗いだしておこう。

単身赴任におすすめなのは家具・家電付きの物件である。もちろん好みのものを購入しても良いが、単身赴任が終わったら、特に大型の家具・家電は邪魔になってしまう。そこで、家具や家電付きの物件を最初から探すことで、家電の購入費用を抑えることができる。

また単身赴任に限らないことだが、物件自体の設備条件だけではなく、特に料理に不慣れな場合は周辺の環境も重要。近くにスーパーやコンビニ、飲食店があるかどうかなど、物件周りの環境を調査することが、快適な単身赴任生活には不可欠な準備である。

単身赴任が決まったら必要な準備②:引越し業者を探す

単身赴任先の新居が決まったら、引越し業者に見積もりを取ろう。特に引越し時期が新生活シーズン前(2~3月)に重なる場合、引越し業者の繁忙期となるため、早めに動かないと予約が取れないこともある。スムーズな単身赴任生活スタートのためにも、早いうちに準備しておきたい。
業者によっては「単身パック」など、単身赴任にピッタリのプランを用意しているので、好みの業者を選択しよう。

単身赴任の引越し費用はどれくらい?

急な単身赴任が決まった! 引越しや新生活準備でまずやるべきこと 引越し費用について
単身赴任の引越し費用もしっかり確認しよう

会社からの辞令による転居などで単身赴任をする場合には、引越し費用や新居の契約にかかる費用は会社負担であることが多い。
一方、自己都合での赴任の場合には当然自分持ちとなるため、なるべく安く抑える方法を考えたいところだ。

単身赴任の引越しには、単身者用のパックが安くておすすめ。これは決まった大きさのコンテナに載せられるだけ荷物を載せることができ、格安で運んでくれるというプランだ。同じ地域から同じへ引越す人の荷物を同時に運ぶことによって、人件費やガソリン代を抑えることで実現しているサービスなのだ。

料金は行き先によっても異なるため、複数社から見積もりを取ることが、格安に単身赴任の引越しを済ませるためには重要となる。

なお、家具・家電を運搬しない場合には、引越し業者を利用せずとも、洋服などを宅配便などで配送すれば済む場合もある。荷物の量や距離によってお得な方法を準備・検討しよう。

単身赴任が決まったら必要な準備③:家電をそろえる

急な単身赴任が決まった! 引越しや新生活準備でまずやるべきこと 単身赴任先で必要な家電とは
単身赴任先で必要な家電とは?

今まで家族と協力して家事を行ってきた人も、パートナーに任せっきりだった人も、単身赴任ならすべて一人でこなさなければならない。そんなとき、あなたを助けてくれるのが家電である。

上手に家電を使って、快適な単身赴任ライフを送りたい。

単身赴任におすすめ!ドラム式洗濯機

シャープ ドラム式 洗濯乾燥機 ヒーターセンサー乾燥 左開き(ヒンジ左) 洗濯7kg/乾燥3.5kg ホワイト系 幅640mm 奥行600mm DDインバーター搭載 2020年モデル ES-S7E-WL

まず準備が必要なのは洗濯機である。こちらのシャープ コンパクトドラムは、その名の通りドラム式ながら一般的な防水パンにも設置できるコンパクトサイズが魅力。また、洗濯機に入れておくだけで乾燥まで行ってくれるので、忙しい単身赴任生活の味方になってくれるだろう。

単身赴任におすすめ!スティック型掃除機

シャープ コードレススティッククリーナー ピンク EC-AR3S-P

スティック型掃除機の性能は年々向上しており、今やサブ機としてではなく、メインの掃除機としてスティック型を選ぶ家庭も増えている。単身赴任で一人暮らしをする部屋の広さなら十分に対応できるだろう。

こちらのシャープ RACTIVE Airはコードレスで本体重量1.5kgと軽く、持ち運びもしやすい。ノズルの長さを調節すればハンディタイプとしても使うことができ、気軽に掃除をすることができる。単身赴任中でもこまめに掃除をする習慣が身につくだろう。

単身赴任におすすめ!電子レンジ

アイリスオーヤマ 電子レンジ 22L ターンテーブル ヘルツフリー 全国対応 ブラック PMO-22T-B

単身赴任にはコンビニ弁当やスーパーのお惣菜が重宝する。これらを温めることができる電子レンジは単身赴任の必需品だ。

アイリスオーヤマのこちらの電子レンジは、単機能ながら900W、700W、500W、200Wの4段階の出力切り替えが可能。東日本・西日本どちらでも使用できる全国対応タイプなので、次の引越し後にも使い続けることができる。

単身赴任が決まったら必要な準備④:住民票の手続き(転出届・転入届)

書類を記入するスーツ姿の男性
住民票の手続きは忘れずに行おう

ある程度引越しの目処が立ち、家電などをそろえても安心してはならない。単身赴任で引越しする場合、役所でさまざまな手続きの必要があることを忘れないようにしよう。その一例が住民票の異動だ。

引越してからは、そのような公的書類の手続きも、すべて自分で行わなければならないので、単身赴任の際は、必要な手続きをしっかり確認しておこう。

単身赴任で引越す場合であっても、基本的には住民票を異動させなければならない。住民基本台帳法により、住民票異動手続きは引越し後14日以内に行うことと定められており、法律上の義務である。正当な理由なく遅れた場合には、最大5万円の過料が科される可能性があるため、必ず手続きは終わらせておこう。

参考:総務省「住所の異動届は正しく行われていますか?」

単身赴任で住民票の異動を行わなくてよい場合

なお、単身赴任が以下のような予定であれば、住民票の異動をしなくて良い場合もある。

  • 単身赴任が一時的なもので、1年以内には元の住所に戻ることが決まっている
  • 単身赴任後も家族が住む自宅へ頻繁に行き来するなど、生活の拠点が変わらない場合

つまり、生活の拠点が単身赴任先ではなく、元の住所であるという場合には、住民票異動の必要がないのだ。

単身赴任の際に行う、住民票異動手続きの方法

住民票異動のために行う手続きとしては、引越し前に提出する「転出届」、引越し後に提出する「転入届」の2つがある。それぞれ詳しく解説していく。

まずは、引越す前に「転出届」を役所に提出しよう。転出届の提出期間は、14日前以前であれば受け付けられており、手続きの際は「印鑑」と「本人確認書類」を必ず忘れないように持参してほしい。転出届の提出が終われば、「転出証明証」という、転入の際に必要な資料を渡されるので、失くさないように大切に保管しておこう。

そして、引越し後には「転入届」を、引越し先の役場に提出する必要がある。期限は引越し後14日以内。役場に「転出届証明証」と「転出届」を提出すれば、住民票の異動は完了だ。

単身赴任が決まったら必要な準備⑤:ライフラインの手続き

蛇口から出るきれいな水
ライフラインの手続きは引越し前にすべて終わらせよう

続いて電気や水道、ガスのライフラインの手続きも単身赴任の際は必要となる。それぞれ、電話やインターネットなどの手続き方法が選べる。引越し後からすぐに利用するために、基本的には、引越し前にすべての手続きを終わらせておきたいところだ。

電気の使用開始手続き

電気を引越し後すぐに利用したい場合は、引越し前の1週間前までに、電力会社へ手続きの連絡を入れておくと良いだろう。手続きの連絡は、電話で行うこともできるが、忙しい時期は繋がりにくいことが多いため、最初からWebサイトで申し込むほうがおすすめだ。

基本的に電気の使用開始には、立ち会いの必要がなく、引越し後に玄関などにある「電気使用申込書」に必要事項を記載し郵送すれば、手続きは完了する。

水道の使用開始手続き

続いて水道の手続きだが、こちらも立ち会いの必要がなく、引越しの1週間前、もしくは3〜4日前に、水道事業所へWebサイトか電話から連絡すると良い。水道は、基本的にすぐに使えるようになっているが、利用開始手続きを行わないと水が出ない場合もあるので、事前に連絡は入れておこう。

引越し後、水が出ることが分かれば、電気の手続き同様、備え付けの「水道使用開始申込書」に必要事項を記載し郵送することで手続きは完了だ。

ガスの使用開始手続き

最後にガスの手続きだが、こちらは電気や水道とは違い、使用開始の際に立ち会いが必要となるので、早めに連絡して予定を組んでおいたほうが良いだろう。もしも、予定がどうしても空けられない場合は、代理人による立ち会いもできる。

繁忙期の場合は予約が取れないこともあるので、引越しの1週間前には連絡を完了させている状態が理想的で、電話自体が繋がらない可能性を考えれば、Webサイトから申し込みするのも良いだろう。

急な単身赴任でも大丈夫。落ち着いて準備しよう!

異動の辞令は突然下りるもの。急展開に慌ててしまうのも無理はない。段取りを確認して、赴任先での新生活を問題なくスタートできるよう準備しよう。

また、家族と離れることで寂しい思いをすることもあるだろう。今はオンラインでのコミュニケーションツールも発達しているので、離れていてもこまめに連絡を取ることができる。健康に気を付けて、新天地での暮らしをぜひ楽しんでほしい。

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契約したばかりの新居。早期に解約したらどうなる?

せっかく見つけた新居。入居したものの、隣人の騒音や大家とのトラブルなど、契約時にはわからない予期せぬ問題が起こることも少なくない。決定的な問題ではなくても「住んでみたらなんか違った」と感じたことのある人は多いのではないだろうか。

しかし、もう一度引越すとなると、心理的・体力的な大変さはもちろんのこと、解約による違約金や、次の物件のための仲介手数料など、予想外の出費が大きい。

最大一律30万円の引越し補助金が貰える「CHINTAI安心パック」

そんな引越し後の不安に備えてオススメしたいのが、「CHINTAI安心パック」。
引越し前に加入しておけば、引越し後、早期で住み替えをすることになっても補助金を受け取ることができる。

契約開始日から3ヵ月間、どんな理由の住み替えでも対象だ。補助金額は最大一律30万円。住み替えの理由にかかわらず補償金額が一律なのも嬉しいポイントだろう。新生活の際のお守りのようなこのサービスに加入するためには、賃貸借契約始期日までの申込が必要だ。

詳しくはCHINTAI安心パック商品ページ・利用規約を確認しよう。

文=yamiii
優しい夫に支えられ、のんきに暮らす主婦。子供が生まれ、自分の時間が持てなくなってきたことに不満と幸せを感じている

※2021年2月加筆=CHINTAI情報局編集部
※商品情報は2021年12月22日現在のもの

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CHINTAI編集部
CHINTAI編集部

1992年創業、お部屋探しや生活の情報を発信してきた株式会社CHINTAIが運営するWebメディア。引越しに関する情報はもちろん、家事や家計、季節の楽しみなど日々を豊かにする知識を調査・ご紹介。
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