実家から離れたエリアで一人暮らし! 遠方への引越しを安く済ませる方法とは?
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遠方からでも引越し代を安く抑えるコツ
このように、初めて暮らすエリアへ引越す場合、通常の引越しよりも懸念点が多い。
特に、初めての一人暮らしで問題になるのは部屋探しにかかる交通費などの費用面だろう。一人暮らしを始める際には、敷金・礼金などの初期費用や引越し代、家具・家電の購入費用など、他にもさまざまな出費がある。できるだけ部屋探しにかかる交通費は安く抑えたいところだ。
そこで、ここからは遠方からの引越しでかかる費用を安くするためのコツについて順に紹介していく。
遠方への引越し費用を抑えるコツ①.事前のリサーチで現地で費やす時間を節約!

住むエリアの情報は事前にインターネットを利用して調べておき、現地に行く前に情報を集めておこう。現地で費やす時間を減らすことができるので、その分交通費や宿泊費を節約することが可能だ。家賃相場はもちろん、検索エンジンで「駅名+住みやすさ」などで検索すれば、口コミサイトなどで“住人の生の声”を知ることもできる。
また、Googeマップやストリートビューなどの地図情報サービスを利用すれば、実際に足を運ぶことなく街の雰囲気や周辺施設などを知ることも可能だ。
遠方への引越し費用を抑えるコツ②.部屋の希望条件は明確に!

短時間で満足のいく部屋探しをするためには、住みたい物件の条件を明確にしておくことが重要だ。
曖昧な条件で部屋探しをはじめると、悩む時間が増えてしまう。現地での限られた時間を有効活用するためにも、条件は事前に整理。優先順位や妥協していいポイントまで考えることができれば、より効率的に部屋探しができるだろう。
遠方への引越し費用を抑えるコツ③.不動産会社に電話やチャットで相談

何度も現地に行けない場合は、現地の不動産会社に電話やチャットで相談しよう。遠方であることを伝えれば、店舗に足を運ばなくても、メールやチャットアプリで物件情報を提供してくれる。
このとき、複数の不動産会社に電話相談しておくのも有効だ。現地に行ったとき、限られた時間で複数の不動産会社を訪問するのは非現実的。電話での対応や送られてきた物件の情報を見て、現地に行く前にお願いする不動産会社を決めておくとスムーズだ。
遠方への引越し費用を抑えるコツ④.内見は1日で済ませよう
内見を一日で済ませることができれば、宿泊費を抑えることができる。そのためには、内見する物件を事前に絞っておくことがポイント。
現地の不動産会社に着いてからでは、時間が限られているため焦りや迷いも生まれやすくなる。冷静に判断できるうちに色々な物件情報を見て、候補を絞り、どれを選んでも納得と思えるような状態を目指そう。
遠方への引越し費用を抑えるコツ⑤.平日×オフシーズンが狙い目
内見のために現地へ行く日は、平日を選ぶと良い。
特に新生活シーズンを控えた1~3月の時期は、不動産会社は非常に混雑する。土日に訪問するとどうしても待ち時間が生じ、色々な部屋を見て回るのに時間がかかってしまいやすい。より効率的に部屋探しを行うなら、土日は避けて平日を選ぼう。
また、急いで部屋探しをする必要がない場合は、オフシーズンを待ってみるのもひとつの手だ。引越しのピークが明ける4月後半~8月、または11月は、不動産業界のオフシーズン。お部屋探しをする人の絶対数が減るので、家賃や条件交渉に応じてもらえる場合もある。一人暮らしの初期費用を安く抑えたい人にはおすすめの時期だ。
遠方で内見に行くのが難しそう。内見しないで契約を結ぶのはアリ?ナシ?

遠方への引越しの場合、部屋探しの段階で現地まで足を運ぶことが難しい場合もある。そこで考えられるのが内見しないで契約するという選択肢。内見へ行くために費やす交通費や時間を省くことができる。
しかし、ウェブサイト上の写真と目で見た部屋の雰囲気が異なる場合もある。クローゼットの扉やキッチン収納などの使い勝手、清潔感、臭いや騒音など、実際に足を運ばないとわからない部分があるのも確かだ。不動産会社の人の話を聞いて補える部分かもしれないが、百聞は一見に如かず。内見をせず契約するリスクがあることも知っておこう。
文=きみぽん