一人暮らしでも魚料理を食べたい!魚焼きグリルがない時の調理法3選

公開日:2018年10月30日

自宅のキッチンには、魚焼きグリルがついてない…

一人暮らしで魚焼きグリルがない場合にハードルが高い焼さんま
一人暮らしで魚焼きがグリルがついてない時に魚を焼く方法

一人暮らしのワンルームや、1Kのキッチンは1口コンロであったり、グリル付きでないことが多い。一人暮らしをしてから、調理するのが難しいから、値段が高いからといった理由で魚を食べる機会がぐっと減ってしまった方も多いと思う。

それでもたまには焼き魚を食べたくなる時もあるのではないだろうか?今回は、一人暮らしで魚焼きグリルを持っていない方でも簡単に魚料理を食べることができる調理法を3つ紹介する。

https://www.chintai.net/news/11748/

簡単に魚料理を食べることができる調理法を3つ

調理法①:煮魚と魚の照り焼きならフライパンでも作れる

魚料理は、あじの干物や、さんまの塩焼きなど焼き料理を想像される方が多いのではないだろうか?確かにこれらのメニューの場合は一人暮らし用のキッチンで調理を行うのは難しいかもしれない。そんな方におすすめなのが、煮魚。

煮魚であれば、鍋に基本的な調味料を加えて、煮るだけで美味しい魚料理を作ることが出来る。白身魚の煮つけや、さばの味噌煮であれば、スーパーで購入できる魚で十分おいしい魚料理ができてしまうのである。

鍋で作ってももちろん構わないが、底が深めのフライパンでも作れるため、フライパンしかない!という方でも安心。

煮魚だけではなく、鮭やぶりの照り焼きもフライパンで簡単に作ることが出来る。ご飯がすすむおかずのひとつになるので、ぜひ挑戦してみてほしい。

調理法②:アルミホイルとフライパンを活用!

クッキングシートを引いて魚焼きグリルの代わりになったフライパンと調理途中の魚
キッチンペーパーやアルミホイルを活用して魚を焼いてみよう

フライパンで直接魚を焼いても大丈夫だが、フライパンの底に魚がくっついてしまうことがある。その場合はクッキングシートを一枚ひいて、その上で焼くのがおすすめ。こうすることでフライパンを汚さずに魚を焼くことが出来る。

また、フライパン用のアルミホイルも販売されているため、こちらを使用しても◎。食品がくっつきにくく、熱が伝わりやすい加工をしているため、焼き目もきれいにつく。フライパンへのにおい移りもなく、油や汁が通らないので、片付けも簡単なのだ。油が不要なので、とてもヘルシーに焼き魚を楽しむことができる。

調理法③:電子レンジで蒸し魚に挑戦

電子レンジがあるのであれば、専用の使い捨て調理器具を使用することもできる。

「焼く」という調理法ではないため、フライパンで焼くものよりも焼けた独特の香りはないが、ふっくらしっとりとした魚になる。使い捨てのため、割高ではあるが、たまにしか魚料理を食べない方や、一口コンロしかなく、汁物と並行して魚を調理できない方にはぴったりだろう。

また、専用の使い捨て調理器具ではなく、シリコンスチーマーを購入してしまえば、繰り返し蒸し魚や煮魚を作ることができる。白身魚のレモン蒸しや、ちゃんちゃん焼きなど、材料を入れて電子レンジで加熱するだけで大丈夫である。トレイのまま、食卓に並べることが出来るため、洗い物も少なく済ませることができる。

魚料理だけではなく、野菜の蒸し物や肉料理にも使用することができるため、一つあるととても便利な調理器具のひとつ。サイズも大きいものから小さいものがあるため、自分に合ったサイズや色を探して購入してみてはどうだろうか。

刺身や缶詰ならそのまま食べられる

魚を楽しむ方法は、焼き魚や煮魚だけではない。今は、スーパーで手軽にお刺身が購入できる時代になった。お刺身であれば、特に調理する必要もなく、そのまま食べることが出来るので、時間がない日はささっと食卓に並べることが出来て、とても便利。

ただし、生もののため扱いには十分注意してほしい。購入したらなるべく早く食べることが重要である。

魚の缶詰も手軽な方法の一つ。人気があるのは「鯖缶」である。味付けの種類も豊富で水煮も味噌煮もある。鯖缶をサンドした、「サバサンド」も流行中。ぜひ、自宅で作ってみよう。

一人暮らしでも、魚が食べられる!

工夫次第で一人暮らしでも食べることができる魚料理
魚焼きグリルがなくても工夫次第で焼き魚を食べれる!

一人暮らしだとハードルの高い魚料理だが、道具と工夫次第で誰でも簡単に調理して食べることが出来る。

ただし、フライパンを使った調理方法であると、魚焼きグリルと違い中まで火が通りにくいことがある。そのため、魚は必ず中までしっかりと火が通っているか確認することがポイントである。

一人暮らしの方、ぜひとも今回ご紹介した調理方法を参考に魚を焼いてみてほしい。また、その他の調理法でも魚料理を楽しんでいただけたら嬉しい。

文=宮崎 奈津季

管理栄養士、薬膳コーディネーター。新卒で介護食品のメーカーに営業として就職。2017年7月より独立。フードユニット「ちゃあみー」として営業・商品開発からレシピ企画、撮影、コラム執筆など幅広く活動中

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