引越し時におすすめな不用品処分法&買取業者まとめ!スッキリお得に新生活を始めるコツは?

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回収・買取業者の利用で引越しをラクに!不用品の処分方法を徹底解説

長年使っていないアイテムや不要品が続々と見つかる引越し作業。不用品は「買取サービス」などを利用すれば利益を得られることもあるため、処分方法をよく検討するのがおすすめだ。

そこで今回は「不用品処分も店舗に行って売るのもめんどくさい……」という人向けに

  • アイテム別の処分法
  • おすすめの買取業者とサービス
  • 買取してもらうときのコツ

などをわかりやすく解説!

アイテムごとに最適かつ損しない処分法で費用を抑えつつ、余裕を持って新生活をスタートさせよう!

このページの目次

【アイテム別におすすめ】最適&お得な不用品処分法は?

不用品は、ざっくりと次の3つに分類できる。

  1. 家電リサイクル法の対象品目
  2. 粗大ゴミ
  3. それ以外

不用品は、種類によって最適な処分法が異なるので注意が必要だ。
詳しい処分法を確認していこう。

「家電リサイクル法の対象品目」の不用品処分法&料金

家電リサイクル法の対象となる4品目は次の通り。

  • エアコン
  • テレビ(ブラウン管式、液晶・プラズマ式)
  • 冷蔵庫、冷凍庫
  • 洗濯機、衣類乾燥機

家電4品目を処分する方法

「特定家庭用機器廃棄物」とも呼ばれている上記4品目の基本的な処分方法(回収方法)は次の通りだ。

家電4品目を処分する方法
新品に買い替える場合 処分のみの場合
・新たに購入する店舗で引き取りを依頼 ・処分する製品を購入した店舗に引き取りを依頼
・自治体に問い合わせる
・指定引取場所に直接持ち込む
経済産業省HPをもとに作成

特定家電の回収法(1)新たに購入する店舗に引き取りを依頼する

家電4品目を買い替える際には、そのお店に引き取りを依頼することができる。テレビや冷蔵庫、洗濯機を買い替えるなら、それらを購入する家電量販店などの店舗に引き取りを依頼しよう。

新製品の配送のタイミングで引き取り処分してもらえるので、手間をかけずに手放せるというメリットがある。

引き取り方法や費用相場は店舗によって異なるため、各店舗に問い合わせておくと安心だ。

特定家電の回収法(2)処分する製品を購入した店舗に引き取りを依頼する

買い替えはせずに処分する場合は、その製品を購入した店舗に引き取りを依頼しよう。スマホアプリや領収書などで購入履歴を確認し、該当店舗に問い合わせればOKだ。

こちらも買い替えの際と同様、引き取り方法や費用相場は異なるので要確認。

特定家電の回収法(3)自治体に問い合わせる

家電を購入したお店がどこか分からない場合や販売店が閉店している場合には、自分が住んでいる市区町村に問い合わせ、そこで案内される方法に従って処分する方法もある。

方法は市区町村ごとに異なるため、自治体HPをチェックしよう。なお、この場合も基本的にリサイクル料金+収集運搬料が必要になる。

特定家電の回収法(4)指定引取場所に直接持ち込む

郵便局振込方式で料金を支払い、指定引取場所に直接持ち込むのもひとつの手だ。

これは、郵便局・ゆうちょ銀行でリサイクル料金を支払って「家電リサイクル券」を購入し、処分したい家電と「家電リサイクル券」を指定引取場所に持ち込むというもの。指定引取場所は、各自治体のHPなどで確認できる。

手間はかかるが、直接持ち込むことで収集運搬料がかからないというメリットもある。

特定家電の回収法(5)その他

その他の処分法としては、

・引越し業者に引き取ってもらう
・リサイクルショップ(リユースショップ・中古品販売店)に売却
・知人に譲る

などの方法がある。

引越し業者のなかには、家電4品目の引き取りサービスをおこなっている業者も。引き取りは有料となるケースがほとんどなので、いくつか見積もりをとってみよう。

「お得に買い取ってもらいたい!」という場合は、リサイクルショップで売却するのもおすすめ。ただし、家電の状態や機種によっては買取してもらえなかったり、引き取りが有料になる可能性もあるので気をつけよう。

その他の処分についての注意

自治体からの許可や委任を受けていない回収・買取業者での処分は、違法となってしまうため要注意!リサイクルショップで買取りを依頼する場合も、きちんと古物商の許可を有しているかなど、信用できる業者かどうか確認を怠らないようにしよう。

「家電リサイクル法の対象品目」を処分するときの費用相場

「家電リサイクル法の対象品目」となっているエアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機の処分には、基本的にリサイクル料金+収集運搬料金がかかる。

「リサイクル料金」はメーカーや機種ごとに異なるが、家電量販店なら1台あたりの費用相場は1,000円〜5,000円ほど(※)。「収集運搬料金」も業者ごとに異なるものの、家電量販店なら1,000円〜4,000円ほど(※)が目安となっている。

収集運搬料金は引き取りだけではなく「買い替え+引き取り」のほうが安くなるので、買い替えのタイミングで引き取ってもらうのがお得。

料金は、商品の設置配達の訪問時に配達作業員に現金で支払うのが一般的だ。

※参考:家電量販店6社(エディオンケーズデンキコジマビッグカメラヤマダ電機ヨドバシカメラ)の料金表

「粗大ゴミ」の処分法&料金

テーブル、イス、ソファ、ベッド、照明、電子レンジ、タンス、収納棚といった大きな家具家電は、次のような処分方法がある。

  • 自治体が指定する方法で粗大ゴミに出す
  • 知人に譲る
  • フリマアプリやオークションに出品する
  • 家電買取サービスを利用する

粗大ゴミの処分法(1)自治体の指定する方法で粗大ゴミに出す

大きな家具家電を手放すなら、まずは自治体指定の方法で粗大ゴミとして処分する方法を検討しよう。

自治体に粗大ゴミを回収してもらう方法は2種類あり、申し込みをして収集してもらうか、リサイクルセンターに直接持ち込むのが一般的だ。

自宅に収集してもらう場合は、自治体HPに記載されている電話番号やWEBページから申し込みが可能。収集日が限られていたり手数料がかかったりと不便はあるが、受付番号を記載したごみシールや紙を貼り付けて自宅近くに出すだけで回収してもらえる。

リサイクルセンターに持ち込む場合は、自宅での収集よりも手数料が安くなる傾向があるのが嬉しいポイントだ。ただし、センターによっては持ち込み不可の商品がある場合も。事前に地域のリサイクルセンターに問い合わせるなどしてチェックしよう。

自治体に粗大ゴミを回収してもらう際の収集料金は、ゴミの種類やサイズに応じて決まっており、400円〜3,000円ほどが相場。

たとえば新宿区の場合、(ソファを除く)椅子は400円、食器洗い乾燥機は1,200円、ランニングマシンは2,000円で回収してもらえる(※)。

※参考:新宿区HP

粗大ゴミの処分法(2)知人に譲る

もし家電や家電、衣類を欲している友人がいれば、その人に無料で譲って再利用してもらおう。

小さめサイズの収納棚や炊飯器、衣類などかさばらないモノなら、タクシーや車を使わず公共交通機関を利用して手渡すことも可能だ。

もし引き取り手が思い浮かばないときは、知人に不用品が必要な人がいないか声掛けしてみるのもおすすめ。

粗大ゴミの処分法(3)フリマアプリやオークションに出品する

フリマアプリやオークションに出品して売却する方法も検討しよう。

ただし、フリマアプリやオークションで知らない相手とやりとりするとなると、個人間で発生するメッセージや交渉がわずらわしく感じられたり、発送後にトラブルに発展したりするケースも。

売買前後の取引で必要となるコミュニケーションが苦手な人は、フリマやオークションよりも買取サービスを利用するのがベター。

粗大ゴミの処分法(4)家具・家電の買取サービスを利用する

処分したい家具家電がまだ綺麗な状態なら、家具・家電の買取サービスを利用する方法もある。

なかでも高級ブランド品やアンティーク家具などは高く売れる傾向があるので、インテリアにこだわりのある人におすすめな方法だ。

たとえ買取りに至らず無料引き取りになってしまっても、お金をかけずにタダで処分できるのはメリットといえる。

一方で、フリマアプリや買取サービスを利用すれば利益を得られる可能性も。無料もしくは現金化して手放したいなら、ゴミとして処分する以外の方法を検討しよう。

本やゲーム、小型家電の不用品処分法&料金

本、ゲーム、小型家電については、これまで紹介した以外に次のような処分方法もある。

  • 一部の小型家電    不用品回収ボックス
  • 本、ゲーム、DVDなど 古紙回収or宅配買取サービス

それぞれ順番に見ていこう。

一部の小型家電の処分法

回収品目(小型家電)の例
デジタルカメラ、ビデオカメラ、フィルムカメラ、ゲーム機、電子辞書、ラジオ、リモコン、電話機、携帯型音楽プレーヤー、ACアタプター、コード、携帯電話、スマートフォン、PHSなど

上記のような小型家電は、各自治体の回収ボックスで処分することも可能だ。

回収場所や製品サイズは限定されるものの、該当する製品であれば無料で手放せるのが嬉しいポイント。

ただし、リチウムイオン電池の入った家電の場合は回収ボックスや不燃ごみ、粗大ごみで回収できないので要注意!自治体によって回収方法が異なるのでしっかりとチェックしよう。

本・雑誌・ゲーム・DVDなどの処分法

処分したい本や雑誌が大量にある場合は、まとめて紐などでしばり、資源ゴミもしくは古紙回収の日に合わせて出すのが手軽でおすすめ。お金をかけず、一気に処分できる。

また、本やゲーム(本体・ソフト)、DVD、衣類やバッグなど、種類を問わず不用品がたくさん出てくるようなら、宅配買取サービスを利用する手も。

買取サービスを利用すれば、モノをまとめて手放せるうえ現金化もできて一石二鳥

店舗に持ち込むタイプの買取サービスもあるが、おすすめは「宅配買取サービス」。段ボールに詰めて送るだけで時間も手間もかからないうえ、事前に見積もりをして比較検討できるので、少しでも高く売りたい人にももってこいだ。

送るだけでOK!おすすめの買取業者とサービス5選

「自分で不用品を処分するのも、店舗に持ち込んで売るのもめんどくさい…!」という人には、不用品を自宅から送るだけで完結する宅配買取がおすすめ。

宅配買取を展開する業者を中心に、おすすめのサービス5つを見ていこう。

①ブランディア

運営会社株式会社デファクトスタンダード
送料無料
査定費用無料
査定期間1日〜3日
メリットキャンセル無料(返送料も無料)
集荷段ボール無料
最大30万円の運送保険付
査定同意後、即座に入金(24時間対応)

バッグや財布、洋服、靴、腕時計、アクセサリーといったブランドアイテムの買取りで根強い人気を誇る「ブランディア」。利用者数400万人越えの定番買取りサービスだ。

査定料・振込手数料が全て無料で、査定後の買取キャンセルでもお金がかからないのが嬉しいポイント。さまざまな自社販路があり、国内では買取不可でも海外で買取可能な品物を買取ってもらえる。

ただし、ノーブランドのアイテムや取り扱い対象外のブランドアイテムは買取対象外なので他サービスを利用しよう。

ブランディアの詳細はこちら

②BUY王(バイキング)

運営会社株式会社アカツキ
送料無料
査定費用無料
査定期間商品到着後2日〜4日
メリット集荷段ボールが無料(10箱まで)
キャンペーンが豊富

ゲームや本、DVDはもちろんのこと、アイドルグッズや美容機器、コスメ、スポーツ用品まで、100以上もの幅広いジャンルのアイテムをまとめて買い取ってもらえる「バイ王(バイキング)」。

なかでも書籍は超高価保証で、発売日から1ヶ月以内の商品は定価50%以上、3ヶ月以内の商品は定価30%以上を謳っている(※コミック等の一部商品を除く)。

豊富なキャンペーンを利用することで買取金がアップするので、公式ページに掲載されているキャンペーンは要チェック!

バイ王(バイキング)の詳細はこちら
バイキング

③コメ兵宅配買取

不用品買取業者 宅配 コメ兵宅配買取
運営会社株式会社コメ兵
送料無料
査定費用無料
査定期間1日〜3日
メリット集荷段ボールが無料
キャンセル無料
最大30万円の運送保険付
一部店舗では店頭での代金受取りも可能

コメ兵の宅配買取は、創業70周年という老舗の上場企業「コメ兵」が提供するサービス。長年受け継がれてきたノウハウを活かした査定で高額買取りを実現しているので、安心して利用できるだろう。

取扱いラインナップは、ジュエリーやアクセサリー、時計、ブランドバック、衣料、着物、カメラ、ギター、ブランド筆記具など。

コメ兵独自の「KOMEHYOメンバーズカード」によるポイント加算に加え、楽天ポイントが貯まるのも嬉しいメリットだ。

コメ兵宅配買取の詳細はこちら
コメ兵

④買取王子

不用品買取業者 宅配 買取王子
運営会社株式会社ティーバイティー
送料無料
査定費用無料
査定期間商品到着後、1週間程度
メリット集荷段ボールが無料
キャンセル無料(返送料も無料)
Amazonギフト券で即日受取が可能

累計利用件数108万件、年間査定点数643万件という実績のある「買取王子」。

60種類以上のジャンルの商品を取り扱っており、本やゲーム、家電、カメラやパソコン、楽器、スポーツ用品まで幅広く買取りしてもらえる。

査定期間は商品到着後1週間ほどかかるが、買取成約後の入金は最短当日~2日というスピーディな対応も魅力。支払いでAmazonギフト券を選択すれば、即日受取も可能だ。

買取王子の詳細はこちら

⑤おいくら

不用品回収・買取 おいくら
運営会社株式会社マーケットエンタープライズ
送料無料
査定費用
査定期間
メリット不用品買取の一括査定・比較ができる
宅配買取以外に、出張買取等も検索可能
リサイクルショップも検索可能

少しでも高く不用品を売ることにこだわるなら、不用品買取の一括査定・比較ができる「おいくら」がおすすめ。

おいくらを利用すれば、宅配買取はもちろん出張買取から店舗買取まで、さまざまな専門店、質屋、リサイクルショップにまとめて査定依頼ができる。厳選された優良買取業者から、自分に最適な業者を選択しよう。

本やゲーム、PCやiPhoneなどのスマホ、生活用品、衣類、家具、家電まで幅広く取り扱っていているのも魅力だ。

大型の家具・家電の場合も「出張買取」で探せば、手軽に処分することが可能に。粗大ゴミで処分するときと比べても、ぐっと費用を抑えられる。

引越し時の不用品処分・買取りサービス利用のコツQ&A

最後に、引越し時の不用品処分・買取サービスの利用のコツをQ&A方式でご紹介!

Q1.引越し前、いつのタイミングで不用品処分を始めるべき?

不用品整理・処分を始めるおすすめのタイミングは、引越しの1ヶ月前。引越し先の物件が決まったら、すぐに取り掛かるのがおすすめだ。
モノを減らせば引越しの梱包作業もラクになるというメリットも。

大きな家具家電を粗大ゴミとして捨てる際には回収日などを確認する必要もあるため、なるべく早いタイミングでどんどん処分していこう。

Q2.売却する際、買取金額を高くするコツは?

コツ① 売る前に状態を綺麗にしておく

たとえば、衣類やバッグならシミ汚れをとる、ゲーム機器やAV機器、本ならホコリ汚れを落とすなど、売却前の品物は綺麗な状態にしておこう。

コツ② 箱や説明書などをつける

アイテムによっては、箱の有無で査定結果が大きく変わってくるケースもある。いつか売却するつもりでいる品物は、できるだけ箱を保管しておくよう心がけよう。

その他こまごまとした付属品はもちろんのこと、説明書などもあると安心。

コツ③ 売るタイミングに気をつける

中古販売価格は、そのときのトレンドによって変化するのが特徴。市場価値を見極めて売りに出すことで、高額な買取価格が期待できる。引越しでの処分の場合はタイミングよく手放すことが目的になるので、書籍や家電、ブランド品などは早めに査定に出そう。

また、季節も大事なポイント。衣類であれば、夏モノは春前に、冬モノは秋前など、その季節が来る前が売りどきだ。逆に、季節を過ぎてからの売却だと安くなってしまう傾向があるので要注意。

Q3.ゴミ屋敷レベルの不用品が大量に…。どこに相談すれば良い?

いろいろな事情で家にモノが溢れていたり、ゴミ屋敷状態になったりしている場合には、引越しの前にハウスクリーニングを利用しよう。

たとえば「エコスマイリー」では、引越しにともなう不用品回収・買取りに加え、ゴミ屋敷やゴミ部屋の片付け・清掃のサービスもおこなっている。

プロの専門業者に依頼することで、「近隣に知られたくない」という思いにも配慮しながらスピーディに片付けと清掃をしてもらえるので、まずは気軽に問合わせてみて。

エコスマイリーの詳細はこちら

Q4.引越し業者に不用品処分はしてもらえないの?

引越し業者のなかには、家電4品目などの引き取りサービスをおこなっている業者もあればそうでない業者もあるため、事前の確認が必要不可欠。引き取りは基本的に有料なので、回収してもらいたい場合はいくつか見積もりをとってみよう。

大きな家具・家電をまとめて回収してもらいたい場合には、引越し前に「エコスマイリー」などの出張専門のリサイクルショップを利用するのもおすすめ。時間と手間をかけずに、手軽に大きなモノを処分できる。

エコスマイリーの詳細はこちら

Q5.不用品回収業者・買取業者の良し悪しを見分けるには?

不用品回収業者や買取業者のなかには、悪質な業者も少なからずもおり、追加料金を請求する詐欺被害も発生しているので要注意!

不用品回収業者については、必ず「一般廃棄物処理業」の許可をもつ業者を選ぶことが重要。市区町村の許可や委託を受けずに業者がごみを回収することは認められていないので、この許可があるかどうかを確認しよう。

買取業者については、「古物商許可証」を取得しているかチェックしておくと安心。

※参考:環境省HP

不用品回収や買取りサービスの利用で、スムーズな引越し&新生活を!

引越し前後の時期は、何かと手間や費用がかかるもの。
不用品回収・買取サービスを使うなどして最適な処分法を選べば、モノが減って引越し作業がスムーズになるだけでなく、処分にかかるお金を節約できる。

ぜひこの機会に不用品をまとめて処分して、新生活をスッキリ快適に始めてみては?

※記載の料金・情報は2022年11月8日時点のもの

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