【美容ライターが解説】日焼け後のケアはどうする?紫外線対策もご紹介

日焼け止めを使う際のポイントと効果的な使い方

紫外線から肌を守るために欠かせない日焼け止め。
ここでは日焼け止めを使う際のポイントと、より効果的な使い方を紹介する。

日焼け止めを使う際のポイント①:季節に応じて商品を使い分ける

先ほども述べた通り、紫外線対策は年中を通して行う必要がある。そのため季節に応じて商品を使い分けることが重要だ。少なくとも、年に2回は選び直すようにしよう。

季節に応じた日焼け止めの選び方①:夏用の日焼け止めは5月上旬頃から

UVBの影響を強く受け始める5月上旬頃から、夏用のSPFの数値が高い日焼け止めを使うことが重要。また、UVA対策も必要なので、PAについても「+」表記が多いものを選ぶようにしよう。

温暖化の影響をうけ、日差しの強い季節が長期化する傾向にある。9月頃までは日差しが強いため、基本的には夏用の日焼け止めを使おう。10月後半でも半袖を着るような天候なら、強めの日焼け止めを使う方がいい場合もある。

なお、特に日差しが強い季節は日焼け止めとあわせて、帽子や日傘で紫外線対策をすることも重要だ。

日焼け止めを使うポイント①:季節に応じて商品を使い分ける
夏季には日焼け止めと、帽子や日傘の併用が効果的

季節に応じた日焼け止めの選び方②:夏季以外の時期の日焼け止めの選び方

夏季でなければUVBの影響はそれほど受けないため、SPFの数値が高い日焼け止めを選ぶ必要はない。

一方で、UVAの影響は一年中受ける。そのため、基本的には夏季以外であっても、なるべくPAの「+」の表記が多い日焼け止めを使うことがおすすめだ。

日焼け止めに使用期限はある?

一般的に化粧品は、使用期限が書かれていないものは、未使用の場合は製造から3年、開封済みの場合は開封後1年で使い切る必要があるといわれる。しかし、保存状態によっては、匂い、色、感触などに違和感を感じることもある。これらの違和感がある場合は酸化している可能性が高いので、開封1年未満だったとしても使用を中止しよう。

日焼け止めを使う際のポイント②:ライフスタイルやシーンにあったものを選ぶ

先述した通り、SPFはUVBを防ぐ指標で、PAはUVAを防ぐ指標だ。SPFはその数値が大きいほど効果が高くなり、PAは+の数が多いほど効果が高くなる。

しかし、紫外線対策のためにSPFとPAの数値が高い日焼け止めを選ぶと、その分肌への負担もかかりやすくなってしまう。そのため紫外線対策を行う際には、自分のライフスタイルやシーンに合った日焼け止めを選ぶことが重要だ。具体的なシーンに合わせた日焼け止めの選び方については、下記の図を参考にしよう。

ライフスタイルやシーンにあったものを選ぶ
日焼け止めは使用シーンにあわせて、SPF値やPA値を選ぼう

日焼け止めを使う際のポイント③:商品のタイプごとに使い方を変える

石鹸や洗顔料などで簡単に落とせるタイプの日焼け止めは、皮脂や汗でも落ちやすいのでこまめに塗り直すようにしよう。
一方で、ウォータープルーフなど落ちにくいタイプのものは、丁寧にクレンジングをすることが重要だ。

日焼け止めを使う際のポイント④:肌への影響を考慮する

万が一日焼けしたら、正しいアフターケアで速攻リカバーしよう!
日焼け止めは直接肌に塗るもの。成分にも気を付けよう

乾燥肌・敏感肌の人は日焼け止めで肌が荒れてしまうことも多い。

乾燥肌・敏感肌の人には、赤ちゃんや子どもでも使用可能な、無香料・低刺激・紫外線吸収剤不使用のものがおすすめだ。特に、日焼け止めに含まれている「アルコール成分」が肌を乾燥させる場合が多いので、アルコールフリーの日焼け止めであれば、肌に合う可能性が高いだろう。

また、ジェルタイプや乳液タイプの日焼け止めはテクスチャーが柔らかいので、日焼け止めの刺激が気になる人におすすめだ。

日焼け止めを使う際のポイント⑤:塗り忘れないようにする

先述した通り日焼け止めは、基本的には一年中使用することが望ましい。
塗り忘れを防ぐためには、美容液タイプや下地タイプのものを選ぶのがおすすめ。

おすすめの紫外線対策アイテム

日焼けした肌の応急処置は案外大変なので、なるべく事前に防いでおきたい。となると、日頃から「SPF」や「PA」数値が記載された、日焼け対策ができるコスメを使うのがベスト。

ここでは、日焼け止め以外の紫外線対策アイテムも紹介するので、ぜひチェックしてほしい。

おすすめの紫外線対策グッズ①:UVケアできる下地

La Roche-Posay日焼け止め BBクリーム 01 ライト SPF50+ PA++++ 30ml

La Roche-Posay(ラロッシュポゼ) 【 日焼け止め BBクリーム 】 UV イデア XL プロテクション BB (01 ライト) SPF50+ PA++++ 保湿 敏感肌 クリーム レディース 01ライト 単品 01 30ミリリットル/></a><figcaption><a href=

特におすすめなのはUVケアができる化粧下地。

最近のUVケアができる化粧下地は、下地としての機能はもちろん、保湿や美白効果が期待できる成分がたっぷり含まれているものが多い。また、日焼け止めは肌が重くなったり乾燥したりする場合があるため苦手だという人も多いが、こちらの下地は使用感も良い。ぜひ一度、UVケアできる下地を使ってみてほしい。

おすすめの紫外線対策グッズ②:UVケアできるフレグランスヘアスプレー

ナプラ ミーファ フレグランス UVスプレー マグノリア 80g

ナプラ ミーファ フレグランス UVスプレー マグノリア 80g
ミーファ フレグランス UVスプレー マグノリア 80g
¥1,341/ナプラ

UVケアをしながら、髪の毛の潤いも満たしてくれる優れもの。
スプレーをした後、髪の毛がオレンジとローズヒップのやさしい香りに包まれるのもおすすめポイント。

おすすめの紫外線対策グッズ③:内側からのUVケアできるサプリメント

【第3類医薬品】ビタミンC「タケダ」 300錠

【第3類医薬品】ビタミンC「タケダ」 300錠
【第3類医薬品】ビタミンC「タケダ」 300錠
¥2,151/タケダ

日焼けを防ぎたいなら、毎日欠かさず飲んでほしいのがビタミンCのサプリメント。ビタミンCは水溶性で体内に留まる時間が短いため、できれば朝・昼・夜と3回飲むのがおすすめ。

ビタミンCは抗酸化成分のひとつ。抗酸化成分には、紫外線を浴びると体内にできる活性酸素を除去してくれたり、活性酸素によって壊されるコラーゲンを生成したりする働きがある。

抗酸化成分にはビタミンC以外にも、アスタキサンチンやリコピンなどさまざまある。何を選べばいいか迷った場合は、過剰摂取や副作用のリスクがほとんどなく、気軽に毎日摂取できるビタミンCを選ぶといいだろう。

日焼けを徹底的に防いで10年後の肌に差をつけよう

日焼けは、一年中しているものだと思って、毎日ケアすることが何よりも大切。自覚できる日焼けは、全て「やけど」と同じ扱いで対処することもポイントだ。

日焼け止めを使うのはもちろん、サプリメントや食事などで内側から「活性酸素対策」をするためのインナーケアも欠かせない。すでに手遅れだと思った方もいるかもしれないが、今からケアすれば10年後の肌に差がつくのでコツコツケアを続けてほしい。

美容ライター 荒原文
文=美容ライター・aya-works

ライター、ヨガインストラクター。書籍や雑誌の編集、ライターを手がける傍、ヨガインストラクターとしても活動している。アロマ関係の書籍を多数編集・執筆。最新刊は『「年齢を重ねるほど「見た目」で得する人、損する人 人生が輝くスキンケア「肌再生プログラム」の6ステップ」』
公式サイト:aya works

※記載の商品価格・情報は2022年4月25日時点のもの

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