一人暮らしでデスクを置きたい!テーブルでリモートワークをする危険性とデスクを置くメリットとは
リモートワークの普及拡大と一人暮らしは相性が悪い?
一人暮らしの机といえば、ローテーブルが一般的だ。テレワークの普及によって家で仕事をする機会が増えたという人も多いが、長時間座っていると背中やお尻が痛くなってしまう。
そこで今回は、テーブルでリモートワークをする危険性と、デスクを置くメリットなどをご紹介しよう。デスクを買おうか迷っている人や、これから一人暮らしをする人は、ぜひ参考にしてほしい。
一人暮らしのテーブルでリモートワークをする危険性
一人暮らしでは、ローテーブルを使って食事や読書などをする人も多いだろう。普段の生活では気にならないことも多いが、テーブルで長時間リモートワークをするとさまざまなトラブルが生じる。その理由をいくつかご紹介しよう。
一人暮らしのローテーブルでは業務効率が下がる
基本的にローテーブルとは私生活で使うものだ。食事をしたりテレビを見たりするなど、くつろぐときに使うものというイメージを持っている方も多いだろう。
普段くつろいでいるローテーブルで仕事をしようとしても、なかなか集中できずに作業が滞ってしまう。部屋のスペースに余裕があるのなら、ローテーブルとデスクを分けてみるとよいだろう。
ローテーブルで仕事をする姿勢では腰や肩などに悪影響がある
床に座って仕事をしていると、姿勢が悪くなり腰や肩に悪影響を及ぼす可能性がある。また、高さが合わない場合もあり、仕事が捗らなくなってしまうことも考えられる。
誘惑するものが目線に入りやすい
ローテーブルの周りには、テレビやゲーム、雑誌や漫画といった仕事の邪魔になりそうなものはないだろうか。ローテーブル周辺を片付けないと、仕事の効率が下がってしまう。
また、リモートワークは基本的に会社の人が近くにいない状況で仕事をするため、自己管理が必要になる。ローテーブルで仕事をする際は、作業の誘惑になるものを避けなどの工夫が必要だ。しかし、環境を整えるのが面倒という人は、やはり仕事用のデスクを別に置いた方がよいだろう。
一人暮らしでデスクを置くメリットとは?
それでは、一人暮らしでデスクを置くメリットはどのようなことがあるのか、詳しく見ていこう。
仕事専用の場所ができてプライベートとの切り替えがしやすい
ワンルームや1Kの間取りで仕事をする場合は特に、プライベートと仕事の切り替えがしにくいものだ。しかし、仕事用のデスクを置くだけでも、気持ちを切り替えることができる。
1LDK以上の広さの部屋に住んでいるという人も、専用のデスクを置いて仕事スペースを作るのがおすすめ。その際は作業の邪魔になるようなものを片付けて、なるべくシンプルにした方がよいだろう。
正しいデスクとチェアを選ぶことで肩や腰への影響が減る
デスクチェアを選ぶ際は、自分のサイズに合ったものを選ばなければならない。きちんと寸法を測って慎重に選ばないと、肩や腰へ負担がかかってしまう。長時間作業するものだからこそ、正しいサイズを選ぼう。
デスクがあればモニターなどのアイテムを置くことができる
デスクがあれば、モニターなどを置くことができるので、より作業効率がアップする。また、お気に入りのグッズや観葉植物なども置けるので、さらにやる気もアップするだろう。
一人暮らしでデスクを選ぶときのポイント
それでは、一人暮らしでデスクを選ぶときのポイントをいくつかご紹介しよう。
デスクのサイズで選ぶ
デスクの大きさはさまざまだが、まずは部屋に置ける大きさなのかしっかり確認する必要がある。また、パソコンだけしか使わない場合は小さなデスクでも大丈夫だが、メモ帳や飲み物を置く余裕も考えて、少し広いデスクを用意するのもよいだろう。狭くて使いづらい場合は、棚をつけて2段にするという方法もおすすめだ。
収納の多さで選ぶ
リモートワークでは、会社の資料やパソコンなど、作業に必要なものが何かと増えるものだ。また、一人暮らしの部屋は一般的に収納の数が少ない傾向にある。そのため、棚や引き出しなどの収納が多いものを選ぶと、普段の生活にも困らなくなるだろう。
折り畳みや拡張機能の有無で選ぶ
部屋が狭くてデスクを置くスペースが取れない場合や、リモートワークの頻度が少ない場合などは、折り畳みできるタイプや拡張できるタイプなどが便利である。仕事だけではなく、ゲームや趣味に没頭したいという場合も折り畳みデスクがおすすめだ。
チェアにもこだわって選ぶ
デスクはぴったりのサイズだが、チェアの座り心地が悪くて疲れてしまうということがないように、チェアの座り心地にもこだわりを持って選ぼう。長時間の作業をする人であれば、多少高くても座り心地のよい、オフィスチェアがおすすめ。
一人暮らしでデスクを置く際のアイディア
一人暮らしでデスクを置く際のアイディアをいくつか紹介していこう。
ロフトベッドを活用する
デスクも置きたいが狭くてスペースがないという場合には、ロフトベッドがおすすめだ。ベッドの下にデスクスペースを作れば、スペースに余裕が生まれる。さらにベッド下の壁に囲まれたスペースは余計なものが視界に入らなくなるので、仕事に集中できるというメリットもある。
簡易デスクを作る
デスクを置きたいが場所もお金もないという人には、簡易デスクがおすすめだ。カラーボックス2個の上に天板を置くと、簡単に作ることができる。カラーボックスは収納力があり、デスクを使わないときも重宝するようになるだろう。
伸縮できるタイプのデスクを活用
ワークデスクの中には、脚の長さを自由に伸縮できるものがある。最近では、チェアを活用せず、スタンディングスタイルで仕事をする人も多い。集中力がアップすることに加え、腰を痛めないことから人気のワークスタイルとなっている。
また、伸縮性のあるデスクだと、チェアがなくてもベッドをチェアがわりにしてデスクの高さを合わせることができる。狭い一人暮らしの部屋だからこそ、一度は取り入れてみてほしい。
デッドスペースを活かす
何を置いてよいかわからないようなデッドスペースがある場合は、迷わずデスクを設置するのがおすすめだ。日曜大工が得意の方であれば、デッドスペースの寸法をきちんと測ってDIYで作ってみるのも楽しい作業になるだろう。
収納かごを利用
デスクとテーブル2つも置くスペースがないという人は、仕事とプライベートの切り替えができるような工夫をするとよいだろう。プライベート用と仕事用の収納かごをそれぞれ用意し、上手に使い分けるようにしよう。
デスクで一人暮らしのリモートワークを充実させよう!
リモートワークなどで家にいる時間が長いと、どうしてもストレスが溜まりがちになってしまう。また、仕事とプライベートの切り替えがうまくできないと、ますますストレスが溜まってしまう。しかし、狭い一人暮らしの部屋でも、工夫次第でデスクを置くことは可能である。
デスクはリモートワークに最適なだけではなく、自分が好きな趣味のためにも使うことができるので、家にいる時間をより充実させることができるようになる。自分に最適なデスクを選んで、一人暮らしのリモートワークを充実させよう!
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