【プロ直伝 部屋干し完全マニュアル】もう悩まない!干し方のコツとニオイ対策

【プロ直伝 部屋干し完全マニュアル】もう悩まない!干し方のコツとニオイ対策

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忙しい人におすすめ!部屋干しにはメリットがいっぱい

近年のテレワークの普及等に伴い、洗濯をする頻度が上がったり、部屋干しをしている室内で仕事をしたりする人も増えている。「在宅時間が増え、あらためて部屋干しの悩みに気づいた」という声もよく聞くようになった。

部屋干しには「洗濯物が乾きにくい」「場所をとる」「ニオイが気になる」といったネガティブなイメージがあるが、正しい方法で行えば、メリットの方が大きい。

部屋干しのメリット

  • 雨や風が強い日でも天気を気にせず干せる
  • 花粉や黄砂、ホコリなどの汚れがつきにくい
  • 紫外線による衣服の日焼けや変色などのダメージを防げる
  • 盗難の心配がなく、プライバシーの面でも安心できる

特に、デリケートな素材を使ったおしゃれ着や下着などは、部屋干しのほうが安心して干すことができる。
時間や天気に関係なく、安心して干しっぱなしにできる部屋干しは、忙しい毎日の味方といえるだろう。

ニオイ、スペース、乾かない……部屋干しのデメリットは解決できる

部屋干しのメリットを最大限享受して効率良く日々の洗濯を行うために、生乾きやニオイなどのデメリットを解決したいところ。

そこで今回は、衣類乾燥除湿機の開発を手がけるパナソニックの「部屋干しマイスター」水谷衣里さんに、部屋干しするときの洗濯と干し方のコツを教えてもらった。お話をもとに編集部が選んだおすすめの部屋干しアイテムも紹介するので、あわせてチェックしてほしい。

正しいコツをしっかりおさえて、今日から快適な部屋干しライフを送ろう!

部屋干しマイスター 水谷衣里さん
監修:パナソニック部屋干しマイスター 水谷衣里さん

※この記事は、部屋干しに大活躍「衣類乾燥除湿機」を開発するパナソニック株式会社の提供でお送りします!

これさえ押さえれば完璧! 部屋干しのポイント

正しい部屋干しには、3つのポイントがある。

ポイント①部屋干し臭対策は、洗う「前」も重要

部屋干しするときの悩みの1つが生乾きのニオイ。原因はズバリ「菌の繁殖」だ。気になるニオイが発生しないようにするためには、洗濯をする前から衣類の扱い方、洗い方、干し方で対策を立てよう。まずは、洗濯槽に菌を持ち込まないこと、洗うときに洗濯物に菌を残さないことが大切だ。

▶「部屋干し臭・ニオイ対策」の解説へ!

ポイント②部屋干しで意識したいのは「風通し」

ニオイの原因となる菌の繁殖を防ぐためには、衣類をすばやく、効率的に乾かすことが大事。部屋干しする際は、空気が通りやすい場所に干すようにしよう。厚手の衣類や、ポケットやフードなど生地が重なっている部分はなかなか乾きにくいので、衣類の中にまで風が通るように工夫したい。

▶「部屋干しスペースの決め方」の解説へ!

▶「生乾き対策・速く乾かす方法」の解説へ!

ポイント③部屋の湿気対策も忘れずに

部屋干しする際、衣類の干し方には意識がいくものの、つい見落としてしまいがちなのが「室内の湿気対策」。部屋干しでは衣類から出た水分が室内の空気中に留まるため、季節や部屋の環境によっては湿気がこもりやすくなる。快適に生活するためにも湿気対策は忘れずに!

▶「部屋の湿気対策」の解説へ!

これらのポイントについて詳しくは、以下の部屋干し完全マニュアルで紹介する。

部屋干し完全マニュアルその1:部屋干し臭・ニオイ対策

部屋干し臭、ニオイの原因は菌!

部屋干し臭のする洗濯物の様子
部屋干し臭から解放されたい!

部屋干し臭が発生する原因は、洗濯の時に落としきれなかった汚れの化学変化や、菌の繁殖だ。衣類が濡れた状態が長時間続くと、菌が繁殖しやすい環境をつくることになる。菌の繁殖を抑えてニオイを防ぐには、原因となる洗濯物の汚れをしっかりと落とし、すばやく乾かすことが必要だ。

ニオイを抑えるために、次の対策を行ってみよう。

ニオイ対策① 洗う前に衣類の菌を増やさない

部屋干し臭を抑えるには洗濯する前から対策をしよう。まずは、衣類の菌を増やさず、洗濯槽に菌を持ち込まないことが大切だ。

脱いだ衣類をそのまま洗濯機に入れておく人も多いかもしれないが、これは菌が繁殖しやすいNG行為。脱いだ衣類は通気性の良いカゴに入れておくのがベターだ。

乾いた衣類と濡れた衣類は分けておくこともポイントです。濡れた衣類は早めに洗濯をすると良いでしょう。

また、洗濯槽にカビが繁殖しているとニオイの原因になるので、定期的に洗濯槽の掃除をすることも忘れずに。

編集部のおすすめ部屋干しアイテム①洗濯かご

サイズも大きめで、濡れたタオルをサッとかけておける高さも◎。インテリアになじむおしゃれなデザインがうれしい洗濯かご。

編集部のおすすめ部屋干しアイテム②洗濯槽クリーナー

洗濯物をきれいにするために同じくらい重要なのが洗濯槽を清潔に保つこと。定期的にクリーナーを活用して、衣服につく菌を少しでも減らそう。

ニオイ対策② 一度に洗う洗濯物の量は洗濯槽の7割が目安

洗濯物を溜め込んでしまうと菌が繁殖しやすくなる。

汚れをしっかりと落とすために、一度に洗う洗濯物の量は洗濯槽の7割程度までにするのが良いですよ。

よほど広い家でない限り、部屋干しをするスペースには限りがある。一度にたくさん洗濯すると、洗濯物同士の間隔を充分に確保できない状態で干すことになってしまう。後述するが「風通しの良さ」も部屋干しのポイントなので、少量ずつこまめに洗濯した方が効率的だ。

また、洗濯ネットに入れる際も、ぎゅうぎゅうに詰め込まないよう気を付けよう。

ニオイ対策③ 抗菌対策ができる洗剤を使う

洗濯する際はニオイの原因となる菌の繁殖を防ぐ洗剤や、消臭・防臭効果のある洗剤を使おう。部屋干しに特化した洗剤もある。
また、衣料をふんわりと仕上げる柔軟剤にも消臭・防臭効果のあるタイプがあるので、あわせて活用してみよう。

編集部のおすすめ部屋干しアイテム③洗濯洗剤

部屋干し臭を防ぐ洗剤。密集干しや古いタオルのニオイも防ぐ強力な抗菌力が特徴。プッシュ式のボトルなので、計量の手間もかからず楽ちん。

編集部のおすすめ部屋干しアイテム④柔軟剤

消臭効果もある柔軟剤を併用すれば、やわらかな仕上がりとニオイ対策が両立できる。好みの香りのものを探すのも楽しい。

ニオイ対策④ ニオイがついてしまった衣類はつけ置き洗いを

すでに衣類にニオイがついてしまって取れない場合は、つけ置き洗いをしてみよう。

まずは、バケツに約40℃のぬるま湯を用意。洗濯1回分の洗剤と液体酸素系漂白剤を入れ、30分〜2時間ほどつけ置きをしたら、その後は洗濯機で通常通りに洗濯をすればOKだ。

編集部のおすすめ部屋干しアイテム⑤酸素系漂白剤

色落ちが気にならないものであれば、酸素系漂白剤を活用しよう。衣類用のものを使うとより傷みづらくなるだろう

ニオイ対策⑤衣類に残っている菌を増やさない干し方を

洗濯をしたあとでも衣類に菌が残っていることがあるため、干すときに菌が増殖しないようにすることが大切。風をしっかりと衣類に当てて、なるべく短時間で乾かす工夫をしよう。干し方のポイントはこの後解説していく。

部屋干し完全マニュアルその2:部屋干しスペースの決め方

部屋干しでニオイを発生させないためには、すばやく乾かすことがポイントだ。まずは、部屋干しで生乾きが起きる仕組みを理解しよう。

洗濯物が乾く過程と空気中の水分の関係
衣類が乾く過程には、空気中の水分が深く関わっている
  1. 洗濯物から水分が蒸発していく
  2. だんだんと1.の水分が部屋の空気中に広がっていき、湿度が上がっていく
  3. 湿度が上がりすぎるとこれ以上水分が蒸発しなくなり、乾きづらくなる

生乾きを防ぐには、風を当てるなどして水分の蒸発を助け(1)、あわせて部屋の湿度を下げる(2)ことが重要。そのため、なるべく風通しの良い場所で干すようにしよう。

おすすめの部屋干しスペース① 空気が通りやすい部屋・天井付近

広い空間で部屋干ししている様子
広い場所を使って干すのがポイント

リビングなど広めの部屋の中央や廊下は空気が通りやすく、部屋干しにぴったり。日中家を空ける時間や就寝中の時間を活用して、スペースを広く使って干すのも効果的だ。

広い場所がなくても、天井付近は空気が動きやすい場所。なるべく高い位置に干すと洗濯物が乾きやすいのでおすすめです。

編集部のおすすめ部屋干しアイテム⑥室内物干し

省スペースでたくさん干せる、シンプルな物干し。使用しない時は折り畳んで収納できるのもうれしいポイント。

編集部のおすすめ部屋干しアイテム⑦物干しフック

鴨居にひっかけて使える物干しフック。2つ使えば物干し竿を掛けることもできる。洗濯物が乾きやすい、天井付近のスペースを活用できる点も◎。

おすすめの部屋干しスペース②浴室

お風呂場で部屋干ししている様子
居住空間を邪魔しないのも嬉しい

浴室は湿気を逃がしやすい構造になっていることが多いので、実は洗濯物を干すのにちょうど良い場所だ。

干すときは換気扇を回しましょう。浴室乾燥機がついている場合はそちらを活用してください。

編集部のおすすめ部屋干しアイテム⑧マグネット物干し竿ホルダー

「浴室に物干し竿がついていない」「ついているけど、本数を増やしたい」という時に活用できるのがこちら。マグネット式だから、高さや位置が調整できるのもうれしいポイント。浴室の壁がマグネットに対応しているか確認の上購入を。

おすすめの部屋干しスペース③ 洗面室・脱衣室

洗面所・脱衣所で部屋干ししている様子
突っ張り棒などを活用するのもよさそう

洗面室・脱衣室は、洗濯機から衣類を取り出してすぐ干せるので便利な場所。ハンガーなどを掛けるスペースがあれば、ぜひ活用したい。

湿気がこもりやすい場所なので、ドアや窓は開けておきましょう。

浴室・洗面室・脱衣室は「居室に洗濯物を干したくない」という人にはぴったりな場所だ。スペースを効率良く活用して、賢く洗濯物を干そう。

カーテンレールに干すのはやめて!部屋干しNGスペースは?

一方で部屋干しに向かないのが、風通しの悪い場所。空気がこもりやすい場所に洗濯物を干すと菌が繁殖しやすくなり、ニオイの原因になる。また、乾くまでに時間もかかってしまう。

次のような場所での部屋干しは避けよう。

部屋干しNGスペース① 部屋の隅や壁際

部屋の隅に湿気がこもっている様子
ついつい隅に干したくなってしまうけれど……

なるべく生活の邪魔にならないスペースに洗濯物を干したいところだが、部屋の隅や壁際は湿気がこもりやすい。乾くまで時間がかかってしまう可能性があり、部屋干しには不向きだ。こういった場所に干す時には、扇風機や衣類乾燥除湿機を使えば、空気を動かして効率的に乾かすことができる。

部屋干しNGスペース② カーテンレール

洗濯物の重みでカーテンレールがゆがんでいる様子
レールの歪みは大家さんから修繕費を請求されることも!

スペースがなく、カーテンレールに干しているという人もいるだろうが、①の窓際と同じく風通しが悪い場所の1つ。ハンガーの向きを調整しにくく、衣類が重なってしまったり、カーテンのホコリが衣類についてしまったりすることも。また、衣類の重みでレールがゆがむ原因にもなる。

編集部のおすすめ部屋干しアイテム⑨突っ張りハンガーラック

どうしても部屋が狭くて場所がない!というときは、やっぱり窓際に干したいという人も多いだろう。窓枠にあわせて立てられるこちらの物干しなら、最低限のスペースで部屋干しができる。

部屋干し完全マニュアルその3:生乾き対策・速く乾かす方法

生乾き対策①空気の通り道を作る干し方が大事

適切な干し方のポイントはアーチ干しと、こぶし大に隙間を空けること
左が「アーチ干し」、右がこぶし1つ分間隔を空けて干すイメージ

これまでに触れているように、ニオイや生乾きを防ぐためには空気の通り道をつくることがポイントだ。そのためにも、部屋干しするときは干し方を工夫しよう。

効率良く衣類を乾かすには、「アーチ干し」がおすすめだ。ピンチハンガーを使う場合は、中央に短い衣類、両外側に長い衣類を吊るそう。

また、衣類と衣類はなるべく離して干したほうが乾きやすくなる。ハンガーを複数吊るす場合、少なくとも、こぶし1つ分は間隔を空けて干すのがおすすめだ。

「アーチ干し」は、両端の長い衣類にもまんべんなく風があたりますし、中央に向かって風の通り道ができるので、洗濯物が速く乾きます。

編集部のおすすめ部屋干しアイテム⑩ピンチハンガー

からまりにくい工夫がされたピンチハンガー。またピンチが色分けされているので、タオルなどを2つのピンチを使って干す際の目印になる。

生乾き対策②乾きにくいものはさらにひと工夫しよう

ズボン&パーカーの干し方のコツ

パーカーとズボンを速く乾かすコツは布が重なっている部分を乾きやすくすること
ひと手間で乾き方に大きな差が出る

速く乾かすためには衣類が重なっている部分を少なくするのがコツ。特に乾きにくい厚手の衣類やズボン、フード付きのパーカーなどは、衣類の中にもしっかりと風が通るような干し方をしよう。

ズボンは裏返してから、ピンチハンガーを使って筒状に干すと、中まで風が通りやすくなる。フード付きパーカーはハンガーを3本使って袖やフードをかけて、全体に風があたるように干すのがおすすめだ。

ポケットも布が重なっているため、乾きにくい部分です。速く乾かすために、ポケットは外に出しておきましょう。

編集部のおすすめ部屋干しアイテム⑪ジーンズハンガー

ズボンをよく履く・よく洗うという人は、専用のハンガーを活用するのもおすすめだ。

編集部のおすすめ部屋干しアイテム⑫パーカー対応ハンガー

パーカーのフードがいつまでも乾かない……というお悩みにぴったりのアイテム。

タオル&シーツの干し方のコツ

タオルやシーツは囲み干しやM字状に干すのがおすすめ
左が「囲み干し」、右がM字状に干しているイメージ

バスタオルやシーツも面積が大きいため、乾きにくいアイテム。物干し竿に掛けるだけだと布が重なってしまうため、乾かすのに時間がかかってしまう。部屋干しの場合は、干すスペースの確保も大変だ。

なるべくスペースを取らずに効率良くバスタオルを乾かすためには「囲み干し」がおすすめ。ピンチハンガーの四隅のピンチで留めてぐるりと一周するように干すのがコツだ。囲み干し専用のアイテムも市販されているので、チェックしてみよう。

大きなシーツを干す場合は、物干し竿を2本使ってM字状に干してみよう。生地が重なる部分を減らすことで、まんべんなく空気が当たる。

空気が通るすき間をいかに作るかが、速く乾かすポイントです!

編集部のおすすめ部屋干しアイテム⑬洗濯物ハンガー

小さい幅で大きなものを干すのに適したハンガー。大きめのバスタオルを干したい人にもぴったり。

生乾き対策③ 風を当てて速く乾かそう

洗濯物に風を当てて速く乾かしている様子
空気を動かして速く乾かそう

洗濯物を乾かす際に、扇風機やサーキュレーターを活用している人も多いのではないだろうか。
風を当てることで洗濯物の水分を速く蒸発させ、効率良く乾かすことができる。また、風を当てて洗濯物を揺らすことで風の通り道ができ、全体に風を送ることが可能に。

エアコンがついている部屋で室内干しをする場合は、エアコンの風を活用する方法もある。

扇風機などで風を当てるときは、衣類から1mほど話して首振り運転に。まんべんなく風を送ることができます。

編集部のおすすめ部屋干しアイテム⑭エアコンハンガー

エアコンまわりは、スペースに余裕があることも多い。専用のハンガーを取り付けることで、空間を有効活用しよう。

ただし、扇風機やサーキュレーターは洗濯物に風を当てて、空気中へ水分の移動を促すことはできても、空気中に出た水分を回収することはできない。室内の湿度が上がると洗濯物から水分が移動できなくなり、乾くまでに時間がかかってしまう。

短時間で効率良く洗濯物を乾かしたい場合は、エアコンや衣類乾燥除湿機のように空気中の水分を回収してくれるアイテムを活用するのがよいだろう。

衣類乾燥除湿機の使用イメージ
コンパクトな衣類乾燥除湿機なら、ワンルームでの部屋干しも安心

衣類乾燥除湿機は洗濯物を乾かすための専用家電です。衣類に乾いた風を当てて短時間で水分を蒸発させるとともに、空気中の湿気を効率良く回収します。部屋干しした洗濯物が乾くまでの時間を大幅に短縮することができるんです。

部屋干し完全マニュアルその4:部屋の湿気対策

部屋干しをすると室内に湿気がこもりやすくなる。
脱水した衣類には30%ほどの水分が残っている。仮に、一人暮らしの一週間分の洗濯物を4Kgとしたとき、乾いていく過程で空気中に放出される水分量は、なんと2L以上になるという。

4㎏の洗濯物が乾く際に放出される水分は2リットル以上
脱水しただけの洗濯物はたくさんの水分を含んでいる

部屋干しの場合は、大量の水分がそのまま室内の空気中に放出されることになる。湿度が高くなるのも当然だといえるだろう。

住宅の構造にもよるが、湿度60%を超えるとダニやカビが発生するリスクが高まるといわれている。快適な住環境を保つためには湿気対策が不可欠だ。

温度と湿度のバランス
快適な温度・湿度を保とう!

特に梅雨〜夏場のジメジメとした時期や、結露が多い冬の時期は湿度のコントロールが難しくなりがち。天候が不安定で部屋干しが多くなる時期でもあるため、部屋の湿気対策も忘れないようにしましょう。

部屋の湿気対策① 風通しをよくする

ジメジメとした湿気を取り除くには、空気を動かす必要がある。窓を開けたり、換気扇をつけたりして室内に風の通り道をつくり、湿った空気が1ヵ所に留まらないようにしよう。

部屋の湿気対策② 除湿機能のある製品を活用する

それでも部屋の湿気が気になる場合は、エアコンや衣類乾燥除湿機を活用しよう。衣類乾燥除湿機は、名前に「除湿」の文字が入っている通り、そもそもは室内の除湿機として開発が始まったもの。「空気中の水分を回収できる」「乾いた風を当てることで、スピーディーにカラッと乾かすことができる」という2つの機能があり、湿気がたまりやすい部屋干しのうれしい味方だ。中には、衣類が乾いたと判断したら自動で運転を停止するものもあるため、電気代を気にせず仕事中や外出中に部屋干しができる。

部屋干しと室内の湿度の関係

部屋干しに関する室内湿度の実験では、自然乾燥の場合や扇風機を使用した場合は湿度80%以上の状態が10時間続いたのに対して、衣類乾燥除湿機を使った場合は運転開始から約5時間で40〜60%に下がったという。

部屋干しに関する実験
適切な湿度ゾーンになるまでの時間に注目

ちなみに、同じ実験で部屋干し時の残水率を調べたところ、衣類乾燥除湿機を使った場合は4時間後には洗濯物の水分量が激減し、6時間後には乾いていたという結果に。一方、自然乾燥や扇風機を使った場合は10時間経っても衣類が乾いていなかった。

洗濯物をすばやく乾かし、部屋の湿度を適切に保つことができる衣類乾燥除湿機。普段の洗濯は部屋干しが基本、という方は1台あると便利なアイテムだ。

もう部屋干しで困りたくない! そんなときは衣類乾燥除湿機を使おう

「衣類乾燥除湿機なんて、大きくて置く場所がない」と思う人もいるかもしれない。しかし、最近では一人暮らしや二人暮らし世帯に向けたコンパクトなサイズの衣類乾燥除湿機が登場している。

衣類乾燥除湿機の使用イメージ

例えば、パナソニックの衣類乾燥除湿機のサイズは小さいもので奥行き17.7cm×幅43.6cm( F-YZVXJ60の場合)。持ち運びしやすい小型の段ボールくらいのサイズで、ハンガーラックや洗濯物干しの下に置いて使うことができる。省スペースなので、1Kや1LDKの部屋でも設置場所に困らない。

また、ナノイーXを放出して花粉の抑制※※1をしたり、寝具の湿気やニオイをケアできたりと、部屋干し以外に活用できるモードも搭載されている。梅雨時期に限らず、一年中活躍しそうだ。

実際にこのシリーズを使用しているみなさまからは、
「衣類乾燥除湿機を使ったら深夜に干しても朝にはちゃんと乾いている 」
「除湿機能や衣類ケア機能があって大活躍している」
「乾燥機にかけられないおしゃれ着を干すときに便利」
「洗濯物を干す時間が短くなって、インテリアがすっきりした」
「生乾き臭もなく、部屋干しで干したと思えない仕上がり」
といった声が届いています。

これ1台で洗濯物が4〜6時間ほどで乾き、「ナノイーX」の効果でニオイの原因となる菌も除菌※※2できる。 これまでネガティブだった部屋干しのイメージが、がらりと変わりそうだ。忙しくて洗濯の時間が取れない人、狭い室内に洗濯物を干しっぱなしにしたくない人は、ぜひ検討してみては。

※※1:吹き出し口から約40cmでの約6時間後の効果です
※※2:約6畳空間での約7時間後の効果です。数値は実使用空間での実証結果ではありません

電気代が気になる、という方も多いと思いますが、パナソニックの衣類乾燥除湿機には洗濯物の乾き具合を判断する「カラッとセンサー」があるので、衣類が乾いたら自動で運転を停止することができます。仕事中や外出中でも、洗濯物が乾いた後のつけっぱなしを気にせず省エネで使えるので、ぜひ試してみてください」

部屋干しのコツを知って、今年は洗濯物の悩みのない、快適な暮らしを手に入れよう!

衣類乾燥除湿機F-YZVXJ60

衣類乾燥除湿機F-YZVXJ60

除湿可能面積の目安※5:木造7畳 / プレハブ11畳 / 鉄筋14畳
除湿能力/タンク容量:定格5.6L/約2L
衣類乾燥スピード※1:約108分
ルーバー・送風:スイングルーバー/上下自動・左右固定ワイド約 100cm
モード:冬モード・部屋・衣類・寝具ケア

<注意事項>
感電や故障の原因となるため、水回りでのご利用は避けてください
浴室の湿気対策として使用する際は、浴室の入口(脱衣所部分)に機器を設置してご使用ください

※1:日本電機工業会自主基準(JEMA-HD090:2017)に基づき試験を実施【試験条件】衣類の量 約2kg相当(Tシャツ3枚・Yシャツ2枚・パジャマ1組・下着7枚・靴下2足・タオル3枚)、60Hz、室温20℃、湿度70%、部屋の広さ6畳相当【試験方法】干し方パターンA(傘干しタイプ18本)。衣類乾燥・速乾モード、風向上下:上方向、風向左右:F-YHVX200/スポット、フラップ全開、F-YHVX120/スポット、フラップ全開から1段階閉じ、F-YZVX60/ストレート【試験結果】20℃(梅雨時)F-YHVX200/約58分、F-YHVX120/約75分、F-YHVX90/約97分、F-YZVXJ60/約108分、F-YZVX60/約108分。10℃(冬季)F-YHVX200/約76分、F-YHVX120/約97分、F-YHVX90/約127分、F-YZVXJ60/約135分、F-YZVX60/約135分。なお、実使用時の運転時間は、設置環境や衣類の種類・量・干し方により異なります。
※2:当社基準に基づく。室温20℃、湿度70%、部屋の広さ6畳相当の場合。
※3:当社調べ。Yシャツ1枚(約200g)、長袖肌着1枚(約130g)、トランクス1枚(約80g)、綿パンツ1本(約400g)、タオル2枚(約70g)、靴下1足(約50g)、パジャマ1組(約500g)。各衣類の重さの目安は、(一財)日本電機工業会の自主基準によるものです。
※4:衣類乾燥・速乾モード時。室温20℃、相対湿度60%を維持したときの1日あたりの除湿量。
※5:JEMA(日本電機工業会)規格に基づいた数値。

構成:編集部
イラスト:おふみ

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