【100均ガラスタイルで作る】目地材を使った本格タイルコースターに挑戦しよう!

公開日:2019年8月7日

タイルを使ったDIYの入門編!コースター作りに挑戦しよう

ガラスタイルを使ったコースター3枚
目地材を使うと強度が増し、本格的に見える

キッチンや洗面台など、水回りのDIYで人気のタイルを使ったアレンジ。やってみたいけど、DIY不可の賃貸物件だと部屋には取り入れにくいし、なんだか難しそう……。

そんな時におすすめなのが、手軽にできるタイルを使ったコースター。基本的な手順は壁や床などのタイル貼り作業と同じで、サイズが小さいので簡単に作ることができる。今回は、100均のガラスタイルを使い、タイルDIYの第一歩としてチャレンジしてみよう!

ガラス素材で涼しげ!コツをつかめば簡単にできるタイルコースター

タイルコースターの作り方はカンタン。基本的には①デザインを決める②土台にタイルを貼りつける③目地材を作る④目地材を塗るの4ステップで出来上がる。

ガラスタイルコースターの材料

100均で手に入るガラスタイル、木でできたコースター土台、粉状のタイル用目地材、タイル用接着剤
おもな材料。ガラスタイルと土台は100均、接着剤と目地材はホームセンターで手に入る

〈材料〉
・ガラスタイル ※ダイソーで購入
・木板(10cm×10cm) ※ダイソーで購入
・タイル用接着剤
・タイル用目地材

〈道具〉
・ポリ袋
・ビニール手袋
・ウェットティッシュ
・ヘラ(目地材に付属する場合もある)

※あると便利なもの
・ピンセット……タイルの間隔調整がしやすい
・ブルーシートや新聞紙……作業するテーブル等が汚れないので便利

ガラスタイルコースターの作り方①:デザインを決める

まずはタイルの並べ方を決め、土台に仮に置いてコースターのデザインを決めよう。
目地材が入る隙間の分、タイルどうしの間隔が2~3mmほど開くように並べるのがポイントだ。

土台の上にタイルを置き、並べる様子
土台の上にタイルを置いて並べてみよう
土台の上にタイルを並べ終わった
コースターのデザインが決まった

タイルを並べた状態で写真に撮っておくと作業がしやすい。

並べたタイルをスマホで撮影する様子
並べたタイルはスマホで撮影しておこう

ガラスタイルコースターの作り方②:タイルを土台に貼る

端の4辺からタイルを貼っていく

デザインが決まったら、タイルを接着剤で土台に貼っていこう。
端の4辺を貼ってから、それを基準に内側を1列ずつ貼ると、縦横が揃ってきれいにできる。

ちなみに、タイル用の接着剤がチューブの口やキャップにこびりついて固まると、開かなくなってしまうことがある。チューブの口から垂れた接着剤はウェットティッシュで拭きながら作業しよう。

まず土台に接着剤を1辺分塗り、その上にタイルを置こう。接着剤は少なめに塗ったほうがきれいに仕上がる。

タイルを1列分貼り付けた様子
まずは外側の1辺分だけタイルを置いてみる

接着剤が乾かないうちに、間隔が均等ではない部分やずれがある部分を調整しよう。
調整ができたら、タイルを1つずつ指で土台に押し付け、圧着させる。

貼り付けたタイルの位置を微調整する様子
1列並べたら間隔を調整しよう

1辺分が貼れたら、同様の手順で他の3辺も貼り付ける。

先に貼った1辺を基準に、残りの端3辺を貼っていく様子
同様の手順で右・左・下の端を貼る
土台に外側の4辺分のタイルを貼り終えた
外側の4辺を貼り終えた

端に貼ったタイルを基準に、内側のタイルを貼っていく

4辺を貼り終えたら、縦横を合わせるように内側の部分を1列ずつ貼る。

先に貼ってある4辺に縦横を合わせて内側のタイルを土台に貼る
タイル同士の間隔を揃えて貼るときれい
タイルを土台に貼り終えた
すべてのタイルを貼り終えた

タイルを貼り終えたあと、すぐに目地材を入れてしまうと、タイルがずれてしまう。接着剤が完全に乾くまで3時間以上乾かしてから次の作業に移ろう。

次は、目地材の作り方と塗り方を紹介!

ガラスタイルコースターの作り方③:目地材を作る

接着剤が乾いたら、目地材を作ろう。目地材は乾きやすく、作り置きしておくことができないため、使う直前に作るのがポイントだ。

まず、目地材の粉を使う分だけポリ袋に移す。
大量に作る場合はボウルやバットなどに入れてもいいが、コースター数枚分ならポリ袋で作ったほうが洗い物が少なくて済み、手軽だ。

余った目地材の粉をまた使う時は、口をしっかり閉じ、ジップロックなどの密閉できる袋に入れておこう。

ポリ袋に目地材の粉を入れる様子
今回はコースター1枚を作るために、目地材を袋の4分の1程度使用

粉を袋に移したら、水を少しずつ加えて袋を揉んで混ぜ、ペースト状にする。水は一度に大量に入れず、様子を見ながらペットボトルのキャップくらいの量を入れていくと失敗しにくい。

ポリ袋の中の目地材に水を加える様子
水は様子を見ながら少しずつ入れよう
目地材と水を入れたポリ袋を揉んで中身を混ぜる様子
袋の角に粉が溜まりやすいので気をつけよう

目地材は硬すぎるとタイルの隙間に入らず、柔らかすぎると流れてしまう。
やや柔らかめの味噌くらいの固さになったら目地材の出来上がりだ。

ほどよい固さになった目地材を手に取っている様子
ほどよい固さになったら目地材の出来上がり!

ガラスタイルコースターの作り方④:目地材を塗る

目地材を使う分だけ手に取り、土台に貼り付けたタイルの隙間に押し付けるようにして一気に塗っていこう。

目地材は手にこびりついて汚れやすいので、ビニール手袋をするとよいだろう。

手に取った目地材をタイルに押し付けている様子
目地材を手に取りコースターに塗る
目地材をタイルの隙間に入れ込んでいる様子
隙間は指先で力をこめて入れ込む

タイルの隙間に目地材が入ったら、ヘラで余分な目地材をこそげ落とす。このとき、タイルの上に目地材が乗らないようにしておくと、この後の作業がしやすくなる。

余分な目地材をヘラで取り除いている様子
ヘラの角で目地をえぐらないように注意

余分な目地材を取ったら、ウェットティッシュでタイル表面を拭く。その時、タイルの隙間に入れた目地材がでこぼしていたら、たたんだウェットティッシュの角を使って整えよう。

タイルに付いた目地材をウェットティッシュで拭きとる様子
ウェットティッシュは適度に取り替え、きれいな面で拭こう

目地材を塗り終わったら乾燥させ、いよいよ仕上げ!

表面を拭き終わったら、24時間かけて完全に乾燥させよう。
乾燥後、もう一度タイルの表面に残った目地材をウェットティッシュで拭き、磨きあげたら完成だ!

100均のブロック状の木材にタイルを貼った様子と写真たてにタイルを貼って飾った様子
目地材が乾燥してからタイルを拭くとガラスの透明感が際立つ

涼しげなタイルコースターを夏のおもてなしに

ガラスタイルのコースターに飲み物を置いた様子
冷たいドリンクをさらに涼しげに演出

ガラスタイルを使ったコースターは、透明感があって涼しげ。冷たいドリンクを出すときに敷けば、さらに清涼感を演出してくれ、夏のおもてなしに役立つことだろう。

壁や床のタイル貼りとほぼ同じ手順で作る、本格的なコースター作りに挑戦してみよう!

文・写真=編集部

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