【犬との暮らし】ミニチュア・ダックスフンドと暮らす夫妻の理想の部屋作り
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分譲賃貸マンションで二人と犬1頭の暮らしがスタート
すでにペットを飼っている人やこれから飼おうとしている人は、素敵な部屋を見つけても「ペット不可だから……」とあきらめている場合もあるのでは?でも、誠意をもって交渉すれば道が開ける場合もあることを知っておきたい。
それを教えてくれるのが、ミニチュア・ダックスフンドの“ハイジ”と暮らす平湯さんご夫妻だ。事情があって実家から犬を引き取ることになり、もともとはペット不可物件だったものの、管理会社との交渉の末に飼育を認めてもらえた。交渉のポイントや1LDKで二人と1頭が快適に暮らす工夫を紹介しよう。

プロフィール
名前:平湯太郎さん・なつきさん
職業:会社員
居住形態:二人暮らし+1頭
犬にかかる月々の費用:5,000円〜1万円
犬プロフィール
名前:ハイジ
性別:メス
年齢:13歳
犬種:ミニチュア・ダックスフンド
性格:おとなしくて人懐っこい
ルームデータ
所在地:東京都北区
家賃:122,000円
間取り:1LDK(31.55㎡)
築年数:3年
結婚を機に引越し!部屋の決め手は夫が「駅近」で妻が「日当たり」
結婚を機に新居へ引越した平湯さんご夫妻。当時愛犬のハイジは妻のなつきさんの実家で暮らしていたため、ペット可を部屋探しの条件に入れず、夫妻でこだわりの条件を挙げて物件を探した。
「乗り換えなしで出勤できる路線で、駅近の物件が第一条件でした。二人で内見をした中で、今のお部屋は立地が良くて内装もきれい。1LDKの狭さは少し気になりましたが、駅近でこの家賃ならお得だと思ったくらいです」(太郎さん)
「日当たりの良い物件がいいと思っていたんです。キッチンが広いのも決め手でしたね」(なつきさん)
愛犬を引き取ることに。管理会社に具体的な対策を伝えて交渉
ペットを飼う予定はなかったが、実家で暮らす愛犬のハイジのことが頭にあった。ハイジは8年前になつきさんが公園で保護した犬だ。「ハイジの世話をしている母にもし何かあった時は、私が引き取ろう、と思っていました」となつきさん。
引越した部屋はもともとペット不可とされていたが、建物には犬の足洗い場が設置されているなど、ペットを飼育できる環境が整っていた。なつきさんは交渉次第で犬を迎えることができるかも、と思って密かに安心していたそう。

「1年前に母が病気になって、ハイジの世話ができなくなってしまったんです。それで夫と相談し、引越すことも視野に入れてダメ元で管理会社を通じて大家さんと交渉。『近隣に迷惑をかけない』『物件を汚さないための具体的な対策』『敷金を2ヶ月分積み増す』という3点を伝えたことで、ペットの飼育を認めてもらえました」(なつきさん)


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