1Kでも同棲はできる!1Kで同棲する場合のルールやメリット・デメリット

公開日:2019年4月23日

1Kの物件で同棲はできるのか

1Kで同棲するという選択肢
1Kで同棲するという選択肢

恋人と同棲を始めたい場合、部屋の広さや部屋数はどのくらいあればいいのだろうか。二人の考え方次第ではあるが、1Kで暮らすことも不可能ではない。ただし、1Kの物件は基本的に単身向けに想定されているため、2人以上の入居は断られる場合がある。

今回は1Kで2人暮らしをするメリットやデメリット、向いている人などを紹介しよう。同棲を考えている人はぜひ読んでみて欲しい。

1Kでも同棲は可能。ただし入居条件をよく確認しよう

1Kで同棲はできる?
1Kで同棲はできる?

結婚を前提に、恋人と同棲を始めたい!でも将来のために家賃は節約したい。
そんな場合、頭に浮かぶのが1Kの部屋で同棲をするという選択肢。少々狭くても、好きな人と暮らせるなら気にならない!という人も多いだろう。

ただし、そもそも1Kの物件は単身者が暮らすことを前提とした構造になっており、生活音などの面で二人以上の入居は断られることが多い。

もし1Kでの同棲を考えているならば、募集条件で「二人以上入居可」となっている物件を探すか、不動産会社を通じて大家さんの許可を得てから部屋を見たほうがいいだろう。

実際は二人で暮らすのに「一人で暮らす」と偽って契約をしたり、元々一人で暮らしていた物件に恋人が転がり込んだりすると、規約違反となり、最悪の場合は退去を余儀なくされる場合もあるので十分注意しよう。

1Kで同棲するメリット

狭い部屋での同棲にはメリットも!
狭い部屋での同棲にはメリットも!

二人で暮らすには狭く思える「1K」で同棲するメリットとはどのような点か、順に見ていこう。

メリット① 家賃が安くて済む

1Kの物件で同棲すれば、1LDKや2DKなどの物件に住む場合と比べると家賃を安く抑えることが出来る。可能な限り家賃を節約したいという二人にはベストな部屋といえるだろう。

生活費のなかで多くを占める「家賃」にそれほどお金がかからないので、二人で貯金しやすい環境といえる。
最初は何年か1Kに住んで、お金を貯めてから広い部屋に引越したり、結婚資金にしたりというのも賢い暮らし方だろう。

メリット② いつも相手の顔が見える!

同棲を始めると、生活スタイルによってはすれ違いが生じることもある。
スペースの限られた1Kなら、いつも相手の顔が見ることができ、手を伸ばせばすぐに触れられる距離で暮らすことができる。

メリット③ 細かなところの掃除がしやすい

スペースが広すぎないため、掃除が行き届きやすい。2人で一緒に手分けして掃除すれば、いつもきれいな状態を保つことができるだろう。

1Kで同棲する場合の残念ポイント

残念なところもある1Kでの同棲
残念なところもある1Kでの同棲

1Kで同棲するうえで、我慢せざるをえないポイントもある。デメリットも見極めたうえで検討しよう。

デメリット① 収納スペースが少ない

単身向けに造られている1Kでは、どうしても収納スペースがが少ない。趣味の荷物が多い人や、服や靴などが多い場合には収納に苦労するだろう。

ベッド下収納やハンガーラック、つっぱり収納などのグッズを利用してうまく収納しよう。

デメリット② 3点ユニットバスの場合、お風呂やトイレの使用が不便

1Kによくあるのが、お風呂とトイレ、洗面台が一つの空間にまとまった「ユニットバス」だ。

どちらかがシャワーを浴びている間トイレに入れなかったり、トイレから出てくれないとお風呂に入れなかったり……と生活するうえで不便な点が出てくる。

シャワーを浴びる順番など、先にルールを決めておくのも方法の一つだ。

デメリット③ 一人になれる場所がない

1Kでの同棲では恋人とずっと一緒に入れる反面、一人になれる場所がないのがデメリットとなる。キッチンの他に個室は一つしかないので、一人になりたいと思ってもその空間はない。

同棲生活がお互いのストレスにならないよう、ケンカをしたときはすぐ仲直りすること、言いたいことはきちんと言葉にして伝えることなどを約束しておこう。

1Kで同棲する上で決めておきたいルール

ケンカ防止のためにルールを決めておこう
ケンカ防止のためにルールを決めておこう

1Kで同棲を行うことになると、二人はずっと同じ空間に暮らすことになる。些細なことでトラブルが起きやすいので、お互いが納得できるルールを事前に作っておくことが重要だ。

例えば以下のようなルールを設定してみるのはどうだろうか。

物を買う前にパートナーに相談する

共用スペースに限りがある1Kでは、どちらかが荷物を大量に置いてしまうと部屋がどんどん狭くなってしまう。部屋のスペースを平等に使えるよう、何か買いたい場合は、まず相談して収納できる場所があるかどうかを確認してからにした方が良いだろう。

トイレやお風呂は譲り合う

朝の支度や帰宅の時間が重なってしまうと、順番待ちや思い通りいならずにストレスがたまりやすい。譲り合って使うことができれば良いが、無用なケンカを防ぐには、事前にお風呂や洗面所の使い方について取り決めをしてお区と良いだろう。

プライベートな時間を確保する

1Kで二人暮らしだと、なかなかプライベートな時間を作ることができない。もしストレスがたまる場合は、週に1回などと決めて、お互い干渉せず一人で出かけたり、好きなことをして過ごす時間を設けてもよいだろう。

同棲できる1Kを探す方法

二人入居が可能な部屋の探し方
二人入居が可能な部屋の探し方

1Kは基本的に単身向けなので、入居人数も「一人まで」と決められているものも多い。二人で住むことのできる1Kを探す方法を紹介しよう。

ポータルサイトで条件を絞る

ポータルサイトでは色々物件に関する条件を選択して検索することができる。多くの検索サイトでは「二人入居可」の条件に絞って検索ができるので、同棲できる部屋を探す際はまずこの条件で検索してみよう。

不動産会社で交渉

元々は単身用の1Kでも、大家さんへの交渉次第では二人での入居を許可してもらえる場合がある。大家さんとしてもなかなか入居者が決まらないよりは、条件を緩めてでも入居者に入ってもらえたほうが助かる場合もあるだろう。

気になる物件がある場合は担当の不動産会社に直接問い合わせ、交渉が可能かどうか確認してみるとよいだろう。

1Kでも工夫次第で同棲はできる!

一人用だと考えられている1K。しかし、1Kでもきちんと条件交渉をすれば同棲は可能である。1Kに住むメリットやデメリットを二人でよく話し合い、快適な同棲生活を送れる部屋を見つけよう!

文=池田

一人暮らし歴20年、引越し回数4回、田舎暮らしも経験済みのライター。物件選びは縁が大切と考え、希望条件をいくつかクリアしていればあとはフィーリングで決めるようにしている。

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CHINTAI編集部
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1992年創業、お部屋探しや生活の情報を発信してきた株式会社CHINTAIが運営するWebメディア。引越しに関する情報はもちろん、家事や家計、季節の楽しみなど日々を豊かにする知識を調査・ご紹介。
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