和室の賃貸物件に住むメリット・注意点とは?おしゃれなインテリア事例も紹介

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和室はアレンジ次第でおしゃれな空間になる!

障子の部屋
和室の可能性は無限大

インテリアにこだわりたい!でも、「和室だからおしゃれにできない」と諦めているあなた!
和室だからと言って諦める必要なんてない。昔ながらの和室でもアレンジ次第でおしゃれな部屋にできるのだ。

今回は、和室に住むメリットや注意点、またおしゃれにアレンジする方法と実例を紹介する。和室にマッチする色やインテリアを知って、実例からヒントを得てみて欲しい。

和室の賃貸物件に住む5つのメリット

まずは、和室の賃貸物件に住むメリットを紹介しよう。

和室のメリット①:適度な湿度を保ちやすい

そもそも和室は日本に昔からある伝統的な部屋である。つまり湿気の多い日本の風土に合った居室なのだ。

和室で使用される畳には調湿効果があり、湿気の多い夏は空気中の水分を吸収して湿度を抑えてくれる。一方、乾燥しがちな冬は水分を蓄え適切な湿度を保ってくれる。

このような和室の畳の効果から、1年中部屋で快適に過ごすことが可能となる。

和室のメリット②:吸音性に優れている

畳の原料であるい草は、吸音性に優れている。

い草は多くの空気を含み、洋室で使用されるフローリングなどと比べると音が響きにくい。また、い草にはクッション性があり、何か物を落としてしまったときにも大きな音になりにくいという利点もある。更に、ファミリー世帯であれば赤ちゃんがはいはいしたり歩き始めたりした時期に転んでも安心である。

和室のメリット③:そのまま座ったり、寝転んだりできる

和室の醍醐味といったら、ゴロリと寝転ぶ心地よさだろう。

畳にはクッション性があり、座布団やマットなどを敷かずに直接座ったり寝転んだりしても痛くない。最近では「畳ベッド」という物があるほど、畳のファンがいるようだ。

和室のメリット④:温かみがある・畳の香りに癒やされる

触れるとひんやり冷たいフローリングに対し、和室に敷かれた畳からは温かみを感じられる。また、い草の香りに癒やされるという人は多い。どこか居心地が良く、ぬくもりのある和室には、洋室にはない良さがある。

和室のメリット⑤:家賃が安めであることが多い

広さや立地などが同じような条件であれば、洋室の部屋に比べると和室の方が家賃は安いことが多い。

同じ条件であれば、和室を候補に入れることで、安い家賃で条件を満たした物が見つかる可能性は高まるだろう。

和室の賃貸物件に住む際の4つの注意点

多くのメリットがある和室。その一方で、和室に住む際注意すべきこともある。

注意点を4つ紹介しよう。

和室の注意点①:築年数が古い物件が多め

近年、新しい物件はフローリングの部屋であることが多いため、和室で家賃の安い物件は築年数の古い物が多い。

そのため、物件の浴室やトイレ、キッチンなどの設備が古くて使いにくいこともある。

また、昭和56(1981)年6月に耐震基準が変更されたため、それ以前に建てられた物件は、現在の耐震基準を満たした建物かどうか一度確認しておいた方が良いだろう。

内見の際、部屋だけではなく設備面や構造面もしっかりチェックしておこう。

和室の注意点②:畳は傷みやすい

畳はい草でできているため、日の当たる部屋ではどうしても日焼けしやすい。

窓にUVカットフィルムを貼るか、遮光カーテンやUVカットカーテンを使って紫外線対策することで劣化を軽減できる。

また、反対に日当たりや風通しが悪い部屋だと、畳の湿度調節機能の許容範囲を超えてしまった湿気が溜まりカビが生えてしまうこともある。こちらは湿気が溜まりすぎないよう、こまめに窓を開けて換気をして対策しよう。なお、ダニやカビの温床となってしまうので、カーペットや布団を畳の上に置いたままにするのはおすすめしない。

さらに、畳はやわらかい素材なので重い家具を置くと凹んでしまう。なるべく一点に集中して荷重をかけないようにする、定期的に家具の場所を動かすなど配慮が必要だ。

和室の注意点③:こまめに掃除する必要がある

畳には隙間があり、ホコリが溜まりやすいという特徴があるので、こまめに掃除する必要がある。

フローリングであれば、食べ物や飲み物をこぼしてもさっと拭けば綺麗になるが、畳の場合は汚れがその隙間に染み込み取り除くことが難しい。

十分に拭いたとしても、内部に残った汚れが原因でシミが残ったり、強く拭くことで畳を傷めることもある。畳は水分を嫌うため、基本的にはほうきで掃き、乾いた雑巾やフローリングワイパーで乾拭きするのが良い。汚れがひどい場合は、硬めに絞った雑巾で水拭きした後、乾いた雑巾でよく拭き、しっかりと乾かす。

週1回程度の掃除をきちんと行えば、汚れが溜まらず長持ちする。

和室の注意点④:退去時に和室ならではの「原状回復費用」がかかる可能性がある

賃貸契約は、貸す側と借りる側の双方の合意に基づいて行われるものである。

しかし、原状回復の費用については、大家さんと入居者のどちらが支払うかをめぐってトラブルが多いため、国土交通省の原状回復をめぐるトラブルとガイドラインによって目安が定められている。

ガイドラインによると、畳の日焼けや家具の重みで凹んだなどの経年劣化であれば、修繕費は貸主(大家さん)の負担としている。

反対に食べ物をこぼしたシミやタバコの焼け跡、物を引きずってできた傷など、自然劣化ではなく入居者の不注意による修繕費は、入居者が負担することになる。

以下は畳と障子の修繕にかかる修繕費用の相場だ。

畳の表替え 4,000~9,000円/1畳
畳の裏返し 4,000~6,000円/1畳
障子の張替え 2,000~4,000円/1枚
ふすまの張替え2,000~3,000円/1枚

6畳の部屋であれば、すべて張り替える場合は6枚分の値段がかかり、かなり高額になる。

契約時に原状回復の範囲をしっかりと確認しておこう。

和室の賃貸物件を選ぶ際のポイント

障子と畳の部屋
4つのポイントを押さえよう

和室の賃貸物件を選ぶ際にはいくつかのポイントがある。

ここからは和室の物件選びのポイント4つを紹介しよう。

和室の物件選びのポイント:築年数や設備が古い物件は耐震基準を確認する

極端に築年数が古い物は、設備面や構造面、耐震面で不安がある。

耐震が気になる人は、1981年6月に新耐震基準を定められているので、それ以降の物件を選ぼう。また、2000年6月には木造住宅に関する改正が行われている。この時期以降の物件なら「震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷、震度6強から7に達する程度の大規模地震でも倒壊は免れる」という現在の基準と同じなので安心だ。

また、設備面を重視したい場合は、築10年以内なら各ハウスメーカーが新しい設備を導入している可能性が高い。もう少し妥協できるなら、バスとトイレが別、インターネット対応など基本的な設備が整っている築15年〜20年なら、築年数が浅い物件より安く借りられる。

和室の物件選びのポイント:極端に日当たりが良い・悪い物件は避ける

極端に日当たりが良い場合、畳の性能が劣化したり、表面が日焼けしてしまったりして見栄えが悪くなる。

反対に、畳は湿気を吸収する性質があることから、日当たりが悪い場合は、湿気が溜まりカビやダニが発生しやすくなる。

日当たりはほどほどで風通しの良い物件を選ぶと良いだろう。

和室の物件選びのポイント:畳の張替え時期を確認する

通常、畳は10〜20年で表面を交換したり、裏返したりというメンテナンスをする。つまり、入居したのが9年目であれば入居中に寿命を迎えるか、交換作業をする可能性がある。

入居する前に、前回畳を張替えた時期について確認しておこう。

和室の物件選びのポイント:収納の広さを確認する

古い和室には押し入れなどの収納がなかったり、極端に少なかったりする場合がある。収納がない場合は、部屋に収納家具を置く必要があり、同じ広さの部屋でも収納があるかないかで使えるスペースはかなり違ってくることを考慮しておこう。

次のページでは、和室の賃貸物件をアレンジするコツをご紹介!

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