狭くても快適に!四畳半の部屋での家具の選び方・レイアウト方法
四畳半の部屋でもレイアウトを工夫して快適に過ごしたい!

一人暮らし向けのワンルームや1Kの間取りの部屋によくある、四畳半の部屋。比較的狭いため、家具のレイアウトが難しいことも多い。
しかし、狭いからといって快適に過ごせないわけではない。工夫次第では、過ごしやすい開放感のある空間を実現できるのだ。
そこで今回は四畳半の部屋でも広く感じられるような家具の選び方やレイアウトについてご紹介しよう。
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このページの目次
四畳半とはどのくらいの広さ?
まず、国土交通省が発表している「住生活基本計画」によると、一人暮らしの生活に最低限必要な住宅の広さは25m2となっている。一畳=1.62m2なので、四畳半は7.29m2。
四畳半の居室の他に、仮に1.5畳のキッチンとユニットバスがついていたとしても、物件の広さはおおよそ14~15㎡程度となるだろう。このことからも四畳半の広さは比較的狭いため、家具の選び方や配置方法などを工夫する必要があるのだ。
ちなみに畳の大きさは地方によって若干異なり、関西では「京間」、関東では「江戸間」がよく使われている。
京間は4畳で7.3m2で江戸間は6.2m2ほどとなっており、同じ4畳でも広さの違いあるということも覚えておいた方が良いだろう。
新しく賃貸契約をするときに、同じ畳数でも実際の広さは異なるという可能性が大いにあり得る。契約前にきちんと確認し、わからないことがあれば担当の方に厳密な広さを聞くようにしよう。
四畳半の部屋のメリットとは?

四畳半の部屋は狭くて家具が置きにくく、過ごしにくいというイメージを持っている人がいるかもしれない。しかし、四畳半の部屋には狭さゆえのメリットもある。
四畳半のメリット①冷暖房効率が良い!
四畳半の部屋は狭い分、冷房・暖房の効果がすぐ部屋全体に行き渡るのがメリット。冬は暖かく、夏は涼しく過ごしやすい。
四畳半のメリット②必要なものにすぐ手が届く!
部屋が狭い分、移動しなくても必要なものに手が届くのでラク。自分にとって最高に使いやすいミニマルな空間をを実現できる。
四畳半のメリット②すっきり暮らす習慣が身につく!
四畳半の部屋ではスペースが限られるため、おのずと部屋に置ける家具の数が限られてくる。本当に必要なものだけを置き、不要なものを断捨離する習慣を身につけることができるだろう。
次のページでは、四畳半レイアウトのコツを紹介する。家具の選び方や色の使い方、配置のコツをみて快適な部屋を作ろう!