家賃がお得なだけじゃない!新築にはない雰囲気の「レトロ賃貸物件」の魅力

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「古くて不便」はもう古い! 魅力いっぱいの「レトロ賃貸物件」とは?

築年数が経っている物件ならではのデザインが魅力
築年数が経っている物件ならではのデザインが魅力

「築年数が古い物件は嫌だ!」と、お部屋を探すときに「築年数」を基準に物件を絞っている人は少なからずいるのではないだろうか。

しかし、古い物件に対して汚い、不便、危険…とマイナスのイメージを持っているとしたら、実にもったいない! 新築や築浅の物件にはないレトロな雰囲気があるうえ、家賃が安く構造もしっかりしている物件も多い。近年流行の「レトロ賃貸物件」の魅力についてご紹介する。

レトロ賃貸物件の定義とは?

和室や和室をリフォームした部屋がある
和室や和室をリフォームした部屋がある

「レトロ物件」に明確な基準はないのだが、少なくとも築年数15年を超えた築浅ではない物件と定義していいだろう。マンション、アパート、一戸建てのいずれも同じだ。

特に、90年代前半よりも以前に建てられた物件に関しては和室(畳の部屋)がある物件も珍しくない。リフォームで和室の畳をフローリングに変えている場合もあるが、長押や押入れなどその名残が残っていることが多い。

築年数が古くても、建物全体がリノベーションによって近代的なデザイナーズ物件に生まれ変わっていることもある。洗練された魅力はあるが、こうした「リノベーション物件」は、今回紹介する「レトロ物件」には当てはまらないかもしれない。

家賃や構造、古きよき雰囲気……レトロ賃貸には魅力がたくさん!

ちょっと変わったデザインや雰囲気の物件も見つかる
ちょっと変わったデザインや雰囲気の物件も見つかる

古い物件は汚くて不便とマイナスの印象を持っている人に、ぜひレトロ物件の魅力を知ってほしい。
ここではレトロ物件の魅力を紹介する。

レトロ賃貸の魅力①家賃が安い

まず、なんといっても家賃が安いのは大きなメリット。住みたい街として人気の横浜駅の家賃の相場をもとに、「築年数15年以内」の1K物件と、「築年数にこだわらない」場合の1K物件を比較したところ、1万1000円も違うことがわかった。※1

▼築年数15年以内・1Kの場合
7万8000円

▼築年数設定なし・1Kの場合
6万7000円

※1 CHINTAIネット 2019年3月29日時点の情報

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レトロ賃貸の魅力②構造がしっかりしている

建築された時期によるが、特にバブル期に建築されたレトロ物件は構造がしっかりしている傾向にある。現在ほどコストパフォーマンスが重視されていなかったので、資材がふんだんに使われていたり、こだわった構造になっていたりするからだろう。

レトロ賃貸の魅力③現代の物件にはないレトロな雰囲気

レトロ賃貸の特徴といえば、温もりのある建具や作り付けの家具だ。昭和時代には一般的だったデザインも、現代においては逆に新鮮に感じることだろう。

レトロ賃貸の魅力④古きよき畳

近年は畳のよさが見直されている。部屋の温度・湿度を調節する効果があったり、い草の香りでリラックスできたりするとも言われている。

実は人気の北欧家具とも相性がよく、畳と洋風家具をコラボレーションさせたインテリアを楽しむ人も多い。

レトロ賃貸物件に実際に住んでいる人は古さを生かしている

実際にレトロ物件に住んでいる人の部屋をのぞいてみると、古さを生かして快適に暮らしている。ピカピカの新築も魅力的だが、ビンテージ感のある物件の味わい深さがわかるはずだ。

レトロ物件インテリア事例①ヴィンテージ家具でレトロな雰囲気を盛り上げる

物件の年代に合わせた昔の家具や雑貨を集めて飾ってみては?思いっきりレトロを楽しむのもあり。

レトロ物件インテリア事例②長押を生かした魅せる収納

和室の「長押」(なげし)を生かしてバッグを収納するアイデアはすぐに真似できる。ポスターやファブリックパネルを飾ってもおしゃれ。

レトロ物件インテリア事例③押入をデスクにアレンジ!

押入れの扉をはずしてデスクやオープン収納に変えることも。マスキングテープを使えば問題なく原状回復できる。

レトロ物件インテリア事例④北欧と和の組み合わせを楽しむ

北欧と和の組み合わせはマッチする。畳にシンプルなソファを置くだけで温もりのあるモダンなインテリアに早変わりだ。

レトロ賃貸物件を探すときは水まわりと耐震基準を確認

キッチンやトイレなどの設備は新しいほうがいい
キッチンやトイレなどの設備は新しいほうがいい

レトロ物件は築年数が古ければ古いほど魅力が増すわけではない。おしゃれも大切だが住み心地や安全性はそれ以上に重視するべきだろう。探すときの注意点を紹介。

水まわりがリノベーションされているかチェック

キッチン、バス、トイレなどはリノベーションされている物件のほうが住みやすい。水まわりの設備が古いと、漏水したり湿気でカビが生えたりすることもある。

空室情報が公開された時にリノベーションされていなくても、部屋が空いたタイミングで工事をする場合もある。不動産会社や大家さんに確認してみよう。

耐震基準が改正された1981年6月以降の物件を探す

古い物件で気になるのは地震への強さ。耐震基準が「震度5強」から「震度6強から7程度」に変わった1981年6月以降に建築が始まった物件を選ぼう。建物の構造には木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造あるが、いずれも新耐震基準のほうがリスクを減らせる。耐震性には地形や地盤も影響するので、周辺の地域も調べておこう。

レトロな賃貸物件も視野に入れてみよう!

古い物件に抱いていたマイナスのイメージがかなり払拭されたのではないだろうか。温もりのあるレトロ物件に住んでみたいと思った人もいるだろう。条件に合った物件なら、レトロでも快適に過ごせるはず。お部屋探しの際はレトロ賃貸物件も視野に入れてみては?

文=金子志緒

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