女性の一人暮らしで気をつけることは?部屋探しのポイントや注意点

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一人暮らしを始める前に。女性が気をつけるべき条件を整理しよう

物件の条件を考える女性
女性の一人暮らし。どのような条件を重視する?

女性の一人暮らしでは、部屋探しをする際にどんなことに気をつけるべきだろうか。物件検索サイトを見てみると、細かい条件のチェックボックスがたくさんあり、どれを選んだら良いのかわからなくなってしまうことも多い。

そこで今回は、女性が一人暮らしをするときにしっかり決めておきたい条件を紹介する。

この記事でわかること
一人暮らしなら、オートロックや共有部分の防犯カメラは重要
部屋が2階以上であれば、物件周辺を通行する不審者から部屋を覗かれるリスクが少ない
街灯やコンビニがあって駅までの道が明るいか、もチェックしたいポイント

女性の一人暮らし条件① オートロックや防犯カメラ

オートロック
女性の一人暮らしではセキュリティにこだわりたい

まず女性の一人暮らしで気をつけるべきは防犯対策。セキュリティ設備の有無はしっかりチェックしておこう。

まず押さえておきたいのはオートロック。不審者が侵入するリスクを軽減できる。また、インターホンもモニター付きだとさらに安心。不要な訪問販売、怪しい人物が訪ねてきても顔を合わせずに対応できるので安心だ。

ただし、オートロックも万能ではない。オートロックがついているからといって、自室の玄関を施錠せずに短時間でも外出するのは絶対にNGだ。また、オートロックをくぐらず、塀などを乗り越えて建物内に侵入できるような箇所がないか、人目につきづらい場所はないかなども合わせてチェックしよう。

さらに、共用部に防犯カメラがあるというのも心強いポイント。空き巣や集合ポストを荒らす人物などは、防犯カメラがあるだけで近づきづらくなる効果がある。仮にストーカーなどのトラブルに巻き込まれた際にも、犯人を特定しやすいというメリットがある。

女性の一人暮らし条件② 部屋の階数

防犯対策もできる2階建て以上の物件
防犯を意識するなら2階以上に

部屋探しで防犯面を意識するなら、部屋の階数にもこだわるべきだろう。

2階以上であれば、物件周辺を通行する不審者から部屋を覗かれるリスクが少ない。また、目の前に建物などがなければ、昼間は窓やカーテンを開けて過ごすこともできて快適。また、階数が高いほど虫が侵入する確率が低いというメリットもある。

とはいえ、2階以上であっても空き巣などの犯罪者がよじ登って侵入した事例もある。ベランダや壁面に足場となる配管などがないか、死角となる場所がないか念入りにチェックを。

女性の一人暮らし条件③ 立地や周囲の環境

夜でもにぎやかな渋谷
繁華街は便利な反面、夜でも騒がしいかも?

部屋探しをするときは、立地や周囲の環境も忘れてはいけない条件となる。

駅から離れれば家賃は抑えられるが、その分毎日の通勤・通学が不便になる。また、夜道が暗く、人通りが少ない場所では女性の一人歩きも危険だ。駅から遠い物件を選ぶ際には、街灯やコンビニがあるなど、駅までの道のりが明るいかどうかを確認しよう。

一方、駅に近い物件であれば帰り道も人通りが多く安心。毎朝の準備も余裕をもって行えるというメリットがある。ただし、駅の近くでは夜でもにぎやかな場合がある。駅近に気になる物件が見つかったら、夜にも内見に行って周辺環境を確かめるのがよいだろう。

女性の一人暮らし条件④ お風呂やトイレなどの水まわり

水まわり設備の清潔感や使い勝手は要チェック
水まわり設備の清潔感や使い勝手は要チェック

特に女性の一人暮らしでは、お風呂やトイレなど水まわりの清潔感を気にする人も多いだろう。

一人暮らし向けの物件では、お風呂とトイレが一緒になっている、いわゆる「3点ユニットバス」も多い。

3点ユニットバスの物件は家賃が安い傾向がある。またお風呂とトイレ、洗面台など水まわりの掃除を一気にできるので意外と便利。お風呂についてあまりこだわりがないのであれば検討してみるとよいだろう。

ただしお風呂の湿気がこもりやすいので、トイレットペーパーがしわしわになってしまったり、お風呂に入った後に洗面台を使おうとすると床がぬれていたり……とちょっと不便な点も。お風呂やトイレは毎日使用するものなので、使い勝手や広さなどをしっかりチェックするようにしよう。

女性の一人暮らし条件⑤ キッチンの広さ

キッチン
使いやすい台所も重要だ

これから一人暮らしを始める女性の中には、自炊をがんばりたいと思っている人も多いだろう。キッチンの広さもチェックしておきたいポイントだ。

ガスコンロやIHヒーターが備え付けの場合、一人暮らし向けの物件は1口しかついていないところも多い。コンロが2口以上だと、たとえば味噌汁を作りながら炒め物を同時進行で効率よく作ることができて便利。その点も考慮したうえでお部屋を探したほうがいいだろう。

また、キッチンのまわりに調理器具を収納する棚や、まな板を置くスペースがあるかどうかも重要だ。内見の際には実際に料理をする際のことをイメージして、すみずみまでチェックをするとよいだろう。

女性の一人暮らし条件⑥ エアコンの有無

家賃に影響するエアコン
備え付けエアコンの有無は家賃にも影響する

特に初めての一人暮らしの部屋探しでは、家具・家電など色々買いそろえなければならないものも多く、お金がかかる。その点、お部屋に備え付けのエアコンがあれば、自分でエアコンを購入しなくても夏や冬を快適に乗り切れるだろう。備え付けのエアコンなら、自然に壊れてしまったときでも大家さんが修理してくれる。

特に、女性は冷え性の人も多い。エアコンの有無だけでなく、不動産会社の担当者に建物構造や窓の断熱性なども尋ねてみるとより安心だろう。

女性の一人暮らしの部屋探しは希望の条件を決めておこう

今回は女性の一人暮らしで気をつけるべき部屋探しの条件についてご紹介した。これから転居を考えている方は、今一度、お部屋探しの条件について見直してみてはいかがだろうか。

文=瀬藤みのり
ライフスタイルを中心に執筆するwebライター。ブログで「おうち活動日記」在宅ワークの魅力について発信中

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CHINTAI編集部
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1992年創業、お部屋探しや生活の情報を発信してきた株式会社CHINTAIが運営するWebメディア。引越しに関する情報はもちろん、家事や家計、季節の楽しみなど日々を豊かにする知識を調査・ご紹介。
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